海外大学への進学に向けて、渡航前の準備を着々と進めている方が多い時期となりました。
アメリカやイギリスの大学は9月始まりですが、まずは語学研修や進学準備コースを受講される方は夏のご出発に向けていよいよ準備も最終段階に入っている頃です。
授業料の支払も完了し、航空券も無事確保され、あとは出発を待つのみ・・・と思っている方、海外留学保険の加入はもうお済みですか?
保険?学校への授業料の支払の際やビザ申請の際にもう支払っているから必要ないんじゃないの??と思った方、海外留学保険は別物です!
学校の保険とは?
例えばアメリカの大学の場合、大学側から支払を義務付けられる保険があります。
ただし、これはキャンパス内にあるヘルスセンターで受診する際のみ対象となるもので、一般の病院に行く際には使えません。
大きな病気にかかった場合にはヘルスセンターでは診てもらえないこともありますし、緊急の場合のいわゆるERはヘルスセンターにはありません!
私もアメリカに留学中に一度だけERにかかったことがありました。
夜中に目が覚めると突然天井がぐるぐる回り始め、立ち上がっても目まいで歩けませんでした。
貧血すら起こしたことがなかったので、目まいなんて人生初でものすごく不安になりました。
週末だったのでヘルスセンターも開いていないし、このまま落ち着くまで寝ていよう・・と思いましたが、寝ていても定期的に天井が回り始めるためどうすることもできず。
結局友達に車を出してもらい、ERに行くこととなりました。
診察の結果、原因ははっきりせず目まい止めの薬をもらって終了となりましたが、特に治療も受けていないのに請求額は$1,000を超えていました。
日本円にして10万円以上です。
もちろん日本で海外留学保険に加入していましたが、たったあれだけの診察で?!と驚きでした。
人によってはERでの受診後もっともっと高額な診察費を請求されることもあるので恐ろしいですね。
また、過去に留学中の方に実際に起こったこととして、医療ヘリの手配が必要になったケースがあります。
必要と判断された場合、本人の意思に関わらず手配をされることとなりますので、結果的に数千万円かかることとなります。
海外留学保険に加入していても、プランによっては救援費用に上限があるため一部自己負担ということにもなりかねません。
費用が無制限というプランもありますので、加入時にはしっかりと補償内容を確認するようにしましょう。
必要なのは医療保険だけじゃない!
もう1つ知っておかないといけないのは、学校の保険は医療保険ということです。
つまり、他人に怪我を負わせてしまった際や、他人の物を壊してしまった際の個人賠償責任と生活用動産は補償外となります。
個人賠償責任の例:自転車に乗っていたら人にぶつかって怪我を負わせてしまった
生活用動産の例:寮の窓ガラスを割ってしまった、シャワーヘッドが外れてしまった
日本にいても海外にいても、想定外の事故はどれだけ気をつけていても未然に防ぐことができません。負担額が大きすぎてその後の授業料が支払えず、留学を途中で断念せざるを得なくなってしまった・・なんてことにならないよう、安心できる保険に加入しておくのも留学を成功させる秘訣とも言えますね。
アフィニティでは、留学前の準備として海外留学保険のご案内をさせていただいています。様々なプランがありますので、どんな違いがあるのか?自身と同じような状況の人が、どんな保険のプランに加入しているのか?など気になることはお気軽にご相談下さい!