こんにちは。アフィニティ、イギリス担当の中里です。
イギリス、ロンドンにある語学学校、Kings Education に留学された、橋口さん(16歳)の体験談をご紹介いたします。
今回の留学の目的は、イギリスでアートを学ぶこと、そして英語でのコミュニケーション能力を向上させることでした。
初めての一人での海外渡航、そして海外生活は本当に不安や苦労もたくさんあったはずです。
たくましくもそれを乗り越え、そして世界中の留学生との出会い、イギリスのアートに触れることで、橋口さんのアート作品にも大きな影響があったようです。
実際に橋口さんが作成したアート作品の写真も掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
今回橋口さんが参加された英語 + アート&デザイン留学は、16歳以上の方が参加できるプログラムです。高校生はもちろん、現役でアーティスト活動をしている大人も参加をしています。
都市は、イギリスのロンドン又は、オックスフォードで受講可能です。
イギリスでのアート留学に興味がある方は、ぜひ橋口さんのリアルな体験談をご覧ください。
目次
留学先について
項目 | 詳細 |
国 | イギリス |
都市 | ロンドン |
出発日 | 2024年9月1日 |
留学期間 | 2カ月 |
留学カテゴリ | 語学学校(成人コース) |
なぜこの留学先を選びましたか?
英会話におけるコミュニケーション能力の向上及び、芸術、アート分野においての新たな学びを得るためです。
留学してみて新たに発見した習慣や文化はありますか?
建物は内装のみ建て替えられており、近代的な都市でありながらも、昔からの趣のある街並みは守られていました。
その他にも、イギリスの文化について親しむことができました。
ロンドンでの生活について
ロンドンに着いて、まず初めに驚かされたのは、その特徴的な街並みです。
ロンドンというと、やはり世界の大都市のひとつというイメージが強いです。
僕はそんなロンドンについて、東京のような街並み(新しいビルやマンションが建ち並ぶような街並み)を思い浮かべていたのですが、実際は違いました。
確かに、ロンドンの中心の一部には東京やニューヨークに劣らない程の高層ビルが建ち並んでいましたが、多くの建物は“見た目は昔のまま“でした。
どういうことかと言うと、ロンドンのデパートなどの建物の外観は、一昔前のままの景観が保たれているのですが、建物内は最新のものが取り揃えられていました。
僕が観光の一環として訪れた建物に「バタシー」というショッピングモールがあるのですが、この建物は以前、発電所であったらしく、今でも外観はそのままで、20ポンド払えば、建物の上部からロンドンの景色を一望することができます。
しかし、その内部には多くの店が並んでいました。
後に、現地の学校の先生に聞いたのですが、ロンドンの多くの建物は「バタシー」のように外観は変えずに構造を強化することで、その街並みを保っているのだそうです。
僕が留学した時の物価は日本国内の約2倍に感じられました。1ポンドは約200円ほどでした。お金を使うときは、よく考えて使わなければなりませんでした。
ロンドンは移住してきた人が多いということは、以前から聞いてはいたのですが、実際に現地に行くと、移住してきた人や、その2世・3世が、元々の住民よりも多いように感じられました。
ロンドンの空気は比較的綺麗に感じられました。その為か、家の付近ではリスやキツネを目にすることもしばしばありました。
現在、わが日本でもいわゆるキャッシュレス化、カード払いが進んでいますが、ロンドンでは、カードなしでは生活できないように感じられました。
交通手段などでは、オイスターカード(日本で言うスイカ)が一般的です。
スーパーやコンビニのような所でもカードが使われていますが、ロンドンではコンビニのような所には、個人で営んでいるところもあり、そのようなところでは、客のカード番号を盗んだり、お釣りを誤魔化したりする問題も少なからずあるそうです。
ニュースで見たのですが、ロンドンの飲食店は、日本とは違い衛生状態が悪いことが多く、術生状態を0から5の六段階で表す(Oが低く、5が高い)シールが、店のドアに貼ってあるのですが、店側がシールを偽造することもあるようです。
ロンドンではスリや薬物売買などが多く、気を付けて生活していました。
学校/コースについて
項目 | 詳細 |
学校名 | Kings Education London (キングスエデュケーション ロンドン校) |
コース名 | English plus Art and Design |
1クラスあたりの生徒数 | 5人〜10人 |
1クラスの日本人の割合 | 0人 |
参加してよかった アクティビティ | 学校主催のトリップ |
学校の評価
項目 | 詳細 |
クラスの雰囲気 | 満足 |
教師の質 | 満足 |
コース内容 | 満足 |
学校の設備 | やや満足 |
周りの環境 | 満足 |
スタッフの対応 | 満足 |
総評 | 満足 |
印象に残った授業内容/学習方法
英語の授業では会話中心の授業が行われ、英語力が身に付くと共に、他国の慣習や文化などについても知ることができました。
学校について
