海外留学は、異なる文化や環境に身を置くことで自己理解が深まり、自己成長を促すことができる貴重な経験です。
親元を離れてマイノリティな環境で勝負する経験は、中高生にとっては非常に大きなチャレンジとなりますが、言語力、異文化理解力、自立心、責任感等を高めることができる有意義な時間となるでしょう。
そんな貴重な経験を積むのにおすすめの留学先の一つとして「アイルランド」をご紹介いたします。
目次
世界的にも安全な国として有名なアイルランド
アイルランドは、イギリスの左側に位置する島国であり、26県の地域で構成されています。(北部の6県は北アイルランドであり、イギリス領となります。)
公用語はアイルランド語と英語。
基本的にはアイルランド全島で英語が使用されています。
首都ダブリンにはアイルランド総人口のおよそ4分の1(人口は約125万人)が暮らしており、政治・経済・文化の中心地となっています。
多様性があり様々な人種の人達が暮らす一方、日本人を含むアジア人の割合は比較的少ない環境です。
▶平和な国ランキング
経済平和研究所( Institute for Economics and Peace )より毎年発表される、世界で最も安全で平和な国のランキングというものがあります。
23の指標に基づいて、各国の世界平和度指数(GPI)よりランク付けされるのですが、アイルランドはなんと3位にランクインしています。
Safest Countries in the World 2024:
順位 | 国 |
1 | Iceland |
2 | Denmark |
3 | Ireland |
4 | New Zealand |
5 | Austria |
6 | Singapore |
7 | Portugal |
8 | Slovenia |
9 | Japan |
10 | Switzerland |
アイルランドの学年制度
アイルランドの義務教育は、基本的に4歳から5歳(幼稚園)から18歳までの教育を対象としています。
その中で、Primary School(小学校)とSecondary School(中学校および高校)が含まれます。
Primary School(幼稚園+小学校)
- Primary Schoolは一般的に4歳から12歳までの教育を提供します。
- 幼稚園(Junior Infants/Senior Infants)は任意の段階で受けることができ、4歳から5歳の間に受けることが一般的です。
- Primary Schoolの学年は幼稚園(Junior Infants/Senior Infants)、1st Class〜6th Classまでの6学年制です。
- カリキュラムには、言語(英語とゲール語)、算数、社会科学、化学、宗教教育などが含まれます。
Secondary School(中学校および高校)
- Secondary Schoolは12歳から18歳までの教育を提供します。
- Secondary Schoolの初等部門(Junior School)は1st Yearから3rd Yearまでの3年間で、高等部門(Senior School)はTransition Yearを含めて4年から6年までの3年間です。
- カリキュラムは、主要科目(英語、数学、科学など)に加えて、選択科目もあります。これには外国語、芸術、ビジネス、技術、体育などが含まれます。
- 義務教育を終えた後、学生はLeaving Certificate(高校卒業資格)を取得し、その後に進学や職業訓練に進むことができます。
年齢 | アイルランド | 日本 |
---|---|---|
4-5 歳 | Junior Infants | 年中 |
5-6 歳 | Senior Infants | 年長 |
6-7 歳 | 1st class | 小1 |
7-8 歳 | 2nd class | 小2 |
8-9 歳 | 3rd class | 小3 |
9-10 歳 | 4th class | 小4 |
10-11 歳 | 5th class | 小5 |
11-12 歳 | 6th class | 小6 |
12-13 歳 | 1st year | 中1 |
13-14 歳 | 2nd year | 中2 |
14-15 歳 | 3rd year | 中3 |
15-16 歳 | 4th year (transition year/optional) | 高1 |
16-17 歳 | 5th year | 高2 |
17-18 歳 | 6th year | 高3 |
教育の質や学校の運営は、Department of Education (アイルランドの教育省)によって監督され、学校の評価は統一テストや学力調査などを通じて行われます。
そのためアイルランドの義務教育は、学生の個々のニーズに合わせた多様な教育プログラムを提供し、高い教育水準が維持されています。
アイルランドの教育で特徴的なのは、Secondary Schoolの4th year にあたるTransition Yearです。
15歳から16歳の1年間は、通常の学習カリキュラムと異なり、自由に好きなことを学ぶことができるという、特別な学年となります。
周りの人と学力競争をしたり強制的に勉強させられることが無いため、高校卒業後の進路や自分が本当にやりたいことを、楽しみながら見つけ、学び、選択できる貴重な期間となるのです。
アイルランドの学期制度
