夏休みの機関を利用して、イギリスでのサッカー留学に挑戦しませんか?
今回ご紹介するのは2024年7月に挑戦できる短期サッカー留学のプログラムです。
プログラム開始後にレベル分けはありますが、参加資格全レベルで、男女問わず参加が可能です。
さらに元プレミアリーグクラブでの指導経験のあるコーチ陣が直々に指導をしてくれます。
夏にサッカー能力と英語力を鍛えながら、選手として磨きをかけたい方は是非ご覧ください!
プログラム概要
日程:2024年7月7日 ~ 8月3日(1週間~4週間の参加時期が選択できます)
対象年齢:11歳~17歳
滞在:寮
場所:イギリス、ハンプシャー 「ロードワンズワース・カレッジ」
英語レベル:CEFR B1 ~ C2
内容:トレーニングセッション、パフォーマンス分析、試合、フィジカルトレーニング、ワークショップ、キットの配布
1週間のスケジュール
月、火、木、金曜日は基本的に9AMからセッションが始まり、12:30PMまで3つのセッションを行います。
午後は語学コースに合流し活動をしていきます。
水曜日は9AMから6PMまで拠点から移動しスタジアムツアーをします。
その後7:30PMから地元のチームと試合を行います。
土、日曜日は、サッカーはオフになり語学コースのアクティビティと行動を共にしていきます。
語学コースのサマーキャンプ詳細はこちら⇓
月曜日
セッション1 パスセッション (9:00AM – 10:15AM)
パスを出す、受けるといった基礎技術を向上させるためのセッションです。
受け手としてのトレーニングポイント:両足を使ってパスを受ける、スペースへのファーストタッチ、次のプレーに繋がるファーストタッチの質、相手やチームメイトとの位置関係を理解してボールを受ける。
出してとしてのトレーニングポイント:両足を使ってパスを出す、足の内側・外側でのパス、パススピードと正確さ、カーブやスピンを使ったパスの出し方。
セッション2 ドリブルセッション (10:15AM – 11:30AM)
ドリブル、ターン、シールド技術を向上させるためのセッションです。
ドリブルのトレーニングポイント:両足を使ってのドリブル、ボールコントロールの維持、異なるスピードでのドリブル、方向転換を伴うドリブル、相手を抜くためのドリブル。
ターンのトレーニングポイント:両足を使ってのターン、スペースに向かってのターン、危険回避のためのターン、フックや引く動作、クライフターンの実行方法を学ぶ。
シールドのトレーニングポイント:ボールをシールドするタイミングの理解、相手との関係での体のポジショニング、ボールをシールドするための身体の使い方。
セッション3 ゲームセッション (11:30AM – 12:30PM)
セッション1と2で練習した技術の理解と実践を通して理解を深めるための、2対2から6対6の条件付きゲーム形式を行うセッションです。
火曜日
セッション1 シュートセッション (9:00AM – 10:15AM)
シュート技術を向上させるためのセッションです。
シュートのトレーニングポイント:両足を使ってのシュート、正確性のあるシュート、パワーの乗ったシュート、いつシュートをするかの理解、足のつま先・内側・外側を使ったシュート。
セッション2 クロス・フィニッシュセッション (10:15AM – 11:30AM)
クロスとシューティング技術を向上させるための無防備なおよび防備なドリル。 クロスの重点領域:両足を使ってクロスする、静止状態でのクロス、ランニング中のクロス、ドリブルしてのクロス、チームメイトとの関係でのクロスのタイミング、低い、高い、カットバック、インスウィング、アウトスウィングのクロス。 フィニッシュの重点領域:両足を使ってフィニッシュする、正確さを持ってフィニッシュする、パワーを持ってフィニッシュする、いつフィニッシュするかを理解する、前方、内側、外側の足を使ってフィニッシュする、GKとの1対1でのフィニッシュ。
セッション3 フィットネス (11:30AM – 12:30PM)
体力向上のためのフィットネストレーニングです。
トレーニングの例:
サーキットトレーニング:10〜12種類のドリルにて、各ドリルに30〜60秒を費やす流れを繰り返します。プレーにおいて必要なアジリティを向上させるためのドリルの組み合わせになります。
スピードトレーニング:ボールを持っている場合と持っていない場合の全力疾走を中心に10、20、30、60ヤードでのスプリント速度と瞬発力を向上させます。
カーディオトレーニング:心肺パフォーマンスを評価し改善するためのランニングテストです。各々が10〜12分間続く2〜3つのテストを行います。
