こんにちは。アフィニティ・イギリス担当の中里です。
英国の公的な国際交流機関、ブリティッシュ・カウンシルより認定を受け、イギリス留学のご案内をさせていただいております。
ビフォアコロナの時代、コロナの影響がなかった時ですら、自分にあった語学学校探しはとても重要且つ、難しかったと思います。
この記事では、アフターコロナ、ニューノーマル時代の学校探しで大切な、4つのポイント、対策方法と注意点をご紹介致します。
- 各語学学校のコロナ対策
- ひとクラスの人数
- 学校の経営状況
- 都市の比較
現在、イギリスへ留学、ワーキングホリデー(YMS)で渡英される方にとって、この4つは新たな大切なポイントになるかと思います。
イギリスの最新ビザ申請状況・学校情報・隔離措置
イギリスは昨年6月以降、ビザ申請センターが通常通り申請書類の受付け及び、ビザの審査を行っております。また、昨年の夏以降、通常通り対面の授業を行っております。そして残念なことに、コロナの影響を受け、閉校せざるをえない語学学校も複数ございました。
(※2021年1月〜2月12日の期間は、ロックダウンによりイングランドの学校・語学学校が一時的にオンラインでの授業に切り替わっております。多くの学校が2月15日/22日以降、対面の授業を再開予定です。)
また現在、10日間の自主隔離が必要となっております。新た規定やビザの変更等もございます。常にご自身で最新のコロナ情報をご確認下さいね。
要注意!アフターコロナ、ニューノーマル時代の学校選び
2019年11月に発生した新型コロナウイルス感染症(Covid-19)、全世界が感染症の危機に晒され、世界中でロックダウンや入国制限、オリンピックも延期になりましたね。
日本でも緊急事態宣言の発令後、企業の働き方が大きく変化し、在宅ワークも一般的になりました。飲食店や学校の仕組みの変化も、大きな話題になっていますね。
それでは、イギリスの語学学校の様子はどうでしょうか?
イギリスの語学学校は、カナダやオーストラリア、ニュージーランドの語学学校と異なり、まだまだ日本人スタッフが在籍している学校が非常に少ないです。そのため、情報の入手がより難しく、また日本の常識が通じないことから留学生が自分自身で責任をもって学校を選ぶ必要があります。
大切な4つのポイント
各語学学校のコロナ対策
イギリスの語学学校だけに言えることではありませんが、やはり生徒、先生、学校スタッフを守るために、学校がどのような対策をしているのか、どれだけきちんと管理されているかを調べる必要があります。
現在、コロナの感染経路として『飛沫感染』、『接触感染』の2つが考えられています。その一般的な衛生対策として、咳エチケットや手洗い、アルコール消毒などを行うことがもとめられています。
(※詳しくは、国立感染症研究所のHPを参照下さい。)
語学学校には、世界中から様々な価値観をもった留学生が集まります。マスク着用に対する意識の一つをとっても、全生徒のマスク着用がどれだけ徹底されるかは学校の管理する力も重要になってきます。
ニューノーマル時代の学校選びとして、学校がどれだけ一般的な衛生対策を行っているかを事前に把握することは、とても重要な学校選びの一つのポイントになるかと思います。
※ロンドンにある語学学校、The London School of Englishのコロナ対策に関する紹介ビデオです。
ひとクラスの人数
一般的なイギリスの語学学校の多くは、ひとクラスの最大人数を14名前後、平均10名前後に設定している学校が多いです。また、語学学校の多くは毎週月曜日に入学ができるため、毎週生徒が変わります。その分、コロナ感染者に遭遇するリスクも高まります。国立感染症研究所が定義する濃厚接触者は、「発症の2日前から」「1メートル以内」「マスクなしで15分以上接触」と定義されています。
教室の大きさにもよりますが、ひとクラスの人数が多すぎる場合、この1メートル以内を確保することが難しくなるケースが出てくる可能性が非常に高くなります。
イギリスには、格安語学学校と呼ばれる部類の語学学校があります。ひとクラスの生徒を増やすことで、一人ひとりの学費を抑えることに成功した学校です。とても魅力的な学校も多いのですが、中には、ひとクラス20名前後になるケースもあります。入学申請前には、学校としてどのようなコロナ対策を行っているかを確認することはとても重要になってきます。
逆に、コロナ対策としてひとクラスの人数が少ない学校に通うとなると、授業料はどうしても高くなります。ただしそれと同時に、授業を少人数で受けられることで学習効率が上がることはメリットになるかと思います。
語学学校の経営状況
帝国データバンクの確認で、昨年8月24日時点、日本国内の新型コロナウイルス関連倒産(負債1000万円未満及び個人経営者も対象)が全国で460件に登ると報告されています。
同じくイギリスだけでなく、世界中の語学学校も留学生の減少から同じ様に苦戦を強いられています。
語学学校の経営状況については、一般的に学校のウェブサイトや口コミからはどうしても見抜きにくい所になります。ですが、入学申請時の確認として、コロナ理由によるキャンセル、延期の必要が出た場合の学校の対応や、返金までのスピード感なども確認しておけるとより安心ですね。
通常ですと、語学学校のウェブサイトには必ず、Terms and Conditions と言う学校の利用規約が掲載されています。ウェブサイトのフッター部分。最下部に掲載されていることが多いです。英語にはなりますが、必ずご自身でご確認下さい。(※学校によって、コロナ感染症に関する特別な利用規約が設けられている場合がございます。ご注意下さい。)
(※帝国データバンク参照)
都市の比較
コロナに対する衛生対策は、学校によって対策の内容が異なることから、都市の違いは必ずしも重要ではありません。ですが、日本でも東京と地方でコロナ感染者の数が大きく異なる事も事実です。学校の[衛生対策] ✖ [都市のコロナ感染者数]を意識した、都市選び、学校選びも大切になるかもしれませんね。
カウンセラーからのアドバイス
現在アフィニティでは、コロナに対する一般的な衛生対策について各語学学校にアンケート調査の協力のお願いを実施しています。
学生ビザやワーキングホリデービザ(YMS)での渡英、イギリスの語学学校探しをされている方。近い将来、イギリスに留学をされてみたいとご検討中の方は、是非お気軽にご相談下さい。
アフィニティでは専門カウンセラーによる、一人ひとりのご希望・目的に合った語学学校選びのお手伝いをさせていただいております。アフターコロナ、ニューノーマル時代の語学学校選びもアフィニティにお任せ下さい。