ワーキングホリデー(YMS)で渡英をご検討中のみなさん、現地イギリスでの「仕事探し」をどうするか考えていますか?
私は10年弱続けた仕事を辞め、カナダ&イギリスのワーキングホリデーを行いました。
英語力が高かったわけでもなく、仕事といえば公官庁での就労経験しかなかった私。
きちんとした情報収集を行わず、友達の体験談や膨大なワーホリ体験ブログの記事を参考に日本を飛び出しました。
「死ななければ多少の失敗は笑い話になる!」という気概で渡航したので、現地では失敗したりお金を無駄にしてしまったことが数えきれないほどあります。
そんな破天荒なアラサーワーキングホリデー経験を持っている私ですが、現在の留学カウンセラーのお仕事はイギリスで頂くことができました。
2年以上の海外滞在中色々ありましたが、本当にラッキーなワーキングホリデーを行うことができたと有難く思っています。
そんな自分の体験を交えながら、イギリスYMSでのお仕事探しについてご紹介していきたいと思います。
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目次
実際の所、皆はイギリスでどんな仕事をしている?
Contents :
「ワーキングホリデーってどうせ日本食レストランでしかバイトできないんでしょ?」
「カフェで日本語教えて小遣い稼ぎとかするの?笑」
これは、私が前職を辞める前に実際に上司や先輩から言われた言葉です。
仕事を辞めようとしている私に、軽い気持ちで言った言葉かもしれませんが、とても悔しかったことを覚えています。
しかしその悔しい気持ちをバネに私は様々な仕事に挑戦することができました。
そんな私のイギリスでの仕事探し&実際に友人達が行っていた仕事についてロンドンでの得やすい仕事6分野としてご紹介いたします。
希望業種にて即戦力として働くことができる英語力が無い場合は、事前に語学学校で英語に慣れておくことをお勧めいたします。
①飲食業:英語力が低くてもスタートできる「ジャパレス」
ワーキングホリデーで1番選ばれる職種といえば飲食業ではないでしょうか?
海外に着いてすぐ仕事を始めたい方や、英語力にあまり自信が無い方はジャパレス(ジャパニーズレストラン)を選ばれることをお勧めします。
海外での日本食のあり方を学びたいという方や、日本の文化を広める仕事に携わりたいという思いから日本食レストランでのアルバイトを選ばれる方も多くいらっしゃいました。
シフトに融通が利くため語学学校に通いながら働くことができたり、まかないが出ることで食費を浮かせることができるというメリットもあります。
私自身もスターバックスコーヒーで働いたことがありますが、日本人が全くいない環境で働くことは大変ながらもとてもやりがいがありました。
②販売業:自分の好きな分野に携わる「セールスアシスタント」
飲食店に次いで探しやすい職種だと販売業があります。
英語力があまり問われないものだと、お土産屋さんや日系の小売店等があげられます。
なお、イギリスのロンドンにはユニクロや無印良品の店舗が多くありますが、日系企業とはいえ店長やスーパーバイザーが日本人ではないお店がほとんどです。
英語でのコミュニケーション能力が求められることに注意が必要です。
高級専門店で働くアジア人ワーホリは、英語が堪能な韓国人や台湾人の方が多くはなりますが、日本人でも働いている方はいらっしゃいますよ。
憧れの英国ブランドのショップで働く経験もなかなか貴重ですな体験ではないでしょうか?
③サービス業:日本での職歴がある程有利「専門職」
ロンドンにはたくさんのサービス業があり、日系のお店も多いため選択肢がとても多くなります。
美容師、マッサージ師、ネイリスト等の経験がある方は活躍できる場が多いです!
(中には未経験の方でも一から教えます!というお店もありますが、経験者の方が当然ながら優遇されます。)
また、医療関係者や歯科衛生士の方等は、経験を活かして医療機関での事務に従事することもできると思います。
ロンドンのような大都市だと日系医療機関も多いため安心して仕事を探すことができます。
日本人ガイドとして様々な観光地に行くことができる為、旅行好きの方は楽しみながら働くことができます!
④オフィスでの仕事:ワーホリは企業では働けない?
ロンドンの場合、日系企業が多いためオフィスワークに就くことができるワーホリの人が多いです。
もちろんワーキングホリデーは2年間しか滞在できないので、フルタイムで雇ってくれる企業は多くはありません。
しかし、1年以上のビザがあるなら働いてほしいという企業や、パートタイムでいいので入力事務をしてくれる人を募集しているという企業もあります。
(あとは、産休カバーで短期オフィスワークの求人が出ることも!)
他にも新規飲食店のマネージャー職や医療機関の入力事務のポジション等も見受けられます。
(Mixb等でも不動産会社や会計事務所が個別で求人を出していることもあります)
英語力によっては幅広い業種の仕事に申し込むことができるため、語学学校での英語力向上は必須といえます!
⑤イベントスタッフ:海外だからこそ楽しい日雇いの仕事
ワーキングホリデーで渡英する方は、みんながみんなフルタイムで働きたいわけではありません。
中には語学学校と旅行を楽しんだら帰国したいという方もいます。
がっつり働くつもりはないが働く経験を積んでみたい方や、隙間時間で少し小遣いを稼ぎたいという方は、日雇いのお仕事を選ばれるといいかと思います。
ロンドンだと、ハイパージャパンやジャパン祭りといった日本の文化を紹介するイベントが開催されるため、各企業がイベント出店の為のイベントスタッフを募集することがあります。
⑥ホスピタリティ系:日本では挑戦したことない「住み込みの仕事」
日本ではあまり住み込みの仕事を経験したことが無い方もいらっしゃると思います。
貴重な海外生活だからこそ、日本ではした事が無いことに挑戦してみたい!とゲストハウスや地方のホテル等で住み込みのバイトを経験されている方もいます。
(ロンドン等の大都市でも学生寮の住み込みマネージャーや住み込み清掃スタッフのポジションが募集されていたりします。)
ナニーの仲介&派遣を行っている会社や、イギリス在住の日本人が直接ナニーを募集している場合もあります。
給与の支給や勤務条件を曖昧にされやすい業種でもあるので慎重に仕事を選びましょう。
上記以外にも面白い仕事はまだまだあります!
大きな都市ほど面白い仕事のチャンスがあるものです。
リモートワークで日本のお仕事を継続し、日本円でお給料をもらいながらワーキングホリデーを行っている方もいらっしゃいます。
滞在方法は十人十色!人と同じである必要はないので、自分のライフスタイルに合った生活をイギリスでも楽しんでください!
なお、仕事探しについては、家探しと同様、細心の注意を払って行ってください。
日本語で出ている求人であっても、オーナーが得体の知れない人の場合もありますし、実際にセクハラやパワハラ等の被害を受けている人もいます。
契約書に書いてあること以上の職務を強要したり、最低賃金を払ってくれない経営者もいます。
面接時において、信頼のできる会社であるかどうかを見定める必要があります。
また、語学学校の友人からお勧めの求人情報を紹介してもらえるケースもありますので、出発前から悩み過ぎず、現地できちんとした情報収集を行って十分間に合います!