【体験談】イギリス 教師宅ホームステイで『挑戦の2週間!!』~アフィニティ奨学金~

2023年より、アフィニティでは留学費用に対して一部、奨学金を支給しています。選考試験を経て、合格された、中学校3年生の安藤陽子さんが2024年度の『アフィニティアンバサダー』第一号としてイギリスへ留学し帰国されました。素晴らしい留学となった陽子さんの体験談を是非ご一読下さい!

■留学先について

国、地域:イギリス
都市:ブライトン
出発日:2024年6月1日
留学期間:2週間

■なぜこの留学先を選びましたか?

イギリスは英語発祥の地として知られており、日本の学校で習うアメリカ英語とはまた違った発音の「本場の英語」が学べるということに加え、日本とはまったく違う文化をもっていることも興味深く思ったというのが一番の理由です。また、私が好きな本である「ハリー・ポッター」シリーズ誕生の地であることもイギリスを選ばせていただいた理由です。

イギリスの数多くの地域の中でもブライトンを選ばせていただいたのは、都心部と比べゆったりとしていて、治安などの面で比較的安全かと思ったためです。また、ブライトンはリゾート地としても知られていて、町の中心部にはかつてジョージ4世が住んでいたロイヤルパビリオンもあることが特長かと思います。

⇒ロイヤルパビリオンは、インド風の外観と中国風の内装という、アジアの要素が含まれた宮殿です。ホストファーザーから、この宮殿の歴史についても教えてもらったとおっしゃっておられました!

*ブライトンに立てられた宮殿、ロイヤル・パビリオン

■留学してみて新たに発見した習慣や文化はありますか?

留学してみて、ブライトンでは犬を飼っている方が多いということがわかりました。そのためか、犬と一緒に長時間の散歩をすることが習慣の人が多いように見受けられました。また、イギリスでは主食はイモ類だということは有名な話かと思いますが、パンだけでなくたまにお米を食べる文化もあるということは驚きました。なお、お米の種類は日本のものと違います。調理方法も少し異なり、炊くときは塩を入れるそうです。

イギリスの文化として、町中にパブが多くあり、音楽を聴くことができる社交場となっていることも独特な点なのではないでしょうか。私も留学中にホストマザーにパブへ連れて行っていただいて、バンドの演奏を聴きました。英語の使い方などの文化として、イギリスの人々は会話のときにイディオムを多用する傾向にあるそうです。

■学校/コースについて

コース名:教授宅ホームステイ

コースの評価

クラスの雰囲気:満足
教師の質:満足
コース内容:満足
学校の設備:満足
周りの環境:満足
スタッフの対応:満足
総評:満足

印象に残った授業内容/学習方法

印象に残った授業は、自分のレベルより少し難しいワークを先生と取り組む授業です。1週間に3つほどのワークを行ったのですが、新しい言葉や表現の勉強になって楽しかったため特に印象に残りました。
印象に残った学習法は複数あります。ホームステイ先についた日に、留学の間行ったことや新しく学んだ単語を書くようにとノートを頂いたのですが、書くことによってスペルをより覚えやすくなるためよい学習法だと思います。他に、覚えた単語を自分で説明できるかを試してみるということもアウトプットにもなっておすすめです。

人によって単語などの記憶に残りやすい覚え方は違うので、それぞれにあった方法を見つけるのが大切だと教えていただきました。

■滞在先について

滞在方法:ホームステイ

滞在先の評価

周りの環境:満足
設備:満足
通学路:満足
ファミリーの対応:満足
総評:満足

滞在先/ホストファミリーとの思い出

滞在先/ホストファミリーとの思い出は、よく散歩に行ったことです。ホストファミリーのお宅には犬がいました。そのため一日一回は散歩に行ってらっしゃるとのことで、私も留学中は毎日同行させていただきました。ホストファーザーが車で昔から続く村や少し遠くの公園など様々な場所へ連れて行ってくださって、歴史なども教えていただきました。車で遠出しない時でも、ホストファミリー全員で近くの広い公園に行ったり海を見に行ったりなどしました。

お散歩を通して歴史や地理を学べたり、話す機会になったりと貴重な経験ができたなと思います。帰国前最後の日は、その前にも一度行ったことのあるアルフレストンという村へ行ったので、特に思い出に残っています。

*滞在先近くの村ロッティングディーンのウィンド・ミル

■留学前に不安に思っていたことは?

留学前に一番不安に思っていたのは、1人でのフライトです。特に私は家族と一緒に国際線に乗ったこともありませんでしたので、ロストバゲージや空港で迷子になることなどに対する不安はかなり大きかったです。フライトの次に不安に思っていたのは、なれない環境で過ごす事です。ホストファミリーとはいえ知らない人のお家で2週間過ごすことにはとても緊張しました。特に違う文化圏だと日本とは生活の常識が異なっていたりするということがあり、心配でした。

また、留学は自分の第一言語とは異なる言語である英語でどこまでコミュニケーションがとれるのかを試すことにもなるため、楽しみではありましたがその分不安も大きかったです。実際に留学に行ってしまったらファミリーのご夫妻はとても優しく、わからないことは聞けば教えてくださいましたので楽しく2週間を過ごす事が出来たと思います。

⇒しっかりとご自身で下調べを行うことで、出発前の不安の解消に繋げていたと教えてくれました。かなり調べたとおっしゃっていた陽子さんですが、ただ、不安に思うのではなく行動に移されていたことが素晴らしいですね!

