みなさんは、カナダの専門留学「CO-OP(コープ)制度」をご存知ですか?
CO-OPプログラムとは、専門学校(カレッジ)で就学後、カレッジ就学期間と同じ、もしくは少ない期間で有給インターンシップができるプログラムです。
つまり、留学して勉強するだけでなく、現地で働く経験を得ることができる制度なのです。
英語を学ぶための語学留学の場合は現地での就労は認められていませんが、CO-OPの有給のインターンシップはプログラムの一環として扱われるので、学生ビザに付帯されている就労ビザで働くことになります。(既に1度カナダのワーキングホリデーで海外就労を経験されている方でもお申込み可能です。)
英語力に自信が無い場合は現地語学学校にて英語力をつけてからプログラムに参加することもできますし、ワーキングホリデーのように年齢制限もないので、幅広い方が挑戦することができるプログラムになっています。
就労許可付きの学生ビザ
CO-OPは正式には「Cooperative Placement」の略です。カナダの私立・公立学校のプログラムの一部で、就労体験の付いたプログラムです。CO-OPプログラムを選ぶと、座学に加えて現地企業で有給の就労体験ができます。
カナダにはたくさんの私立・公立カレッジ・大学がありますが、その中でもカナダ政府に認可された学校のみが、CO-OPプログラムを提供することが可能です。
カレッジへの入学条件例
- 高校卒業資格
- 英語力
*進学するカレッジにより、英語力等の規定は異なります。入学試験は無く書類審査と英語資格が審査基準となります。
学びながら働ける!
多くのカレッジがCO-OPで取り扱っているのは、マーケティングやマネジメント等のビジネス分野、ホテル業界や飲食業界に向けたホスピタリティ分野、コミュニケーション能力が求められるカスタマーサービス分野、Web開発やアプリ開発などのIT分野等になります。
他にも、貿易、エアライン、メイク、演劇のプログラムを取り扱っているカレッジもあります。
それらのプログラムを履修後は、有給のインターンシップを行いますが、CO-OPは最大で座学と同じ期間就労ができます(例:前半6ヶ月カレッジで就学+後半6ヶ月有給インターンシップ)
CO-OPプログラムは学生ビザに付帯した就労ビザで働くため、前半のカレッジに通っている間(座学期間中)は週20時間アルバイト、後半の有給インターンシップは週40時間まで働くことが可能です。就労経験だけでなく現地での生活費も十分賄っていただけます。
仮に時給が$15だとすると、$15(時給)× 40(時間) ×4(週間) = $2,400/月
$1=90で換算した場合、日本円で約21万6千円ほど稼ぐことができる計算になります。
どんな企業で働くことができる?
基本的には自分が働きたい企業で働くことができます。(カレッジや履修したプログラムによって、業種やポジションがある程度指定される場合もあります。)
カレッジのプログラムの一部という位置付けで就労を許可されて要るため、基本的には自分が受講しているプログラムに関連した職業である必要があります。
■ビジネス系仕事例
- 一般企業派遣
ポジション:Marketer
業務内容:取引先とのやり取り、事務サポート、経理処理、在庫管理、市場調査etc
- 一般企業派遣
ポジション:Office assistant
業務内容:データ入力、電話対応、庶務etc
- 食料品店派遣
ポジション:Shift Leader
業務内容:スタッフトレーニング、スケジュール管理、商品管理etc
■ホスピタリティ系仕事例
- 一般企業派遣
ポジション:Office and sales assistant
業務内容:電話対応、メール対応、商品案内、スケジュール管理etc
- クリニック派遣
ポジション:Medical office assistant
業務内容:問診、予約管理、電話対応、会計処理 etc
- ホテル派遣
ポジション:Front desk Clerk
業務内容:予約受付、チェックインアウト対応、データ管理、会計処理 etc
(その他、不動産関係、教育関係、航空関係など)
*技術系CO-OPプログラムは初心者の場合、Co-op就労が難しい場合があるので注意してください。
仕事の探し方
基本的には仕事は自分で探します。
学校によっては提携企業を紹介してくれたり、面接をアレンジしてくれたりなど、授業の一部としてサポートしてくれることもありますが、基本的には自分で探すと思っていた方がよいです。
日本人スタッフのサポートの有無や、学校がどのような仕組みでアレンジしてくれるのかは事前に確認することをお勧めします。
CO-OPに挑戦するメリット
CO-OPは英語を学ぶだけの語学留学ではなく、英語を使って専門分野を学び、就労経験を積むことができるプログラムです。
カナダのディプロマを取得することができ、海外での就労経験というキャリアを積むことができる為、日本帰国後の就学、就職、転職に大きく役立ちます。
業界内で人脈を広げるチャンスとなりますし、履歴書の質を高める機会でもあるため、休学/休職してでも行く価値のある非常にお勧めできるプログラムです。
渡航までのスケジュール感
有給インターンシップを行う場合、1年間から2年間のプログラムを選ばれる方が多くなります。
せっかく貴重な時間を使って海外に行くわけですから、充実した滞在となるようしっかり準備を進めて頂きたいと思います。
自分の力で情報収集することも大切ですが、それと同時に客観的な視点からアドバイスをもらい、自分では気づけなかった選択肢や可能性を見出すことも非常に重要です。
アフィニティのカウンセラーは今までに数多くの学生の皆様をカナダにお送りしておりますので、安心してご相談ください。
- 出発半年前:カウンセラーに相談、プログラム選び
- 出発4~5ヶ月前:プログラム決定、お申し込み手続き
- 出発約3ヶ月前:学生ビザ申請
- 出発1~2ヶ月前:航空券購入、海外留学保険加入
- ご出発!
どのようなカレッジに行きたいかご相談ください
CO-OPプログラムを扱うカレッジは数多くございます。
・どのようなカレッジがあるのか?
・どのカレッジが自分に合っているのか?
・費用はどのくらいかかるのか?
など、お気軽にご相談下さい。
また、コロナ禍での海外渡航を不安に思われる方も多くいらっしゃるかと思います。
アフィニティでは現在も安全面に配慮しながら、カナダへの留学準備をサポートさせて頂いています。
世界情勢を鑑みながらご案内させておりますので各国の政府の要請によってはスケジュールや計画の変更が必要な場合もございますが、日々最新情報を確認しながらサポートさせて頂きます。
また、初めての留学で英語力が不安という方には、渡航前のオンラインレッスンのご紹介も行っておりますので、気兼ねなくカウンセリング時にご相談ください。
皆様からのお問合せをお待ちしております!