今年の4月から長期留学をする予定だった方、夏休みの短期留学を楽しみにされていた学生さん、本当に沢山の留学希望者の方がコロナの影響を受けていると思います。渡航時期の延期、留学・ワーホリ自体を断念せざるをえなかった方。また、志半ばで帰国せざるをえなかったかたもいらっしゃるとか思います。みなさんのお気持ちを考えますと、一留学、ワーホリ経験者として、また留学カウンセラーとして非常に残念でなりません。
この記事は、アフターコロナ、ウィズコロナで変わる、今後の留学・ワーキングホリデーについて、今からできる準備について、留学プランの作り方、ワーホリ・留学コーチングについてご紹介致します。
目次
新型コロナウイルスだけじゃない、留学に影響をもたらした感染症の歴史
現在、新型コロナウイルスによる不安から、将来的な留学・ワーキングホリデーについて悲観的に考えてしまっている方も多いと思います。頑張って貯金をして、留学・ワーホリプランを作成し、いざ渡航!と言うタイミングでのコロナ流行はとてもショッキングな出来事だったかと思います。
今回の様な感染症と留学の関係は今に始まった事ではありません。私自身、初めてのワーキングホリデーで渡航をする際、SARSの影響で一度渡航を断念た経験があります。その後、時期を延期をする形でワーホリを実現しましたが、その時の辛さは今でも良く覚えています。
ここで一つ私が言えることは、これまでのコロナの歴史を見ても、必ず留学・ワーホリで渡航をする事は出来ます。実際に、カナダのワーキングホリデーは今月(2020年6月)から受入が開始去れました。フランスでは、語学学校が再開されました。イギリスも、今月22日よりビザ申請が再開されます。今はただ悲観するだけではなく、正しく恐れ、正確な情報を入手し、将来の留学・ワーホリの為に準備を進める事が大切です。
留学のオンライン化
アフターコロナ、ウィズコロナの世界では、オンライン留学は避けて通れない世界となりました。オンライン授業、オンラインミーティング、オンライン飲み会、オンライン帰省が当たり前となった世界で、勉強のフィールド、ビジネスのフィールドは既にオンライン前提の世界になっています。きっと皆さんの多くもその世界をすでに実感されているのではないでしょうか。このオンライン前提の世界で、今後どう動けるかが人生を大きく左右すると言っても過言ではありません。オンラインが主流となった今、外国、世界はもっと近くになります。同僚が外国人!がもっと当たり前の社会になります。そして、その時に必要な共通言語は英語です。Afterコロナ、Withコロナの世界で生き抜く為に、英語力がより一層求められる未来・世界は必ずやってきます。TOEICのスコアが良いかどうかではなく、きちんと使える英語が話せるかどうか、グローバル・コミュニケーションスキルが身についているかが重要です。これから将来的に、留学・ワーキングホリデーで海外を目指されている方は、コロナに負けず、いつか必ず世界に飛び立つことができると信じて今できる事に備えて下さい。
歴史から学ぶ
●重症急性呼吸器症候群・SARS(2002ー2003)
アジアやカナダを中心に感染拡大しました。感染経路は主に飛沫感染、潜伏期間は2〜7日間、最長10日程度でした。症状はインフルエンザ様症状で、治療法は未だに確立されていませんが、WHOにおいてSARS流行は終息宣言が行われました。
●中東呼吸器症候群・MERS(2012〜)
アラビア半島諸国を中心に発生の報告がある重症呼吸器感染症です。輸入症例として、ヨーロッパや北米等、世界中で報告がされました。感染経路は新型コロナと同様に、咳などによる飛沫感染や接触感染によるものであると考えられ、潜伏期間も2〜14日と言われています。MERSも未だに治療法は確立されていません。
●新型コロナウイルス(2019〜)
「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」もコロナウイルスのひとつです。SARSやMERSもこのコロナウイルスに含まれます。みなさんもご存知の通り、アジア、ヨーロッパ、オセアニアから北米と世界的に症例が報告されています。感染源や潜伏期間も現在のところ不明とされていますが、潜伏期間は他のコロナウイルス同様に14日と言われています。SARS、MARSと同様に治療法は確立されていません。
