こんにちは。イギリス留学担当の中里です。
留学、ワーキングホリデーで渡航する時、入国する空港で薬を没収されてしまったらどうしよう・・・、と心配される方は多いかと思います。
特に、持病があり処方薬を飲んでいる方にとっては不安ですよね。
この記事では、海外留学・ワーキングホリデー時の薬の持ち込みについてご紹介いたします。
英文薬剤証明書の準備
薬を持ち出す際には、何の薬を服用しているのか、それを服用する必要がある病気や症状について英文で説明できるレターがあると安心です。
また、処方せん医療薬については、薬剤証明書の英文レターも用意しましょう。
これらの文書は、かかりつけの病院にご相談下さい。
持ち込みは本来の容器で
医薬品は、病院や薬局で交付された本来の容器に入れたまま持参するようにしましょう。
市販薬の場合でも、パッケージや容器の蓋を一度開封してしまったり、薬を他の容器に移し替えてしまうと、薬の種類が判断できないことから国によっては持ち込めないことがあります。
また、粉薬を服用している場合、海外では違法薬物の疑いをかけられる可能性があるため、他の剤形の医薬品に変更ができないか、医師や薬剤師に事前に相談されることをお勧めします。
薬は必要な分だけ持参
渡航中に必要とされる薬の分だけ持参しましょう。
必要以上に多量の薬を持参すると、渡航先の国によって持ち込みが認められないことがあります。
また、国によっては期間に関係なく一度に持参できる薬の数量に上限がある場合もあります。
必ず事前に、渡航先の薬の持ち込みについて確認するようにしましょう。
詳細が確認できない場合には、各国の在日本大使館までご相談下さい。
薬は自分で持ち込む
医薬品は自分自身で持ち込むようにしましょう。
国によって郵送による医薬品の申し込みが禁止されている場合がありますので、注意が必要です。
渡航先の国のルールを確認し、適切に行動しましょう。
各国の制度について
参考情報として、各国の医薬品持ち込みに関する情報をご紹介いたします。
※カナダ、フランス、マルタ、フィリピン等の各国の制度については、各国の在日本大使館にご確認ください。
※厚生労働省の情報をもとにしたご案内です。2023年9月7日時点の情報ですので、渡航時には最新の情報にご注意下さい。
まとめ
これらの注意点を守ることで、海外留学やワーキングホリデーでの渡航時に薬を持ち込む際のトラブルを避けることができます。
渡航先の国の法律や規制にも注意を払い、安全で健康な留学生活を楽しんでください。