【海外大学進学】歴史と伝統のあるイギリスの大学留学

イギリス留学の最大の特徴と魅力は、高い教育水準です。英国の教育スタイルでは、学生が知識と技能を身に付け、自由な発想のもと、最大限に能力を発揮できるよう支援されています。

イギリスの大学・カレッジには50,000を超える学部コースがあり、これまでに世界中の100万人以上の留学生から選ばれてきた実績があります。学びを求める学生にとって、理想的な留学先の一つであることは間違いありません。

イギリス大学進学のポイント

1⃣世界トップ200位以内の大学に進学できるチャンス

イギリスの大学は3年制であるため、留学生が十分に進学準備を進めて大学へ進学していくことが可能。

ファンデーションコース(大学進学コース)は日本で学んだ学生は有益
イギリスの大学は専門分野の授業を受けることになるため、日本の大学にある教養課程というものがありません。そのため、高校卒業後に1年間のファンデーションコースを受け、大学に入学することができます。ファンデーションコースでは英語のスタディスキルや専攻分野の基礎知識を習得します。

最短で大学3年で卒業可能
英語レベルと高校の成績次第で、大学の1年目に相当するInternational Year oneを受けることができ、大学を3年で卒業することができます。ファンデーションコースなしで、日本の大学のように教養課程を受ける必要はなく、専門分野に特化した授業を受けることができます。

2⃣返済不要の奨学金制度(学費一部免除)

大学出願と同時に奨学金申請をし、初年度の学費が一部免除になる奨学金制度があります。大学入学前に£1,500~£10,000奨学金が獲得できるチャンスがあります!イギリスの大学の学費が高額だと思っている方が多いはず。イギリス大学進学は夢ではありません。

イギリス教育制度の特長

イギリスの義務教育は16歳までに統一試験であるGCSE(General Certificate of Secondary Education)を受験します。GCSEの受験結果で大学への進学を目指して、Sixth Form Collegeと呼ばれる通常2年間のGCE-Aレベルに進むのか、職業資格を取得するための専門技術や知識が学べる学校(Further Education College)に行くか、就職のいずれかの進路となります。

イギリスには約100校の大学があり、その内1校は私立大学でほとんどの大学が公立大学です。日本の高校を卒業後にイギリスの大学へ進学する場合は、ファンデーションコースを受ける方がもっとも多いでしょう。イギリスの大学は3年制をとっているため、日本の大学やアメリカの大学のように一般教養科目の履修がありません。イギリスの大学は専門に関する授業を受講することになるため、日本の高校卒業後の進学の場合は、ファンデーションコースを受けることが一般的です。

ファンデーションコース

ファンデーションコースは大学進学コースのことで、通常1年のコースです。ファンデーションコースでは英語力とスタディスキルや専門分野の基礎知識を習得します。ファンデーションコースは「大学独自で行っているもの」と「独立した教育機関が行っているもの」の2種類があります。大学独自で行っているファンデーションコースはその大学に進学することを目的していますが、独立した教育機関のファンデーションコースは、提携大学やその他の大学に進学することになります。

アートやデザインなどの芸術系のファンデーションコース

アートやデザイン、映画制作などの芸術系は、芸術系のファンデーションコースを受けることになります。芸術系のファンデーションコースではアートやデザインの基礎を学習と実習があります。ファンデーションコース受講しながら大学での専攻(関連する分野の中)を決めることができます。

学士号課程

学士号課程は通常3年で、1年間のファンデーションコースを履修後に進んでいきます。医学、獣医学、建築学などの専門職の分野は、学位取得に5~7年かかります。卒業時にBA(Bachelor of Arts)やBS(Bachelor of Science)などの学士号課程の学位が授与されます。学士学位はさらに優等生学位(Honours Degree)と普通学位(Ordinary/Pass Degree)に区分されます。

イギリスで取得できる学士号には次のような種類があります。
1つの分野を深く勉強して取得する 「Single Honours Degree」
2つ以上の分野を同時に勉強して取得する 「Joint/Combined Honours Degree」

近年では、上記の伝統的な大学で定めた科目を履修して取得する学士号以外に、卒業に必要な単位をとることにより取得するModular Degreeを提供している大学があります。Modular Degreeのコースでは、専攻分野に関する必修科目の他に自分の勉強したい科目を数教科履修することができますし、大学間の単位互換も容易になります。イギリスの学士号には成績にランクがあり、First-class honours (1st)~Passまでの5段階に分けられています。大学院の修士号課程に進むには一定の成績が必要です。

