【アフターコロナ向け】2020カナダワーキングホリデービザ情報まとめ【完全版】

毎年6500名が応募、当選するカナダワーキングホリデービザ。2019年度については、1月より募集が始まり、10月には定員に達し募集が終了となりました。ワーキングホリデーの渡航先として大人気のカナダですが、新型コロナウイルスの影響で渡航延期を余儀なくされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかしここ数週間で明るい動きもありました!2020年6月8日からはカナダビザセンターの業務も一部再開となり*、少しずつですが渡航に向けての希望見えてまいりました。ビザ申請完全復活、そして国境封鎖が解かれたあとの【アフターコロナ】に向けて今からワーキングホリデーの申請に備えて準備を始めましょう。
*すでにバイオメトリクス登録案内が来ている方のみ、順次来館予約が取れるようになっています。

【カナダ・ワーホリ2020-2021について】

2019年11月、IEC(ワーホリ)サイトから2020年のワーキングホリデービザについて発表がありました。12/9よりPOOLのエントリーが開始されます。(トロント時間で12/9 9AM)になるので日本時間では2019年12月9日23時頃です。6月16日現在では、残数4,565、POOL数673となっています。新型コロナウイルスの影響で3月中旬から査証もストップしている状況ですので、ビザ査証に関しては移民局のサイトなどを注意してみておくようにしましょう。

このブログではカナダワーホリを志す方々のバイブルとなるよう、【2020年度 完全版まとめ】としてご案内いたします!

😀カナダのワーキングホリデービザ【2020年の特徴】

📝募集人数

6500人

2020年の募集人数は、昨年同様、6500人に決まりました。注意しておかなくてはいけないのは、2019年度から導入されたバイオメトリクス認証でしょう。これは、カナダ渡航前に必ず東京・大阪にて指紋と顔写真を提出しなければいけないというものです。

📅募集開始

2019年12月上旬

📅選考開始

2020年1月第2週
※ 2020年1月に抽選が始まり、当選者へ順番にワーキングホリデーの招待状が届きます。

📅終了予想

2020年9月下旬
※ 例年、募集枠の上限に到達するのがこの時期。締切前はビザ申請が集中する可能性があるので、注意が必要です。

📈ビザの取りやすさを示すレーティング

カナダ政府公式のワーキングホリデーページで、ビザの取得状況が発表されます。残りビザ発行数が少なくなると、ビザ取得の可能性が下がるので、こまめに確認しましょう。

Excellent ⇒ 80%~99%の確率でビザ取得が可能
Very good ⇒ 60%~79%の確率でビザ取得が可能
Fair ⇒ 40%~59%の確率でビザ取得が可能
Low ⇒ 20%~39%の確率でビザ取得が可能
Very low ⇒ 1%~19%の確率でビザ取得が可能

💡:通常時期であれば、申請所要期間は目安で5週間と記載されていますので、それをもとに計算すると例えば1月に招待状を受け取れば3-4月には出発できる計算になるかと思います。

📌ワーキングホリデービザ申請時の注意点

近年はインターネット経由でビザ申請が行われるようになり、個人で手配を試みたためにミスをしてしまい、ビザが発給されなくなってしまったというケースや、先にワーキングホリデービザを取得してしまったことで、カナダでの永住権取得が困難になってしまったというケースが多数報告されています。
2020年度のワーキングホリデービザ申請をお考えの方は、早めに申請することはもちろんですが、できるだけ専門的な知識を持った留学エージェントに相談したほうが、安心して渡航への手続きを進めることができるでしょう。

😀ワーキングホリデー募集要項(自分は対象者に含まれる?)

