前回はイギリスワーキングホリデー(YMS)希望者の方に向けた『仕事探し』のご紹介をさせて頂きました。
目次
第1弾:【YMS希望者必見】イギリスの人材紹介・派遣会社にインタビュー第2弾〈イギリスワーキングホリデーで仕事を探す方法〉
上記記事につきましてYMS渡英者の方に大変好評を頂けましたので、今回は第2弾という事で「今一番気になる!」コロナ禍直撃の2020年後期以降のYMS渡英者のお仕事事情について、イギリスの人材紹介・派遣会社にインタビューを行って参りました。既にYMSに当選されている方、これからYMSの抽選を考えている方にはぜひ参考にして頂きたいと思います。
〈Withコロナ〉就職・転職支援のプロにインタビュー
イギリスのYMS場合、他国のワーキングホリデービザと違い2年間滞在でき、就労に制限がないというのが魅力の1つです。(他国の場合は滞在期間が1年、同一雇用主の下では6ヶ月しか働いてはいけない等の制限があります。)
しかし、昨今の新型コロナウイルス肺炎の影響により就職活動に不安を覚えている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、コロナ禍にある現地での人材紹介の状況についてインタビューをさせて頂きました。
少しでも安心して仕事探しを始めたい方必見です!
質問🎤
コロナの影響によりYMSでの渡英を心配している方も多くいらっしゃいますが、YMSの方からの直近のお問い合わせはあるものでしょうか?
回答☑
ありがたいことに、直近もYMSの方々からのお問い合わせは多く頂いております。
ロックダウン中に渡英出来なかった方々、また2020年7月頭に日本のビザセンターが再開により、ようやくビザ申請をスタートし始めるYMS当選者の方々等、直近でのお問い合わせはかなり増えてきております。
UKにおける到着後14日間の隔離についても解除となりましたので、これからはもっと渡英しやすくなるものと思います。
質問🎤
コロナの状況下でも、YMS向けに紹介可能な求人はありますか?
回答☑
はい、ございます!
確かにコロナの影響で求人数自体は例年より減っておりますが、この状況下でも渡英前から内定を獲得される方、就職活動後すぐに内定先が決まる方もいらっしゃいます。
質問🎤
今後、YMS向けに増えていくと予想される求人はどのような業種がありますか?
回答☑
コロナウイルスで特に大きな影響を受けたホスピタリティ産業からの求人増を期待しております。
ヨーロッパは観光業が強い為、旅行関連、航空、カスタマーサービス系のお仕事の求人数回復を予想しています。
また、ビザセンターの再開により、これまでストップしていた企業からの駐在員が徐々に新規赴任しておりますので、駐在員向けビジネス(不動産、引越し、保険など)でも求人が増えてくると推測します。
質問🎤
上記業種につくために身につけておくとよいスキルや語学力の目安があればご教示ください。
回答☑
主に顧客が日系企業や日本人になるケースが多いので、ビジネスマナーを備えることはもちろんですが、顧客の要望をしっかりと聞き、丁寧に対応できるコミュニケーション能力が求められます。
とは言え、パートナー企業が日系でないケースや非日本語話者とのコミュニケーションはカスタマーサービス業界でも必要になりますので、電話やメールでコミュニケーションが可能なレベルの英語力は求められます。
質問🎤
コロナ禍によりオンライン(リモートワーク)が全世界的に増えているかと思いますがリモートワークの求人等はありますでしょうか?
回答☑
現在、オフィス勤務者(特にロンドン等大都市にオフィスを構える企業での労働者)については在宅勤務を続けている方々が多いのですが、これも8月以降徐々にオフィス勤務との併用に切り替わって行くようです。
その為、在宅勤務に関しては、あくまでも一時的な処置と捉えている企業が多いように見受けられます。(オフィス勤務であってもソーシャルディスタンスの維持を義務付けられている為、環境が整えられない企業や慎重な企業は在宅を維持しています。)
ただ、日系企業の中でも在宅勤務の常設化を検討している会社も出てきておりますので、今後はリモートワーク可能な求人も増えてくるかもしれません。
質問🎤
ここ最近でYMSの方で決まったお仕事の案件はありますか?それはどのような業種ですか?