学期制度

新学年は秋から始まります。大学では9月に始まるところがほとんどです。一般的に3学期制ですが、近年は2学期制に移行している大学が増えています。

大学入学申込み

大学入学の申込みは普通入学を希望する年の1年位前から受付けます。入学の申込みは、UCAS(Universities and Colleges Admissions Service)を通して行いますので、大学に直接出願することはありません。UCASはイギリスの大学へ入学するための総合出願機関です。オンライン出願はまず必要事項を入力し、志願動機書(約4000字)、推薦状などの必要書類を提出し、出願料をクレジットカードで支払います。一通の願書で6大学(コース)まで出願することができます。出願後に英文成績証明書などの書類は、該当する大学に直接送付します。一般の締め切りは、入学を希望する年の1月15日です。留学生の最終締め切りはコースが始まる年の6月末です。

イギリス大学の入学基準

1⃣高等学校の成績

高校3年間の成績を見られます。3年間の評定平均値が3.5以上(5段階評価)あると奨学金申請ができるチャンスがあります。

2⃣英語力

イギリスの大学に進学するには、IELTS™のスコアが必要です。イギリスの場合、学生ビザ(Tier 4)を取得するためにビザ申請用のIELTS for UKVIを受験しなければなりません。IELTS for UK Visas and Immigration (IELTS for UKVI)は、英国内務省が発表しているSecure English Language Test (SELT)のひとつとして認められています。IELTS for UKVIを受験するにはブリティッシュカウンシルが行っているIELTS試験(詳細はこちら>>>)になります。ファンデーションコースの場合は、IELTS 4.5~5.5です。

3⃣実技能力

芸術系(美術・デザインなど)や音楽を希望する場合は、ファンデーションコースからでも作品の提出やオーディションがあります。

”ファンデーションコースなし”で名門大学を3年で卒業を目指す!

英語力と高校の成績次第で、大学の1年目に相当するInternational Year Oneを受けることができ、大学を3年で卒業することができます。ファンデーションコースを受ける必要はなく、専門分野に特化した授業を受けることができま、1年分の留学費用を抑えることができます。International Year Oneのある大学は、世界大学ランキングトップ200位以内にランクインしている名門大学もあります。

International Year Oneがある大学
University of East Anglia  世界大学トップランキング 201~250位
University of Exeter     世界大学トップランキング 137位
Newcastle University   世界大学トップランキング 139位
University of Sussex     世界大学トップランキング 201~250位
University of Leeds         世界大学トップランキング 128位
Keele University

※世界大学ランキング:Times Higher Education World University Rankings 2023より

イギリス大学の留学費用

ファンデーション(1年)+大学(3年)International Year One(1年)+大学(2年)
1年目250万~500万円250万~500万円
2年目300万~500万円300万~400万円
3年目300万~500万円300万~400万円
4年目300万~500万円
合計950万~1,600万円700万~1,200万円

※上記の留学費用には、授業料、滞在費、諸費用が含まれる。航空券代や留学生保険、お小遣いは含まれません。

イギリス大学留学の滞在方法

現地での生活に慣れるまでは、ホームステイまたは学生寮で滞在します。

1⃣ホームステイ

一般家庭に滞在し、家族の一員として生活を共にし、その国の文化や生活を体験できることがホームステイの最大のメリットです。ホストファミリーとのコミュニケーションを通じ、家庭内で生きた英語に触れながら、会話力を伸ばすことが可能。

2⃣学生寮

寮生活のメリットは、学生同士一緒に生活するので気軽であるということ。そして同世代の学生、他国からの留学生と交流を深める機会をたくさん持てること。大学キャンパス内の寮は、カフェテリア、ラウンジ、コインランドリーなどがあり、スポーツジムやレクリエーションセンターも完備。

提携大学例

Anglia Ruskin University
Brunel University
City, University of London
Durham University
Edinburgh Napier University
Glasgow Caledonian University
Istituto Marangoni
Keele University
Kingston University, London
Lancaster University
Leeds Beckett University
Liverpool John Moores University
Newcastle University
University of Strathclyde
University of Surrey
University of Sussex
Queen’s University Belfast
Robert Gordon University
Royal Holloway, University of London
Swansea University
University of East Anglia
University of Exeter
University of Leeds
University of Hertfordshire
University of Lincoln
University of Northampton
University of Portsmouth
University of Stirling
Plymouth University