アフターコロナ・ウィズコロナの留学・ワーホリの為に今からできる二カ国留学
留学やワーキングホリデーを考えたことがある方にとって、「二カ国留学」は一度は聞いた事がある留学スタイルではないでしょうか。主に、フィリピンやアジアでの格安語学留学➕英語圏での留学・ワーホリが一般的です。この二カ国留学の一カ国目、フィリピン・アジアでの留学は、特に英語初心者にとても人気が高かったです。英語を話すことに慣れていない人にとって、強制的にマンツーマンで英語を話さざるを得ない環境は、短期間で英語に慣れる上でとても力を発揮しました。また、料金が比較的リーズナブル、学校に日本人スタッフが24時間在籍、留学生の半数近くが日本人、全寮制と言う環境は、海外が慣れていない人にとってはとても安心の環境ですよね。でもここで、ちょっと心配なのが、『ワーキングホリデーに行きたいのですが、まずはフィリピン留学が正解ですよね?』の声。本当に、自分に2カ国留学必要かどうか、一度きちんと考えてみて下さい。
二カ国留学をお勧めできる人と、できない人
お勧めできる人
私が実際に体験をして、二カ国留学をお勧めできる人は、英語力がA1-レベル〜A1レベルの超初心者レベル〜中学入門レベルの人。英語を話すことに慣れる勉強を目的とした際に、アジアでの格安マンツーマン留学はとても有効です。
お勧めできない人
また、二カ国留学がお勧めできない人は、A1+レベル、中学中級レベル、中学卒業レベル以上の英語力が身についてる方、TOEICで350点以上の方、少しでも英語に慣れている方は、初めから本来の目的地、英語圏での語学学校に通い、留学・ワーホリからスタートされることをお勧めします。
英語はテスト勉強ではなく、コミュニケーションを取るためのツールです。英語超初心者の方は、まずは英語に慣れる必要があるので、マンツーマンでの勉強が理想的ですよね。ただし、中学中級レベル以上の英語力がある方(TOEIC350〜)は、英語圏でのグループレッスンを世界中の留学生と一緒に学ぶことで、英語の勉強➕英語でのグローバル・コミュニケーションを初めから学ぶことができます。特に初めての留学の方にとって、英語圏の留学がご不安なお気持ちもわかります。ですが、2カ国留学が話題になったここ数年間以前の留学経験者は、選択肢すらありませんでした。楽・安心もよいですが、人によっては挑戦!も大切です。ご自身の英語レベルと将来の目的に合わせて、最適な留学・ワーホリプランを選んでみてくださいね。
コロナショックがもたらした副産物、『オンライン留学』
コロナの影響で世界的にSTAY HOMEが行われました。その影響で、世界中の学校がオンラインによる授業を開始しました。日本の学校でもオンライン授業が多く採用されはじめ、沖縄県に所在する私立高等学校「N高等学校」ではオンライン中心の授業を展開、『未来の学校』とも言われています。
また、世界の名門校、英ケンブリッジ大学では来年度、講義は全てオンラインで行われる事が決まりました。今後の世界で、授業のオンライン化は単なるコロナ対策ではなく、進化なのかもしれません。
ここで一点注目したい点が、語学学校です。フィリピン・アジア圏、イギリス、アイルランド、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど、世界中の語学学校が英語教育・授業のオンライン化に踏み切った点です。コロナショックの影響で、留学業界・語学学校も一気にオンライン化に推し進められました。
二カ国留学として活用できる、オンライン留学
今留学業界では、フィリピン、アジアでの格安留学の代わりとして、オンライン留学が注目されています。事実、高いクオリティーの授業を日本から学べる事は、とても大きなメリットになると思います。
そこで、将来の留学・ワーホリに向けて二カ国留学を検討されていた方を中心に、『オンライン留学➕英語圏での留学・ワーホリ』プランに大きく舵を切る方がとても増えてきました。
英語力A1-レベル〜A1レベルの超初心者の方は、これまで通り、フィリピンやアジアの格安語学学校が開講するマンツーマンレッスンを受講。