参加資格要件

  • 日本の国籍を有していること
  • パスポートの有効期限がカナダ滞在予定期間より長いこと
  • 申請書受理時点で、年齢が18歳以上30歳以下であること(※カナダ入国時ではないので要注意です)
  • 以前にワーキングホリデー就労許可通知書の発給を受けていないこと(カナダ以外の国であれば問題ありません)
  • 最低$2500カナダドル相当(日本円で約20万円)の資金を有していること
  • 滞在期間中に発生した場合の障害や疾病をカバーできる医療保険に加入すること
    留学に保険は必要?未加入で数千万円の自己負担に…!?
  • 合計$250カナダドル相当の支払い(プログラム参加費・就労許可費)ができること
  • 入国時に帰国時の航空券を持っていること(片道チケットで入国する際は、帰国時の航空券が購入できる資金証明ができれば大丈夫です)
  • 過去の犯罪歴がないこと
  • 家族などの同伴がないこと(扶養者の同行はできませんが、各自でビザ申請をすれば夫婦で留学することも可能になります)

😀カナダワーキングホリデービザのよくある質問

✅カナダワーキングホリデーでできること

カナダのワーキングホリデービザ(IEC)は、カナダで仕事をしながらの滞在を最大1年間可能にする就労許可証です。通学に関しても、語学学校や専門学校など、最大6カ月間を学生期間として過ごすことも可能となるなど、とても魅力的です。

✅申請からどのくらいで許可証がもらえる?

実際に審査にかかる時間には個人差がありますが、申請(バイオメトリクス登録後)から許可証の通知書発行までは8週間以内とされています。

✅在日外国人でも大丈夫?

ワーキングホリデービザには、日本永住者や在住者であっても”日本国籍を有する者”という規定があるため、日本国籍者の申請とは異なり、ご自身がお持ちのパスポートの国のルールに従うことになります。

特に、🇰🇷韓国籍の方のワーキングホリデー希望者は多く、募集開始と同時に上限の数倍以上の申請があるので、要注意です。日本に居住していても31歳以上でワーホリビザ取得ができない場合などは、語学学校以外の学生ビザなどを利用してカナダ留学を行うことで、アルバイトが可能になります。詳しくはご相談ください。

2/19更新【カナダ】英語+就労を叶えるCO-OPプログラム

✅カナダ学生ビザについて

カナダでアルバイトやお仕事を考えていらっしゃる場合は、学生ビザでの就労を可能にすることも可能です。詳しくはご相談ください。

 

😀ビザ申請方法・申請前の注意点

【2020年度】留学エージェントブログ・カナダワーホリビザの申請方法

✅カナダワーキングホリデービザ2020年変更・注意

  1. 必ず本人がカナダビザ申請センター(東京都浜松町 / 下記参照)へ行かなくてはならない
  2. 顔写真と指紋情報をカナダ政府に提出する必要がある
  3. ワーキングホリデービザ費用(153ドル)+オープンワークパーミット(100ドル)+バイオメトリクス申請費(85ドル)が必要

つまり、北海道や沖縄県のように遠方にお住まいの方でも、渡航者本人が必ず東京、または大阪のカナダビザ申請センターまで行かなければならなくなりました。また、バイオメトリクス登録の有効期限は10年なので、学生ビザ申請時に申請した登録内容をそのまま使うことができます。2019年度に日本やカナダ等で学生ビザ申請をした方は再利用できます。※申請料金は2019年よりも3ドル上がって153ドルとなりました。

バイオメトリクス登録先(カナダビザ申請センター所在地)

【東京】
〒105-0014
東京都港区芝1-4-3 SANKI 芝金杉橋ビル4F
カナダビザ申請センター
合同会社VFSサービシズ・ジャパン

【大阪】
〒542-0081
大阪府大阪市中央区南船場1-3-5 リプロ南船場ビル10F
カナダビザ申請センター
合同会社VFSサービシズ・ジャパン

★営業時間
申請提出/個人識別情報(バイオメトリックス): 10:00 – 17:00
パスポート提出: 10:00 – 17:00
パスポート受取り: 10:00 – 17:00

★営業日
月曜日-金曜日(祝祭日は除く)