イギリス大学留学手続の流れ

2023年6月渡航のイギリスの大学手続きは今からでも間に合うことは知っとるかな?日本の大学との併願も可能じゃ。高校2年生で今後の進路で悩んでいるなら、今のうちから進路カウンセリングを受けてみてはどうじゃ。早期に準備することで、情報収集ができるのじゃ。

高校2年生・3年生進路相談
ご希望をお聞きしながら、イギリス大学進学について初回の進路相談(無料)を行います。
イギリス大学進学についての内容や大学情報、予算についてご提案させて頂きます。”自分にあった留学プランはあるの?” “今の成績や英語力で海外大学進学はできるの?” “留学予算はいくら必要?”・・など、お気軽にご相談下さい。

アドバイザーはイギリス進学のプロ!「何が分からないのかが、分からない」場合でも安心して相談するのじゃ

高校2年生・3年生サポート開始&志望校選定
イギリスの大学に出願することを決めたら、留学サポートプランを選択頂きお申し込み下さい。お選び頂いたサポートプランに合わせて留学サポートを行います。
その後、志望校を1~3校を選定していきます。

高校3年生出願手続き&条件付合格取得
高校3年生になると大学に出願し、条件付合格を取得します。
事前に条件付合格を取ることで安心して高校生活を送ることができ、IELTSの勉強に専念することができます。

高校卒業前後大学入学手続き
大学から入学許可書を取得します。
高校卒業後に最終の英文高校成績証明書および英文卒業証明書、IELTSスコアを大学に提出します。問題なければ、大学から入学許可書が送付されます。

渡航2~3ケ月前学生ビザ取得
学生ビザ申請を行います。
複雑な学生ビザ申請も、担当アドバイザーが丁寧にサポートします。

渡航1~2ケ月前滞在先手配・航空券手配
現地滞在先(大学寮またはホームステイ)、航空券の手配をサポートします。

渡航1ケ月前出発前オリエンテーション
渡航準備のための情報、留学生保険等をご説明します。
国内での、年金、健康保険などの諸手続きや、現地到着後の銀行口座開設、携帯電話契約などをご説明します。

渡航1~2週間前出発前最終確認
現地到着後の流れや、持ち物など、出発前の注意事項を含め最終確認を行います。

アフィニティの海外大学進学・留学

①日本の大学と海外の大学併願が可能
日本の大学の併願ではなく、日本の大学と海外の大学の併願受験が可能です。「日本の大学と海外の大学を迷っている」という方、「海外の大学に興味があるのだけど、本当に合格するのか不安だ」という方なども、まずは併願し、合否結果後に最終大学を決定することができます。
例えば、アメリカの大学の出願料は1校につき$30~$150と国内大学より安価であり、またアメリカの大学では入学金はありません。

②返済不要の奨学金制度(学費一部免除)
アメリカやイギリスの大学では返済不要の奨学金制度があり、学費一部免除されます。大学によって奨学金は異なりますが、$500~$10,000獲得チャンスがあり、思ったより学費が高くないということもあります。また国によって教育制度の違いがあるので、教育制度を知ることで進路の選択肢が増えるかもしれません。

③グローバルキャリアサポート
海外大学卒業後の就職を見据えて、経験豊富な専門アドバイザーが海外大学進学から卒業後の大学進学から卒業後の就職をトータルサポートします。特に海外大学進学の場合は、卒業後の就職が不安に感じているのではないでしょうか。アフィニティでは留学前に知っておくべきことを含めセミナーを実施しています。就活に結びつけられるようにしておけば、不安なことはないはずです。

留学をキャリアに 2023年グローバルキャリアセミナー開催決定!

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PROFILEこの記事をかいた留学カウンセラー

アメリカで経営学、教育学を学ぶ。ブリティッシュカウンシル認定上級カウンセラーおよび国家資格キャリアカウンセラー資格を有し、これまでに7000名以上のカウンセリングを行った熱血カウンセラー。グローバル人材育成のキャリアカウンセリングもお任せください。