実学的な授業が魅力!憧れのアメリカへの進学留学

留学体験

"実学的な授業が魅力!憧れのアメリカへの進学留学"

お名前 Fさん
留学先 アメリカ (カリフォルニア)
学校 California State Polytechnic University, Pomona
期間 4年間

学校/コースについて

 

California State Polytechnic University, Pomonaのキャンパス内にある大学付属の語学学校、

Cal Poly English Language Instituteにて8週間の語学研修

California State Polytechnic University, PomonaにてHotel and Restaurant Managementを専攻

 

留学中に体験した大変だったこと

 

最初の語学学校でのレベル分けのテストでは、スピーキングのテストがなかったため5レベル中1番上のクラスに入れてしまいました。クラスメイトは夏休みに短期留学に来ていた台湾人、韓国人、タイ人がほとんどでしたが、当時の私はみんなのスピーキング力に圧倒されました。今思えば、恐らく文法の間違いなどは多かったと思うのですが、そんなことは気にせずとにかく話す!話す!話す!で、英語が好きで得意科目でもあった私はいきなり自信を喪失することとなりました。最初の頃はもう全く会話についていけず、毎回授業後には「今日も一言も発言できなかったな・・」と落ち込む毎日でした。クラスメイトからは、「Don’t be shy!」と言われるのですが、決してシャイなわけではないのでそれがまたプレッシャーとなってしまいました。そして授業外では、各国の生徒の自国に関する知識とプライドに圧倒されることが多く、かなり濃く刺激の多い8週間となりました。

また、1年生の間は2人部屋の寮に滞在していましたが、ルームメイトの彼氏が常に部屋にいたり、私が部屋に戻るとルームメイトの友達が私のベッドに靴のまま上がっていたり、私のゴミ箱にいつの間にかバナナの皮が捨てられていたり・・等驚きの連続でした。でもきっと、日本人の常識では当たり前なことがアメリカでは当たり前ではないだろうし、彼女たちの文化の中に生活をしに来ているのは私のほうなのだからこんなことを気にしていては4年間やっていけない!!と思うようにしました。それでも、さすがに上の部屋から流れてくる爆音に悩まされた時には寮長に何度も相談していました・・

 

印象に残った授業内容/学習方法は?

 

私が専攻していたホテル・レストラン経営学部専用のビルがあり、そこにはキッチンやレストランも併設されていました。また、大学内にはホテルもあり、キャンパスの広大さと実学的な授業を行うために充実している施設は、アメリカならではだと感じました。印象に残っている授業は、ビールのクラスやワインのクラスです。ほぼ毎回授業の中でテイスティングをしたり、グループワークでビールを造ったり、フィールドトリップでワイナリーへ出かけたりしました。そして必ず料理のクラスを取らないといけないのですが、想像していたよりもずっと本格的でした。皆で揃いのユニフォームを着て、本格的なナイフセットを担いでキッチンへと通い、1学期10週間で料理の基礎から本格的な盛り付けまで叩き込まれました。

料理のクラスの次には、グループに分かれてレストランを運営する準備を1学期間かけて進めていくクラス、そして締めくくりとして実際にレストランを1学期間運営していくクラスがありました。これがなんとも大変なクラスでした・・どのグループにも1週ずつマネジメントウィークというものが回ってきて、それ以外の週にはキッチンやホールで週ごとにそれぞれの役割が変わっていきます。自分のグループのマネジメントウィークには何をスペシャルメニューにするのか、そのためにはどんな材料をどれぐらい仕入れるのか、どのようにコストコントロールをするのか・・などなど、事前の準備からとにかく大忙しでした。どれだけ準備をしていても、何かしら当日のハプニングは付き物で、スープを多く注ぎすぎて途中から足らなくなってしまった、グリル担当が火傷をしてしまったといったこともありました。本当に大変な10週間でしたが、毎日一緒にレストランを運営し、毎週金曜日には打ち上げ、週末にも集まって出かけたりと、ここまでクラスメイトとの距離が縮まったクラスは他にありませんでした。

 

留学生へのアドバイス

 

私はアメリカへの強い憧れを抱いて留学をしましたが、結果的にカリフォルニアという様々な人種が集まる土地でたくさんの国際交流ができました。最初の語学研修中には、まずは他の国からの留学生と知り合いその国の文化に触れることができ、海外に行って改めて日本の文化の素晴らしさを認識できたこともありました。また、アメリカ人といってもアジア系もいればヒスパニック系もいて、最初の頃は留学生だと思っていた人がアメリカ人だったり、逆にアメリカ人だと思っていた人が留学生だったりと、日本では考えられないような環境に驚いていました。留学先の国のことだけではなく、そこで出会う様々なバックグラウンドを持つ人々から学べることがたくさんあるのも、留学の良さだと思います。たくさんの失敗と苦労がありましたが、例えば寮での経験などは今となっては笑い話です!苦労のない留学なんてないと思いますので、苦労した分だけ経験値が上がると思ってがんばって下さい!

 

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PROFILEこの記事をかいた留学カウンセラー

アメリカの文化への強い憧れがきっかけとなり、高校卒業後カリフォルニアの大学でホテル・レストラン経営学を学ぶ。ホテルと英会話学校での経験を生かし、丁寧かつ親しみやすく、英語学習に関するアドバイスや留学前に知っておきたい生きた英語のご紹介も行っています。