★問合せ先
ヘルプライン:
+ 81 (0)120 961 673
Eメール: info.cajp@vfshelpline.com

✅カナダワーキングホリデービザ2020年申請方法の流れ

【最新情報】カナダワーホリビザ2020〈オンライン相談〉

  1. IEC適合基準を満たす
    IEC(International Experience Canada)の質問に答え「個人認証コード(Personal Reference Code)」を取得します。
    個人認証コード取得ページへ
  2. MyCICアカウントを作成
    取得した個人認証コードを使ってIRCC(カナダ移民・難民・市民権省: Immigration, Refugees and Citizenship Canada)にMyCICアカウントを作成します。
    MyCICアカウント作成ページへ
  3. IECプールにプロフィールを提出
    アカウント取得で得た「ID・Pass」を入力してプロフィールを作成し、登録します。(学校の入学許可証・銀行の英文残高証明・証明写真・パスポートのコピーなども必要です)
  4. 招待を受けてワークパーミット申請
    招待状(Invitation)が届いたら、10日以内にオンラインでワークパーミット申請をします。
  5. ワークパーミット申請料を支払う
    申請開始後20日以内に申請を完了し、クレジットカードで申請料253ドルを支払います。(プログラム参加費:153ドル、オープンワークパーミット所有費:100ドル)
  6. 必要書類の提出を行う
    無犯罪証明書や健康診断書を提出します。(※ アメリカ等に6か月以上滞在経験がある方は無犯罪履歴書を求められることがあります)
  7. バイオメトリクス申請費の支払い
    クレジットカードでバイオメトリクス申請費85ドルを支払います。
  8. アカウントに手紙が届く
    International Experience Canada
    申請書提出が完了するとアカウントに手紙が届きます。
  9. カナダビザ申請センターを予約する
    事前予約が必ず必要ですのでご注意ください
    カナダビザ申請センター予約ページ
    ※パスワードの再発行ができないなどのトラブルが多発していますので、パスワードは大切に保管してください。
    ※この時点でビザ審査が一時ストップしてしまっており、バイオメトリクス登録後に審査が進むことになります。郵送でのビザ審査はフィリピンが、オンラインは日本国内が担当します。
  10. バイオメトリクスに登録する
    IECより案内が届いてから30日以内に、カナダビザ申請センターに「顔写真・指紋(4本指)」を提供する。
    持ち物
    ・パスポート(原本)
    ・受け取った手紙(バイオメトリクスのリクエストレター)
    ・受け取った予約表
    ・同意書(申請センターで受け取りサインします)
  11. 許可が下りるまで待つ
    申請完了から許可が出るまでは約8週間と考えておいてください。バイオメトリクス登録が完了した時点で、やっとビザ審査に入ります。この段階で他の国へ留学経験がなどがあると「警察証明書(犯罪経歴証明書)」「健康診断書の提出(病院や検査の指定あり)」といった追加書類が必要になるので、ご注意ください。
  12. ワーキングホリデービザの許可(POE)が下りる!
    発行から1年以内にカナダに入国する必要があります。(この時点でIEC参加者となるため、ワーホリビザ再発行や返金などはできなくなります。)
  13. ワーキングホリデービザの許可が下りる!!
    申請から許可が出るまで、10日間~数カ月ほどの個人差があります。
カウンセラーからのアドバイス
上記のように、2019年度以降は、カナダワーキングホリデービザの申請がかなり複雑化しています。特に①オーストラリアのワーキングホリデーや、②アメリカの留学歴、③フィリピン2か国留学歴 がある方が、警察証明書の発行が間に合わずに申請が却下されてしまったケースもあるので、注意が必要です。ビザ手配は実際にトラブルが発生しやすく、もし手続きを失敗された場合のリカバリーが逆に高額になってしまうことも珍しくありません。ご自身でトライされる前に、専門カウンセラーがいるアフィニティへ、一度ご相談ください。

 

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