『アイルランドって、やっぱり英語が訛ってますか?』
このご質問、本当によくいただきます。
そして、殆どの方が『アイルランド英語 = 訛ってる』と言うイメージをお持ちです。
確かに、アイルランド英語には訛りがあります。
ただし!アイルランドの語学学校の教師は標準語で授業を行います。
特にアイルランドの首都ダブリンでは標準語のアクセントを話すので、癖のある訛りがありません。
安心して下さい!綺麗な英語が学べます!
また、アイルランド英語 = イギリス英語と言っても過言ではありません。
と言うのも、イギリスの国、北アイルランドと、その南部アイルランドではほぼ全く同じアクセントの英語を話すからです。
つまりそれって、イギリス英語ですよね?!
ただやはり、アイルランド国内で地方に行くほど、日本と同じ様に訛りも強く出てきます。
また、アイルランド人は歌うようなリズムのあるイントネーションで英語を話します。
英語として、とてもフレンドリーなポジティブな印象を与える英語ですよ。
アイルランド英語の特徴は?
アイルランド英語の特徴は発音とスピード。
発音はイギリス英語に近く、少しこもっているような発音が特徴です。
「i」や「u」の発音です。「i」を「アイ」ではなく、「オイ」と発音します。
例えば、「I am Japanese!」と伝えたい場合、「アイ アム ジャパニーズ!」ではなく、アイリッシュ風発音になると「オイ アム ジャパニーズ!」になります。
「u」は「ウ」と発音するため、「Dublin」は「ダブリン」ではなく「デゥブリン」になります。
アメリカ英語やイギリス英語に慣れている日本人からすると、少し違和感を感じますが、面白いですよね。
スピードに関しては、アイルランド人はとても早口で有名です。
英語を母国語にするネイティブでも聞き逃す事があるそうです。
ただ、語学学校の先生、スタッフ、ホストファミリーは留学生を意識したスピードで話してくれるので気にする必要はありません。
ですが、街中での買い物やファミリーに小さな子供が居る場合には、その洗礼を受けると思いますよ。
ちなみに、慣れてしまえば何てことありません。
アイルランドで英語を学ぶのは、避けるべき?初心者には向いてない?!
『英語が苦手です。アイルランド留学は避けるべき?』とご相談いただくケース、多いです。
ご安心下さい!そんな事はありませんよ。
基本的にスペルに沿った発音するので、カタカナ英語のように聞こえます。
日本人にとっては、聞き取りやすいと感じると思います。
また、なんと言ってもアイルランド英語はイギリス英語にとても近いです。
更に、アイルランド人曰く、『アイルランド人はイギリス人よりもフレンドリーで優しい!』そうです。
弊社のイギリス大好き、イギリス人の英語の先生に、アイルランドで英語を学ぶのってどう思う?と聞いて見たんですが、やっぱり同じ答えがありました。
「アイリッシュはフレンドリーで優しい人が多い。自然やケルトの文化が好きな人、ビール好きならアイルランドで間違いないね!」との事です。笑
歌うようなリズムのある美しいイントネーションの英語は、ポジティブな印象を与えます。
歌声、発音が美しいEnya(エンヤ)もアイルランド出身の歌手でしたね。
イギリスのボーイズ・グループ、ワン・ダイレクションのメンバー、ナイル・ホーランもアイルランド出身です。
私から、一つアドバイスが出来る事は、訛りを気にして国選びをするべきではありません。
私の英語のベースは学生時代に過ごしたオーストラリア英語です。
今、私の発音にオーストラリア英語の訛りは全くありません。
この現象、日本語でも同じです。
私の実家は北関東のド田舎です。
地元に帰ると語尾は全て上がります。自分の名前ですら、語尾が上がります。笑
更に語尾には「ダッペヨ」が付きます。(地元が確定ですね。)
ですが、東京で仕事をしている今、お客様とお話しするときには完璧な標準語(⁉)です。
英語の訛り、発音もこれと同じです。
英語もある一定以上のレベルを超えることで、訛りが気にならなくなるんです。
訛りに関係なくヒアリングが出来るようになり、自分で簡単に意識的に発音を修正できます。
逆に、アイルランドに限らず、その国の訛りを1年間の留学、滞在でマスターする事は至難の技です。
逆に習得できたらカッコいいと思いませんか?!
(私は昔、イギリス英語の訛りに強い憧れがありました。)
世界で英語を使って働く人口の内、ネイティブはたったの3割と言われています。
そう、7割は非ネイティブなんです。
ですから、留学後に世界を目指す皆さんも、訛りを気にする必要はないんです!
自分の興味のある国、文化、環境、食文化、宗教、人達に囲まれて、留学、ワーホリ生活を全力で楽しんでみてくださいね!
ご存知ですか?とてもおススメの映画です!