先月、マレーシア春のジュニア留学にて、高校と大学の先生をお連れしマレーシアのクアンタンにある大学・インターナショナルスクールへ視察訪問をしました。今回の訪問の目的は、マレーシアにおける国際教育の現場を実際に見学し、今後の留学支援や教育連携の可能性を探ることにありました。視察先となったUCYP(University College of Yayasan Pahang)とInternational School of Kuantan(ISK)の教育的な特色や印象に残った点などを報告します!
UCYP(University College of Yayasan Pahang)
UCYPは、マレーシア政府およびパハン州の支援を受けて設立された総合大学で、IT、教育、ビジネス、観光など多岐にわたる分野で実践的な学びを提供しています。日本との連携にも積極的で、1月にはUCYPの副学長らが来日し、複数の日本の高校と交流を行いました。
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今回の大学訪問では、夏に向けての短期海外研修プロブラムの提案や大学施設見学を行いました。
実践的なAI教育や多言語(英語、マンダリン語、ロシア語など)を学ぶコース、文化体験コースを含めたプログラムを今後計画していく予定です。
学校内の施設も整っており、しっかり大学で勉学を学びたい方にお勧めです。



クアンタンはマレーシアの東海岸に位置した海沿いの都市です。
今後、首都クアランプールからクアンタンまでの直行電車が開通する予定なので、交通のアクセスもぐっと良くなる発展都市です。比較的落ち着いた地方都市ながら、教育・観光地としても有名なクアンタンで勉学に集中しながら学びたい方にお勧めです。
International School of Kuantan(ISK)

ISK(International School of Kuantan)は、1996年に設立されたアメリカ式カリキュラムを提供するインターナショナルスクールです。幼稚園から高校までの一貫教育を行っており、すべての授業は英語で実施されています。
訪問当日は、教職員の案内のもと校舎内を見学し、今後の展望について話合いを行いました。
ISKでは、クリティカルシンキングや創造力、コミュニケーション能力の育成に力を入れており、授業ではプレゼンテーションやディスカッションが積極的に取り入れられています。
卒業生はアメリカ、オーストラリア、イギリスなど、世界各国の大学へ進学しており、進学指導体制の充実ぶりも印象的でした。
また、クアンタンには株式会社KANEKAのマレーシア法人があることから、日本から赴任しているご家族も多く、日系企業の進出に伴い現地でも日本人コミュニティが形成されています。
訪問時には、ISKに通う日本人生徒が校内を案内してくれました。子どもたちの生き生きとした表情や自由に学ぶ姿から、ISKにはのびのびと学べる環境が整っていることが伝わってきました。
校内の雰囲気も非常に穏やかで、教室や、図書館など、どの施設も温かみがありアットホームな印象です。教職員からは、生徒一人ひとりの学びを大切にする姿勢が感じられ、教育に対する真摯な想いが伝わってきました。

クアンタンでのサマープログラムを通じて、より多くの方にマレーシアの魅力を体験していただけるよう2025年7月下旬に短期海外研修プログラムの準備を進めております。留学にご関心のある方は、ぜひ一度ご相談ください。