アイルランドは3学期制です。
9月に新年度がスタートし、翌年6月に修了となります。
1学期 | 9月〜12月 |
2学期 | 1月〜4月 |
3学期 | 4月〜6月 |
プログラム概要
国 | アイルランド |
都市 | ダブリン |
学校名 | 現地語学学校の提携高校(私立校) |
公式HP | 提携校の一例「Alexandra College」 https://www.alexandracollege.eu/ |
期間 | ・12週間(9月開始 or 1月開始) ・ターム1 (9月〜12月) ・ターム2 & ターム3 (1月〜6月) ・1年留学(9月〜6月) |
対象年齢 | 12-18歳 (1st year 〜 6th year) |
英語力 | B1レベル(英検2級程度)- B2レベルの英語力(英検準1級程度) |
日本人 サポート | 語学学校によっては日本人スタッフ在籍 |
コース 内容 | ◆現地の高校生の授業科目例 【必修科目】 ・国語(英語) ・数学 ・アイルランド語(留学生は免除) 【選択科目】 ・現代外国語(スペイン語、フランス語、ドイツ語等) ・実験科学(物理学、化学、生物学等) ・応用化学(テクノロジー、機械工学、建築学等) ・芸術・人文学(歴史、古典、音楽、芸術、地理等) ・ビジネス学(会計学、ビジネス学、経済学等) |
滞在方法 | 通学生の学校:ホームステイ ボーディングスクール:学生寮 |
・一般的に、卒業試験には6科目以上の履修が必要です。
・学校によっては上記以外の科目の授業を提供していることもございます。
・「中国語」「Webデザイン」など、独自の短期コースを提供している学校もあります。
どのぐらいの英語力をお持ちでどのような留学をイメージされているのか等をお伺いさせていただき、現地に空席状況などを確認したうえで、生徒様にあった学校をご紹介させて頂きます。
期間別概算費用(4種類)
12週間(9月開始 or 1月開始) |
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◆プログラム費用:€8,000 (約1,280,000円)*€1=160円の場合 ◆アフィニティ・ジュニアサポート費用(3ヶ月まで):121,000円(税込) ◆海外送金手数料:6,500円 ✓費用に含まれるもの: ホームステイ費用(3食つき)、ホームステイ手配料、 学費、制服レンタル費、空港送迎費 現地事務手続サポート (現地後見人サポートや修了証発行等) ✓上記以外に必要な費用: 航空券代金・留学保険費用・アナカンサービス費用(任意)・現地お小遣い |
ターム1 (9月〜12月) |
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◆プログラム費用:€13,095 (約2,095,200円)*€1=160円の場合 ◆アフィニティ・ジュニアサポート費用(6ヶ月まで):192,500円(税込) ◆海外送金手数料:6,500円 ✓費用に含まれるもの: 3食付き宿泊費、学費、空港送迎費、現地事務手続サポート (現地後見人サポート、受講状況の確認、制服の購入サポート、緊急連絡先としての対応等) ✓上記以外に必要な費用: 航空券代金・留学保険費用・アナカンサービス費用(任意)・現地お小遣い |
ターム2 & ターム3 (1月〜6月) |
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◆プログラム費用:€14,740(約2,358,400円)*€1=160円の場合) ◆アフィニティ・ジュニアサポート費用(6ヶ月まで):192,500円(税込) ◆海外送金手数料:6,500円 ✓費用に含まれるもの: 3食付き宿泊費、学費、空港送迎費、現地事務手続サポート (現地後見人サポート、受講状況の確認、制服の購入サポート、緊急連絡先としての対応等) ✓上記以外に必要な費用: 航空券代金・留学保険費用・アナカンサービス費用(任意)・現地お小遣い イースターホリデー期間中の滞在費 |
1年留学(9月〜6月) |
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◆プログラム費用:€34,750(約5,560,000円)*€1=160円の場合 ◆アフィニティ・ジュニアサポート費用(6ヶ月まで):297,000円(税込) ◆海外送金手数料:6,500円 ✓費用に含まれるもの: 3食付き宿泊費、学費、空港送迎費、現地事務手続サポート (現地後見人サポート、受講状況の確認、制服の購入サポート、緊急連絡先としての対応等) ✓上記以外に必要な費用: 航空券代金・留学保険費用・アナカンサービス費用(任意)・現地お小遣い クリスマス&イースターホリデー期間中の滞在費 |
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アフィニティでは中高生をはじめとしたジュニア留学の経験豊富な専任スタッフがサポートさせて頂いております。
高校・大学・専門学校等で年間120件以上の説明会や相談会を開講させていただいており、内閣府認証NPO法人留学協会の正会員としても、健全な留学のご案内を心がけていますので安心してご相談ください。
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