水曜日
スタジアムツアー
スタジアムツアーでは、ロッカールーム、メディアルーム、トロフィールーム、ピッチへの入場口、指導者のボックス(ベンチ)へのアクセスができます。
また、スタジアムやクラブの歴史についても学びます。
クラブショップでの商品購入をすることもできます。
スタジアム候補
《ウェンブリー・スタジアム》
イングランド最大のサッカースタジアムで、イングランドサッカーの聖地と呼ばれています。 イングランド代表のホームスタジアムとしても有名です。
《スタンフォード・ブリッジ》
1905年の設立当初からのチェルシーFCの本拠地です。
《エミレーツ・スタジアム》
アーセナルFCのホームスタジアムです。6万人以上の観客を収容できます。
試合準備
夕方に行われる試合に向けての準備をします。
試合日に特化した食事、コーチとの戦術ミーティング、ピッチでのウォーミングアップがプランされています。
試合
地元のクラブチームのプレシーズンマッチの相手として、対戦をします。
木曜日
セッション1 1対1、2対2、および3対3でのアタッキング (9:00AM – 10:15AM)
攻撃においての創造性、効率性、および技術を向上させるための対人ドリルです。
重点に置かれるのは、攻撃時のプレイの原則です。
1)動き方
2)広がり方
3)サポートの仕方
4)創造性
5)相手陣への侵入
パス、ドリブル、ターン、1対1のテクニック、クロス、フィニッシュ、シュートを使う方法とタイミング、相手やチームメイトの動きを理解すること、プレッシャーの中でのプレーを意識してプレーをします。
セッション2 ゲームセッション (10:15AM – 11:30AM)
セッション1で練習した技術の理解と実践を通して理解を深めるための、2対2から6対6の条件付きゲーム形式を行うセッションです。
セッション3 クラスルームセッション (11:30AM – 12:30PM)
以下の4つのクラスルームに別れて1つのセッションを受けます。
① プロサッカー選手との交流
Joe Kizzi選手(サットン・ユナイテッドFC)またはPaul Bruce選手(元クイーンズ・パーク・レンジャーズFC)と交流」します。
トレーニングスケジュール、試合当日のルーティン、プロサッカーの技術および戦術的考え方、プロサッカー選手としての日常生活について話を聞き、その後質疑応答の時間もあります。
② ポジショナルプレイ
異なるポジションによるプレー方法ついて学び、それぞれのポジションの特定の技術および戦術的要求、ポジションごとのトレーニングの違い、そしてどのポジションが自分に最も適しているかについて学びます。
③ フィットネス
サッカーをプレーするために必要な異なるタイプのフィットネスについて学びます。
心肺機能、スピード、フィジカル、アジリティ、バランス、柔軟性、および調整の方法や各フィットネス領域を向上させるためのトレーニング方法、さらに、異なるプレーのポジションに関連して最も効果的なトレーニングのタイプについて学びます。
④ キャリア
プロサッカー選手としてのプレーする以外の方法で、サッカーへの情熱をその他のキャリアにつなげる方法について学びます。
コーチ、理学療法士、メディアオフィサー、データアナリスト、スカウトなど、サッカーに関わる仕事へ就くために必要な資格とスキルを探求します。
金曜日
セッション1 5対5トーナメント
週の終わりを祝うイベントとして5対5のトーナメントで競い合います。
トーナメントはテーマ付けされ、例えば、ワールドカップ、チャンピオンズリーグ、またはプレミアリーグなど、各チームは国またはクラブをチーム名として割り当てられトーナメントをします。
セッション2 ビデオ分析
水曜日の試合のチームおよび個人のビデオハイライトを確認します。
コーチと選手が、試合からの強み、弱点、および改善点を分析します。
個人やチームのプレイの技術的、戦術的、身体的観点からの分析で、それをもとにコーチとの質疑応答が行われます。
サッカーの本場イギリスで、英語に触れながらプレー技術の向上はもちろん、異文化交流、キャリアを見据えた学びなど、学びを次のステップにつなぐことができる要素がたくさん詰まっているプログラムです。
対象年齢は11歳~17歳で、若くして外に飛び出し吸収できると今後の人生に大きな影響を与えてくれる出会いや学びもあるでしょう。
サッカーのレベルは問われませんので、少しでも挑戦したい方は是非ご相談ください!
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