【体験談】『自立した自分で、自らの力で成長できた』 カナダ高校留学!

カナダバンクーバー島に位置する自然豊かなキャンベルリバーで、10ヶ月の高校留学を終えて帰国された高校2年生のT君にお話しを伺いました。 これまでもイギリスやアメリカへの留学経験をお持ちのT君でしたが、今回のカナダでの長期高校留学では、 『ものすごく楽しいこと、ものすごく大変なことの、振れ幅が大きかった!』 と、そんなに甘くはない高校留学についての体験を語ってくれました。 高校留学をお考えの皆さんに参考になる点がたくさんあるのではないでしょうか。 是非、ご一読下さい!

■留学先について

国、地域:カナダ、BC
都市:キャンベルリバー
出発日:2023年8月29日
留学期間:10ヶ月
留学カテゴリ:その他

■なぜこの留学先を選びましたか?

既に留学経験が何回かあるイギリスやアメリカと留学の難易度が低いとされるニュージーランドやオーストラリアを除外したという経緯で渡航国はカナダになりました。
バンクーバーやビクトリアなどの大都市は日本人が多く留学と言えるものではなくなってしまうことから地方部で日本人が少なく落ち着いた環境で留学ができるキャンベルリバーが留学先となりました。

■留学してみて新たに発見した習慣や文化はありますか?

カナダで一番人気のスポーツであるアイスホッケーとの出会いは自分にとって大きな発見でした。

⇒渡航前はアイスホッケーにはいっさい興味が無かったそうですが、街のチームの試合を見に行き虜になったそうです! 何度も試合観戦するうちに、チームの選手やコーチ、オーナーとも仲良くなり、選手と同じバスに乗って試合会場まで向かったこともあったそうです。 なかなか出来ない経験をさせてもらえたのは、T君のアイスホッケー愛が周りに伝わったからですね。 アイスホッケーは、留学中のT君の精神的な大きな支えにもなっていたと教えて下さいました。

>大好きなアイスホッケーチームのキャプテンと一枚!

■学校/コースについて

学校名 :Timberline Secondary School
コース名 :School District 72 International Student Program

学校の評価

クラスの雰囲気:やや満足
教師の質:満足
コース内容:満足
学校の設備:満足
周りの環境:満足
スタッフの対応:不満
総評:ふつう
1クラスあたりの生徒数:16人以上
1クラスの日本人の割合:20~30人中1~2人
参加してよかったアクティビティ:Senior Ball Hockey Club

印象に残った授業内容/学習方法

世界的な文化を学ぶ授業、20世紀の世界史

⇒20世紀の世界史はもともと興味がある分野だったそうで、世界大戦を日本と違う視点で学べたことも貴重な体験となられたようです。 同じ出来事を学ぶにあたっても、異なる考えがあることを知ったこと、カナダの中立性を感じたことも教えてくれました。歴史を日本以外の視点から学べる点では、高校留学時の選択科目としてとても興味深い科目の一つですね。

■滞在先について

滞在先について:ホームステイ
上記で「その他」の場合はご記入下さい:
通学方法:その他
通学時間:6分〜10分

滞在先の評価

周りの環境:満足
設備:やや不満
通学路:満足
ファミリーの対応:不満
総評:ふつう

■留学前に不安に思っていたことは?

⇒留学生ではなく、現地生の友達が出来るかどうか不安だったと教えてくれました。T君の留学先のTimberline Secondary Schoolには、世界各国から多くの生徒が留学しています。日本人留学生は少ない環境でしたが、各国からの留学生はそれぞれの国でまとまってしまい、現地の生徒と交流が少ない生徒も多くいらっしゃるようです。そんな中、T君は率先して、生徒会やクラブ活動、卒業アルバムの作成などに関わり、出来るだけ現地の生徒と関わり友達になっていったそうです。

■留学して身についた力を教えてください

⇒辛い状況でも生き延びる力、困難を乗り越える力が身に付いたと教えてくれました。ホストファミリーとの関係、キャンベルリバー教育委員会スタッフとの関係構築に悩まれた時間も多かったようです。行動力のあるT君にとって、自由に動けないもどかしさや考えを理解してもらえない葛藤など、様々なことを経験していく中で、周りの環境や考えを理解しようと努力し受入れ、与えられた環境の中で自分が出来る解決方法を探る中で、大きく成長されたことを感じました。

■学校以外や週末の過ごし方

>大好きなアイスホッケーチームのプレイヤーたちと一枚
>大好きなアイスホッケーチームの元キャプテンである現監督と一枚

■あなたの留学にタイトルをつけるなら

『自立した自分で、自らの力で成長できた留学!』

⇒困難な環境や状況を自らの成長の場と捉え、ご自身の力で自分自身の成長へと繋げたT君です。そして、その成長はご自身で感じるほどとなり、大きな自信となる留学だったのではないでしょうか。

■留学生へのアドバイス/どんな留学を勧めますか?

⇒留学の目的やモチベーションの源になるものは、それぞれ異なるかと思いますが、困難な状況でも努力をし続けることが大事だと、アドバイスを下さいました。

■アフィニティについて

サポート満足度:満足

■担当カウンセラーからひとこと

留学中は、これまでに経験したことの無い、ものすごく楽しいことと、ものすごく大変なことの両方があり、その振れ幅が大きかったと最初に教えて下さいました。落ち着いた雰囲気で、静かにお話下さったことがとても印象的で、大変だったこと、不満に感じたこと、困難を乗り越えたことだけでなく、学校やキャンベルリバーの都会から離れた素晴らしい自然環境や学校の先生方の素晴らしさもしっかりと伝えて下さいました。留学中の様々な経験を通して大きく成長し、もともとT君の強みの一つである行動力に加え、様々なことを乗り越えたことで、自信と余裕を得られたように感じました。更なるご自身の強みを手に入れたT君の今後のご活躍を心から応援し、楽しみにしております!

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PROFILEこの記事をかいた留学カウンセラー

オーストラリアの小中高校で日本語教師のアシスタントとして勤務。オーストラリアでの指導経験は、海外の外国語教育の現場を知るとても良い経験になりました。帰国後は旅行会社にて約10年間、海外への修学旅行・グループ旅行の手配業務や個人旅行手配に関わったのち、ニュージーランド専門の留学会社では、6年間に約500名の留学生をニュージーランドに送り出しました。現在は、学校、塾などの法人担当もしながら株式会社アフィニティにて留学アドバイザーを行う他、文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」の申請サポート業務も担当しています。