回答☑
商社×事務、食品×事務、食品×マーケティング、食品×貿易、メディア×カスタマーサービス、小売り×カスタマーサービスなどです。
質問🎤
コロナの影響を受けた今の状況にてイギリスに渡航する方に、何かアドバイスをお願いします。
回答☑
これから渡英される皆様におかれましては、ご不安も多いと思います。
ただ英国は段階的にロックダウンを解除しており、ほとんどの産業がビジネスを再開し、海外旅行も解禁となるなど、徐々にコロナ前の日常に戻りつつあります。
また、3月以降激減していた求人数の回復も肌で感じられるようになってきております。
勇気を持って飛び込んでいただければ、実り有る2年間になると思いますので、皆さんのお越しをお待ちしています!
野澤さんご回答ありがとうございました🎤
いかがでしたでしょうか?
Withコロナ時代のイギリスでの仕事探しをイメージすることはできましたでしょうか?
「この状況では全く仕事(アルバイト)が見つからないのでは・・・」と不安に思っている方も、少し安心して頂けたのではないかと思います。
コロナの完全収束には時間がかかるかと思いますが、この状況を機に求人が増える業種も出てくるかと思います。
事前準備をしっかり行い、積極的に行動して参りましょう。
英国の人材紹介派遣会社事前登録方法
渡英前から帰国後までYMS渡英者のサポートを行ってくれるCentre People(センターピープル)。
早めに登録を行っておき、渡英の2-3ヶ月前を目安に就職活動や情報収集を具体的に始められるといいかと思います。
なお、Centre People(センターピープル)に登録するには、最新の経歴を記載した英文履歴書と、YMSビザの有効期限が必要です。
オンラインでの登録面接の際に希望の職種や条件等を伝えることで、マッチする求人を紹介してもらうことができます。
イギリスワーホリの魅力のひとつ、それは一般的な仕事に付けることです。
他国のワーホリでは日本食レストラン等のサービス業がメインになりますが、イギリスではCentre People(センターピープル)の野澤さんが仰るような、“電話やメールでコミュニケーションが可能なレベルの英語力”を身につけることで、キャリアアップはもちろん、英語環境での就労経験として経歴を積む事も可能です。
早い人では現地の学校、3ヶ月〜半年間でこのレベルの語学力を身に着けておられます。
将来、日本に帰国後の就職活動に不安が有る方、現地では日本食レストラン以外で働きたい方、イギリスの現地企業に就職してみたい!という方は、渡航前から計画的にワーホリプランを作られてみてはいかがですか?
弊社の無料ワーホリ相談では、現地で就職するために必要な英語力の相談、無料の語学学校紹介、ワーホリプラン作成のお手伝いもご案内中です。
興味は有るけどまだ良く分からない、という初心者の方でも大丈夫です。
ぜひお気軽にご相談下さい。
- YMSの応募方法と併せてセンターピープルの登録方法を知りたい
- 自分の今の英語力の場合、どのような渡英プランを立てるべきか悩んでいる
- 他のYMSの人たちはどうしているのかもっと具体例を聞きたい
- ロンドンだけでなく複数都市に住みたいと思っているがどうしたらいいか・・・等々
気になることはお気軽にご相談ください。
コラム①:そもそもYMSって何?
イギリスのビザの中でも最も自由度が高く、留学プランをたてる際に大変便利です。YMSは、抽選に当選された方のみビザ申請が可能です。
コラム②:イギリスで仕事を探すのにお勧めの都市
YMSでは就学と就労が許可されているため、様々な目的の方が渡英します。
- 語学力向上が目的で、生活費のためにアルバイトを行いたい人
- ある程度英語力に自信があり、キャリアチェンジの為就労経験に力を入れたい人
人によって働きたい職種や、働ける時間帯は様々です。
そんな多種多様なライフスタイルに応じて仕事を探すことができる都市の代表格は、やはりイギリスの首都ロンドンです。