英語力A1+レベル、中学中級レベル以上の方は、少し怖くても、英語圏のグループレッスンに挑戦されています。
オンライン留学とオンライン英会話の違い
昔からよく聞く、駅前留学やオンライン英会話。オンライン留学も、結局同じでしょ?と思われるかたは、下記オンライン留学に関する記事をご覧ください。学べる内容が、根本的に異なります。
オンライン留学や2カ国留学には、2カ国目を意識した事前のプランニングが重要
オンライン留学は気軽にはじめられることから、将来の留学・ワーホリに向けて勉強を開始される方が多いと思います。事実、オンライン留学は英語学習をする上でとても有効です。またそれと同時に、2カ国名を意識した留学プランニングがとても大切です。
現在の英語力と、二カ国目で叶えたい目標に必要な英語力、また現実的な留学予算によっても、オンライン留学のプランニング、お勧めの学校は大きく異なります。また中には、オンライン留学・2カ国留学をおすすめできないケースもあります。
「将来、英語を使った仕事につきたい!」、「海外でのんびりしたい」、「海外の大学・大学院に進学したい!」、「海外に移住をしたい!」、「海外就職したい!」、「世界一周をしたい!」、「キャリアチェンジ・キャリアアップの為に英語の資格取得を目指したい!」、「国際結婚したい!」、etc…
本当に一人ひとりそれぞれの思いのもとに、みなさま海外を目指されていると思います。私自身、カウンセラーとしての10年間で本当に多く方の思いや目標、夢をお伺いしてきました。誰一人として同じ留学目的、プランの方はいらっしゃいませんでした。そして留学・ワーホリ後、夢や目標を叶えられた方も沢山さんいらっしゃいました。
この経験から皆さんに、留学前の準備としてお勧めしたい事は、ご自身の夢や目標を叶える為に、自分だけの留学のプラン、地図を作ることです。
自分だけのワーホリ・留学地図を作る
自分が留学を通して何を実現したいかを見極める事はとても重要です。地図を作り、目的地を決める作業です。留学後、自分がどこに辿り着くかは実際に始めてみないと分からないのも事実です。ですがたとえ大まかでも地図・留学プランがあれば目標に向かって進むことができます。
アフィニティの留学カウンセラーは、留学商品を販売するためのカウンセリングを行いません。コーチングに近い留学・ワーホリカウンセリングを実施しています。
商品だなから洋服を選んだり、パンフレットから旅行先を選ぶのではなく、自分の夢や目標に合わせた、自分だけの地図、留学・ワーホリプランを創ってみませんか?そこで初めて留学・ワーキングホリデーに価格以上の価値・意味が生まれることをお約束します。
思い出に残る留学・ワーホリも素敵ですが、せっかくなら、帰国の人生・キャリアにプラスになる留学を見つけてみてくださいね。
留学・ワーホリについて、コーチングスタイルの留学カウンセリング
留学・ワーホリの目標が明確な人には、目標を達成するために必要な情報の提供、留学プランを一緒に作成するお手伝いを行います。
また、留学・海外に興味はあるけど、本当は自分が何をしたいのかが分からない・・・。自分の夢ってなんだろう?、そんな方でもご安心下さい。留学カウンセラーの資格を持つプロが、あたなの留学地図を作るために必要な夢や思いを、カウンセリングの質問を通して一緒に見つけていきます。
例えばこんな質問で、自分自信でも気づかなかった留学・ワーホリのへ思い、ご自身が本当に叶えたかった将来の夢を一緒にお探しします。
Q、留学に興味を持ったきっかけはなんですか?
Q、留学・ワーホリを通して何を叶えたいですか?
Q、もし、お金に困らないとしたら、何をして生きていきますか?
Q、時間を忘れて夢中になれる事はなんですか?
Q、5年後、10年語、どんな毎日を過ごせたら最高ですか?
留学・ワーキングホリデーは、人生を大きく左右するとても大きなイベントです。新型コロナウイルスの影響から海外への渡航を断念された方もいると思います。
今は、オンライン留学や留学プランの作成、自分だけの留学・ワーホリ地図創ることで、自分の将来のために向けた準備、情報収集を一緒に行っていきませんか?
是非お気軽に、ご相談下さいね。
【参考文献】World Health Organization、厚生労働省