みなさまこんにちは、アフィニティのレホアンです。
コロナウィルスの影響でオンラインの英会話レッスンや語学レッスンを受講される方も多くなりましたね。
このところ、オンラインの語学レッスンをしっかりと身にする方法、より効果的にオンラインレッスンを受ける方法について相談を多く受けることが多くなりました。
英語、フランス語、中国語、イタリア語の語学習得経験から私が得た語学留学成功のための大切なポイントをお知らせしたいと思います。
習う言語は異っていても、語学を勉強する時に大切なポイントは実は共通しています!
ズバリ3つのポイントは
「バカ正直」を脱却すべし!
語学とバカ正直、一見全然関係ないと思いますが日本人の方は正直者が多いので、ぜひ実践してもらいたいポイントです。
バカ正直とバカをつけてしまいましたが、正直になることが語学留学をする中では必ずしも得策ではないということ。
例えば授業中、先生がこんな質問をしたらあなたはどのように答えますか?
「あなたの趣味はなんですか?」
…
ー「趣味はありません」
と答えた方、語学を上達させたいと考えるのであれば、実際には趣味がなかったとしても無理やり趣味を作るか、適当に(笑)兄弟や友人の趣味を自分の趣味として答えちゃいましょう!
なぜならこの問いに趣味がないと答えてしまうと
- 授業中の先生との会話の練習が続かなくなる
- つまらないやつだと思われてなかなか友達ができにくい
というデメリットがあるからです。
逆に変な趣味を授業中に披露したクラスメイトにはなんとなく興味がわきますし、共通の趣味を持っているクラスメイトとは授業の後に少し話をしてみよう!となって授業後の会話の機会にもつながる可能性もあります。
趣味と言っても高尚な趣味出なくてもいいんです。
お菓子が好き、チョコレートが大好き、スニーカーが大好きですというような趣味でも十分です。
「週末なにをしていましたか?」
「なにかコレクションをしていますか?」
なんていう質問に対して、
バカ正直に「ありません」、「何もしていません」と答える前に
むりくりにでも即興で面白い答えを考えて発すること、これが語学上達に必要な1つ目のテクニックです。
本当に先週末したことでなくても3週間前にディズニーランドに行ったならディズニーランドにいきましたと答えてもいいし、
1ヶ月前に動物園に行ったのであれば動物園にいきました、でもいいんです。
先生は正直にみんなが週末したことを知りたいというよりも、
生徒さんそれぞれに会話のチャンスを与えて、会話の練習をさせているのですし、
その生徒さんの性格とか特徴を知ろうとしているのです。
先日受けた授業での韓国人の男の子が面白かったのが、
「料理をするのは好き?お気に入りの料理のレシピを披露してみて!」という先生の問いに
「僕は料理がほとんどできないので、披露できるのはご飯の炊き方です」と炊飯器で上手にご飯をたく方法を披露していました。
料理ができないけれど、それをアピールしながらしっかり発言ができているのでとても良い例だと思いました。
ちなみに私はこの手の質問の答えがすでに数パターンあり
- 料理をしました。(作ったものはだいたい餃子)
- 週末にケーキを3つ食べました。
- ワインを3本飲みました。
という自分の中のテッパンの答えがあります。
だいたい上記を答えると、何を作ったの?美味しかった?どんなケーキを食べたの?二日酔いにならなかった?などその先の会話が続くので、
先生やクラスメイトとの会話のキャッチボールもできるのです。
世界的な文化、常識、時事問題、国際問題に敏感になるべし!
語学学校の授業のテキストにしばしば出てくる時事問題。
授業中にクラスでディベートをしたり、あなたの国ではどう?とか、あなたの意見は?と聞かれることも多いですよね。
地球温暖化、原子力発電所、トランプ大統領、ジョンソン大統領、北朝鮮について、日本の天皇制度やロイヤルファミリー、いじめ、教育、医療制度、失業問題などについてなどなど、そのテーマは身近なものから地球規模のものまで様々。
それぞれの単語を英語、外国語で何と言うか知っていますか?
日本の生徒さんはなかなか謙虚で控えめなので授業中にディベートが始まると発言できないというのも事実なのですが、
もう1つ日本人の生徒さんがディベートに参加できない理由が、
そもそもその時事問題、知らない…。
さすがに、Trumpはわかる人がほとんどかもしれませんが、Johnson(Boris Johnson/イギリスの首相)、Macron(Emmanuel Macron/フランスの大統領)、Greta(Greta Thunberg/スウェーデンの17歳の環境活動家)、Naruhito(日本の天皇陛下)などファーストネームを聞いて誰のことかがすぐにわかるくらいの知識は最低限持っていないと授業中の話題についていけないことも…。
時事問題や国際問題、世界的に有名なアーティストなどは一通り知識として勉強をしている必要があります。
語学がいくらできる人でも、その情報の基礎知識がないとディベートには参加ができないということをお忘れなく!
実は語学以前の知識・教養の問題…。
逆にこの基礎知識を持っている人であれば、語学力が多少おぼつかなくてもディベートで発言ができたり、みんなの意見を聞いて理解することはできます。
復習を怠るべからず!
復習、これはもう語学上達には欠くことができません。
復習なくして語学上達はありません!!
3時間のレッスンを受けたら3時間の復習をしてもいいくらい復習には時間をかけることをお勧めします。
授業で習った単語、表現などはその日のうちにしっかりと自分のものにして使えるようにすることが理想です。
私はいまだに単語カードを作っています。
覚えた単語は破いていくようにしていくと自ずと覚えていない単語が残るので効率よく単語や熟語を覚えることができますよ。
いかがでしたでしょうか?
語学上達に近道はありません。
日本人の性格的に積極的に会話に参加をしたり、自分の意見を述べることが苦手とも言われますが、
外国の言語を学ぶ時には海外のルールで行動をする方がうまくいきます。
私自身、コロナの影響もあり、いくつかの語学学校の提供しているオンラインのレッスンを受講して感じたことなのですが、
オンラインのグループレッスンはほぼ現地の学校で受けるレッスンと同じような感覚で参加ができます。
授業外の生徒同士の会話もできるし、生徒同士で連絡先を交換したりするくらい仲良くもなれていて、期待以上の効果を感じています。
同時に授業に参加しながら日本人の生徒さんがついついしてしまうであろうクセについても考えさせられることが何度かありました。
これから語学留学をする方やオンラインの語学レッスンの受講を考えている方、
ぜひ上記ポイントを思い出してレッスンに参加して、語学力のブラッシュアップをしていただいてはいかがでしょうか?