月曜から金曜までの5日間、午前中は英語の授業があり、さらに、午後の選択授業として、僕はアートクラスを取っていた為、火曜日の午後1コマ、水曜日の午後2コマ、木曜日の午後1コマは、アートクラスに行っていました。月曜と金曜の午後に、自主的に行くこともありました。
学校には韓国や中国、サウジアラビアなど、色々な国の人がいました。学校に通えるのほ16歳以上となっており、年上しかいませんでした。
いろいろな国、年齢の人がいたからこそ、お互いに敬意を払い接することができていたと思います。
英語の授業は1クラス10人前後で構成されており、会話中心型の授業でした。お互いの国の文化や慣習なとの話し合いを交えた学習は、とても楽しかったです。
アートクラスには僕が行った当時、常に12人ほど生徒がおり、(増えたり、減ったりしていた)そのうちの約半分は日本人でした。アートクラスの日本人と話すこともありましたが、それぞれが独特な感性や考えを持っており、作品創りをするのに、いい刺激になりました。
現地でアートを学ぶことによって、自分独自の作品を創りあげるという「創造性」を養えることができたと思っています。
滞在先について
項目 | 詳細 |
宿泊タイプ | ホームステイ(個室、朝夕2食付) |
通学方法 | 公共交通機関(路面電車) |
通学時間 | 21~30分 |
滞在先の評価
項目 | 詳細 |
周りの環境 | 普通 |
設備 | 普通 |
進学路 | 普通 |
ファミリーの対応 | やや満足 |
総評 | やや満足 |
一か月の生活費(食費/交通費/通信費/交際費・・・)
約2万円
滞在先/ホストファミリーとの思い出
会話をよくしました。イギリスの文化など、より深く知ることができました。
ホームステイについて
現地についたのは9月1日の10時過ぎでした(現地時間)。
そのため、その日はシャワーを浴びて直ぐに就寝しました。
次の日からは学校に行くことになっていたので、少し緊張していました。
次の日の朝、登校の仕方をホストマザーと一緒に学校に行くという方法で確認しました。
ロンドンの交通手段は地下鉄(tube)、電車、船、バス、路面電車 (tram)など多様でした。このうち学校に行くために路面電車を毎日利用していました。家から駅までは5分ほどでした。その後、路面電車が来るのを数分待ったあと、電車に乗り込み7分ほど揺られます。さらに10分ほど歩くと学校に着きます。
路面電車はどこまで移動しても1回当たり、1.75ポンドでした。
路面電車の駅には改札のようなものはなく、カードをタッチする機械があるだけでした。
タッチしないで乗り込むと、警備員が来ます。
余談ですが、帰りは一度歩いて帰ってみたのですが、家の様子がどこでもほとんど変わらなかった為、3時間ほどかけて迷いながら帰りました。
ホストファミリーは、ジャマイカ出身のマザーとファザーの2人でした。(子供はすでに自立した状態)
食事は別に不味いということはありませんでしたが、文化の違いからか、口に合わないと思うこともあり、苦労することもありました。
家はクロイドンというところにありました。
クロイドンは事前に、移民が多く盗難が多いと聞いていた地域であったため、心配していましたが、無事、何事もなく生活できました。
ロンドン観光について
学校側がトリップ(放課後の観光)を主催しており、主にそれを利用していました。
先述したバタシーの他に、グリニッジ天文台や海洋博物館、ナショナルギャラリー、大英博物館など色々なところへ行きました。
グリニッジには、アートクラスの先生と生徒と共に行き、美しい街並みをスケッチしました。
海洋博物館はグリニッジの近くにあり、主にイギリスの船などに関する展示物を目にすることができました。
ナショナルギャラリーは、世界でも有名な美術館であり、レオナルド・ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」など、美術の教科書にのるような作品がほとんどでした。
そして特に驚かされたのが大英博物館です。展示の内容ほ勿諭のこと、その建物の大きさは想像の何倍もありました。
移動手段として船を利用することがあったのですが、(10ポンドと決して安くはありませんでしたが)船から見るビックベンやタワーブリッジ、夕暮れ時のロンドンの街並みは、とても美しかったです。
留学前に不安に思っていたことは?
通学路、食事、外出などについて
留学して身についた力を教えてください
英会話力、コミュニケーション能力など
留学中の一番の思い出
ロンドン中心街にて、観光や博物館見学などを行ったこと。
留学生へのアドバイス/どんな留学を勧めますか?
迷ったらとりあえず誰かに相談すること。
留学前後の心情とこれからについて
留学前はやはり楽しみという気持ち、また期待とともに、何か大きな不安がありました。
留学後は、正直なところ、もっと長く滞在したかったという気持ちが大きかったです。
非常に貴重な経験でした。
今回の留学を通じて、自分の将来について見直すことができたと思います。
イギリスで制作したアート作品の数々
アフィニティについて
項目 | 詳細 |
サポート満足度 | 満足 |
アフィニティへひとこと
不安な事や疑問点にすぐ対応してもらえて、助かりました。
安心して留学を終えることができました。