ドイツ語はどこで学べるの?
ドイツ国内はもとより、オーストリア、スイスの一部地域でもドイツ語が話されているため、これらの国でドイツ語の習得が可能です。
ただし、オーストリア=ドイツ語、スイス=ドイツ語のように独自の言い回し(表現)や発音が含まれるため、「標準ドイツ語」を学ぶにはドイツ国内が最も適しているでしょう。
ドイツ国内でも南ドイツを中心に、南部ドイツ語が話され、国内各所にも方言は存在します。
最も標準ドイツ語に近いとされているのは、低地ドイツ語と呼ばれるドイツの北部エリアです。
ドイツ語圏(ドイツ、オーストリア、スイス)では、主に語学学校でドイツ語が学べます。
ドイツ語を語学学校で学ぶ際には、私立校か大学付属校が主な選択肢になりますが、それぞれの目的に応じてメリット、デメリットがあります。
滞在目的や予算、ビザ条件などに応じて選択されるとよいでしょう。
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ドイツ語の検定試験
ドイツ語の検定試験として、日本で知名度があるものはドイツ語検定、通称”独検”。
但し、独検はあいにく日本以外の国では、全く知られておらず認知度もありません。
ドイツ語圏(もしくは海外)での認知であれば、ゲーテ検定やtelcの語学検定をお勧めします。
また、大学入学で提出が必要なドイツ語検定試験としては、この他にもTestDaFやDSH(Deutsche Sprachprüfung für den Hochschulzugang)、telc Deutsch C1 Hochschuleなど特別な試験となります。
何の目的で、どの語学力証明が必要かが重要です。
特に、大学進学の際に有効な証明書(試験)やレベルは大学、学科、課程、学位等によって異なりますのでご注意ください。
また日本で受験ができるテストと日本では実施がないテストもありますので、後者の場合は、留学中の現地受験をオススメします。
さらに、特に大学出願前は、主要テストの受験定員が早い時期に満席となりやすい傾向があったり、受験日から結果通知まで数週間は要することがあります。
時間的にも余裕を持ち、計画的に受験することが成功の秘訣です。
ドイツ語の試験について詳細はこちらをご覧ください。
ドイツの大学付属校と私立の語学学校の違い
ドイツ語圏の大学では外国人学生の割合も多く、大学付属校として外国人学生に対するドイツ語コースを提供している場合があります。
主なコース内容は、大学入学に必要なドイツ語能力検定試験(TestDaFやDSH)の受験対策コースで、大学への入学を志す方を対象にしています。
そのため、多くのコースでドイツ語レベルは中級以上(B1)が対象です。
宿泊先の手配はないケースも多いので要注意です。
大学が運営しているため、大学の学期中のみ開講されるものや試験直前のシーズンに短期で開催されるものなど、大学によって、コース、レベル、受講条件、申込み時期が様々ですので、余裕を持ってリサーチしておく必要があります。
一方で、私立の語学学校は、年中開講しており、短期間でも効率的にドイツ語を習得したい方、ドイツ語が完全初心者でゼロから学びたい方、あるいは長期で本格的に習得したい方も適しています。
少人数制かつ毎週受講をスタートできる学校もあり、自身の留学プランに合わせて選択できることが利点です。
滞在場所(ホームステイ/学生寮/アパートなど)の手配のほか、3ヶ月以上の滞在になる場合には、滞在許可(ビザ)申請に関わるサポートを行っている学校もあります。
私立校の場合は、授業外の課外活動としての小旅行やイベント、パーティー、映画鑑賞会など、様々な形で生徒間のコミュニケーションの場も設けています。
インターネットやカフェテリア、図書室などの施設が整っていたり、ドイツの大学への進学サポート、インターンシップのプログラム、趣味のお稽古(音楽レッスン)など各種仲介や斡旋サポートを行っている場合もあります。
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