いままで送り出したなかで一番印象的だった留学生は？

やはり、初めて送り出した生徒さまです。なかなか一歩を踏み出せずにいらっしゃいましたが、年齢が近かったということもあり、悩んでいることや不安に思っていることに関して共感できる部分がたくさんありました。

鴻池さんが思う「留学に向いている人と向いていない人」

好奇心があって感受性豊かな人。
物事をいろんな角度から見て受け入れられる人は、どこの国に行っても、その国の習慣や生活に溶け込んでいけると思います。日本とは違うからしょうがないか^^という広い心を持っている人は生活していきやすいのではないかと思います。
“郷に入っては郷に従え”ではないですが、これまで育ってきた環境で物事を見てしまったり、周りに求めすぎる人だと海外生活は難しいのかな、と思います。
ただ、誰にでもチャンスがあるので挑戦してみると殻が破れるのではないでしょうか。

鴻池さんにとっての留学とは？

人生経験の肥やし。
留学は絶対ではありませんが、私自身、留学へ行ったことで経験値はアップしましたし、選択肢は広がったと信じています。
日本でもできるのでは？と問われることもあります。確かに日本でも何かしらの形で実現可能かもしれませんが、どこかで甘えが生じると思います。私は高校生のときに実際に現地の高校に入って、現地の生徒と家族とともに過ごしました。この時期に、親元を離れて留学できたことは本当に財産だと思っています。
これまで考えもつかなかった視野で物事を見てみると、こんなにも目の前の世界は広がっているんだと16歳で気づくことができました。
これからの長い人生において少々辛いことがあっても乗り越えられる力が留学経験によって身についたと思います。

留学カウンセラーとしての失敗談

カウンセラーとして導いていかなければならないはずが、ただの御用聞きになってしまうことが、はじめのうちは本当に多かったと思います。それが原因で、留学中も生徒さまからずっと連絡が来るようになってしまったことがあったので、生徒さまのことを思うなら、成長してもらうために、ときには厳しいことも言わなければならないのだと学びました。

もしいま留学するならどこの国にする？

イギリスかカナダか韓国。
イギリスはずっと憧れです。元々ブリティッシュイングリッシュの響きが好きだったので、いつかマスターできるようになりたいと思っています！
カナダも留学先としては人気ですが、これまで行ったことがないので一度自分でも生活を経験してみたいです。
韓国はK-POPの影響で韓国語を勉強し始めたり、旅行で何度か行く機会があったりするので、まずは日常会話ができるようになれたらと思っているところです。

好きな国と嫌いな国、その理由

初めて長期間生活したニュージーランドは今でも大好きです。留学で行ったのは田舎の街だったので、何もすることがなく時間を持て余していたこともありますが（笑）、今となってはゆったりとした時間の流れが恋しくもあります。
そして、旅行で行ったイタリアも、機会があればもう一度行ってみたい大好きな国です！歴史的建造物に興味があるので、どこもかしこも絶好のインスタ映えスポットな点には感動しました。
嫌いな国はありません！どの国にも興味があります。

高校留学のメリットとデメリットとは

鴻池さんはなぜニュージーランドの高校を選んだのか

学校のプログラムだったというのが一番です。
いま思うと、治安やESOLを学校がしっかり提供してくれる、現地サポートがしっかりしているというのが、母校と現地校が姉妹校提携を結ぶ要因だったのではないかと思います。
あとは、勉強と同じぐらいスポーツにも力を入れているところが良かったと思います。