つらい留学体験 グランプリ発表

海外にいる日本人女性

留学中に誰しもが経験すると言っても過言ではないつらい経験。そんな留学中のつらい経験をされた先輩方の体験談をシェアすることで、今現在留学中の方には「あなただけじゃないんだよ」と励ますことができたり、これから留学される方には事前の心構えとして参考にしていただければと思い開催したこの企画。

多くの方からのビックリするような辛い体験、その国ならではのエピソーをたくさんいただきました。
ご応募いただきました皆様ありがとうございました。

数ある留学中のつらい留学体験エピソードの中からアフィニティのスタッフが選んだグランプリの体験談を発表したいと思います!

留学中のつらい留学体験グランプリは
フランス語がまだほとんど喋れないのにフランスのティーサロンでアルバイトをすることになってしまい、お客様とも同僚ともうまくコミュニケーションがとれず泣きそうになりながらアルバイトをしたという体験をされたN.T様です。

おしくもグランプリを逃した2位、3位の方のエピソードも紹介しております。これから留学をしようとしている方や現在留学中の方にもぜひ読んでいただきたいエピソードです。

留学つらいグランプリ上位3位

  1. フランス語ができないのに現地ティーサロンでアルバイト体験N.Tさん
  2. タクシードライバーと喧嘩をしてスーツケースを持ち逃げされるなどパリで様々なピンチに襲われたねこさん
  3. フランスならではの家族のかたち、子連れ婚を自分がすることになったTomomiさん

 

フランス語ができないのに現地ティーサロンでアルバイト体験

留学中つらかったエピソードを教えてください

独学で基礎を勉強後に留学、南仏で3ヶ月の語学学校を無事に修了したけれど、思ったようにすぐ喋れるようにはなりませんでした。たまたま紹介していただいたサロン・ド・テ(ティーサロン)の面接では、オーナーが何を言われているのか全く分からずに自信を失くして落ち込み、「こんなフランス語力では受かるはずないし、万が一受かっても働ける自信がまるでない…」と思いました。
にもかからず、急な人員不足でまさかの採用!せっかく働けるというのに恐怖と不安しかない日々を過ごしました。
忙しさで同僚とコミュニケーションがまともに取れないことと、フランス語がまだ十分ではないのでオーダーを取らせてもらえないためお客様ともうまく話せず、働き初めて2週間くらいは忙しく動き回る同僚たちを尻目に、ほとんどできることがない状態で、泣きそうになりそうでしたし、本当に辛かったです。

つらかった体験、どのように乗り越えましたか

言葉が話せないという不安をなくすために、学校で知り合った日本人の友人や担任だった先生と卒業後も連絡を取り、言語交換会やBBQなどに積極的に参加したり、話し相手を紹介してもらいお茶をしたりして、とにかく話す機会を増やしました。
もともと大人数の集まりは大の苦手だったけれど、このままじゃダメだ、変わらなきゃ!と強く思いました。
また、職場では常に聞き耳を立てて、お客様の話から知ってる言葉を拾っては頭で翻訳してみる、を続けました。

これから渡航する人にこれをやっておくと少しはつらい経験がマシになるかもというアドバイスがあればお願いします。

残念ながら、フランス語は語学学校に数ヶ月通ったからと言って、まっさらから急に話せるようにはならないと思います。(笑)
学校の授業ももちろん全てフランス語なので、もし聞き取れなければどこが宿題なのかすらも分かりません。
海外は、フランスに限らず現地の人と意思疎通ができるだけで日々の生活や人間関係上での楽しさが全然違うので、渡航前に言語の基礎だけでも勉強しておくことをおすすめします。

それから、留学中は日本人同士で関わるのを嫌がる人がいるようですが、個人的にはたとえ日本人でも縁のありそうな人とは積極的に関わった方がいいと思います。
自分がそこに行かなければきっと一生出会えなかった人なので、どの縁も大切にしてぜひ楽しんでください。

つらかったけれど留学してよかったですか?

ある程度フランス語が話せるようになるまではとても大変でしたが、現地でたくさんの人と関わっていく中で「たとえ自分が十分な状態じゃなくても、見ず知らずの外国人である私を一生懸命理解しようとしてくれる人はいるんだ」ということに気がつき、フランス語を話すことへの恐怖が減りました。
そのおかげで、パリでは老舗のお菓子屋さんで4ヶ月も働くことが出来たし、帰国までに別れを惜しむ友人も何人も出来ました。
語学学校のクラスメイトや先生・職場の同僚とも未だに時々SNSなどで関わりますが、留学前には想像もできないようなことが現実になっていて、自分の夢を叶えて本当によかったと思います。

アフィニティスタッフからのコメント

留学中こんな経験をされる方多いのではないでしょうか。N・T様はどうやってそのつらい体験を乗り越えた経緯まで書いてくださってるのできっとこれから渡航される方にとっても良いアドバイスになるのではと思いました!(K)

まだまだフランス語に慣れていない渡航3ヶ月目でいきなり現地のお店で働くとはかなりの度胸だと思いましたし、たぶんパニックになる様な状況でもめげずにお店を続けられたことも、ちゃんと解決策をご自身で見出せたのもすごいと思います。それにこの体験があったからこそ、パリにいかれてからも日本人のお店ではなくフランス人に混ざって仕事ができていて素晴らしいなぁと思いました。(A)

N.T様、おめでとうございます!Amazon5000円分を贈らせていただきます。
今回のコンテストには多くのお客様からのご応募をいただき、スタッフでもとても意見が分かれる結果となりました。

N.T様の留学体験記

せっかくなので次のページでは、惜しくもグランプリには選ばれなかったけれどかなり強烈な留学中のつらい体験として2位、3位の方のエピソードを紹介したいと思います。

  • タクシードライバーと喧嘩をしてスーツケースを持ち逃げされるなどパリで様々なピンチに襲われたねこさんのつらい体験
  • フランスならではの家族のかたち、子連れ婚をまさかの自分がすることになったというTomomiさんの体験
 

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PROFILEこの記事をかいた留学カウンセラー

パリ、トリノ、上海、ロンドンという4都市での留学経験と4ヵ国語習得経験を生かして皆さまの留学をサポートいたします!食に対する探究心はとどまることを知りません。フランス、イタリア留学担当カウンセラー。