■留学して身についた力を教えてください

第一にやはり英語力は身についたかと思います。留学して、英語のリスニングとスピーキングはかなり上達しました。また、英語の習得を通して、自信を持って英語を伝える力も身につけることができました。英語以外に身についた力は、自分で身の回りのことを行う力です。家族ではない人のお家にステイさせていただくにあたって、なるべくご迷惑をおかけしないように心がけました。例えば部屋をなるべくきれいに使う、使うものはまとめておくなどの力はかなり向上したと思います。

他にも、留学中は目新しいものがあったらできるかぎり試してみることに決めていたので、知らない食べ物が出てきたら食べてみる、ファミリーにどこかに誘われたらついていってみるなど挑戦をするようにこころがけました。結果として、挑戦心も身につきました。

⇒日常会話は問題なかったそうですが、歴史好きのホストファーザーと話すときは知らない単語が出てきたり初めは分からないこともあったそうです。単語の意味を調べたり、ホストファーザーと話すことで、知っている単語が増えて行ったと教えてくれました。

*留学中何度もお散歩に行ったブライトンのビーチの写真です。

■留学中の一番の思い出

留学中の一番の思い出は、ロンドンに観光に行ったことです。ブライトンからは電車1時間と少し程の距離があったのですが、ホストファミリーが連れて行ってくださいました。その日は、ロンドンではTrooping the colourという国王のお誕生日をお祝いする兵隊の行進のリハーサルが行われていました。一般の見物客の前で執り行われるのは本番を含む年三回のみですので、見られてとてもラッキーでした。他にも、ロンドンの歴史を楽しんで学べるLondon DangeonというテーマパークやThe Shardと呼ばれる西ヨーロッパ一高い高層ビルも訪れました。このように、ロンドンへ観光に行った日は特にいろいろな場所を訪れることができてとても楽しめたため、一番の思い出です。

⇒ロンドンは人も多く、多国籍な人々の融合した街だという印象だったそうです。陽子さんはのどかで自然の多いホームステイ先のブライトンが自分には合っていたと感じられたそうです^^

■学校以外や週末の過ごし方

学校以外・週末の過ごし方についてですが、私のコースは語学学校に通わないものでしたので勉強時間以外はゆっくり家で過ごして良いとの許可を頂いていました。そのためお家で飼われている犬のお散歩に一緒に行かせていただいたり、ホストファーザーにイギリスの歴史について教えていただいたりして時間を過ごしていました。週に3、4日ほどはホストマザーとお出かけしてアフタヌーンティーを頂いたりプールへ出かけたりしました。

特に何も予定がない時は英語の本を読みもしましたが、基本的にホストファミリーのおかげさまで空いた時間も楽しく過ごさせていただきました。語学学校での週末はどのようなものなのか存じ上げませんが、宿題を終わらせたり観光をしたりなどしているとあっというまに時間が過ぎるのではないかと思います。

■あなたの留学にタイトルをつけるなら

『挑戦の2週間!』

⇒陽子さんにとって、これまでで一番挑戦することの多い2週間だったそうです。そして、これからも挑戦し続けたいと思いを教えてくれました!!

■留学生へのアドバイス/どんな留学を勧めますか?

留学生の方へのアドバイスは2点あります。まず、どこの国、どこの町へ行くとしても現地の文化に積極的に触れに行くことをおすすめします。違う文化について知ることで自分自身の視野も確実に広がるためです。次に、自分の興味や目的にあったコースを選ぶのも大切です。例えば、英語のスキルアップを目指すにしても同年代の生徒が大勢いる語学学校を選ぶか教授宅でのマンツーマンレッスンを選ぶかで生活スタイルもできる経験も全く異なります。そのため、留学中に何がしたいかを考えてコースを選ぶようにすれば良いと思います。

どんな留学を勧めるかについて書かせていただきます。先程留学生の方へのアドバイスにも同じような内容があったかと思うのですが、自分の興味関心に合わせたコースを選ぶことをお勧めします。興味関心のあるコースを選ぶとより楽しく留学期間を過ごすことができると思います。

⇒今回の留学でやりたかったけど出来なかったことや課題などありますか?という質問の答えがなかなか思いつかないほど、やり切った留学体験になられました。あえて言うならということで、知らない単語が出た時にすぐに書き留めるためのノートを常に持っておくようにしておけばよかったと教えてくれました。

■1ヶ月の生活費はどのくらいでしたか?(食費/交通費/通信費/交際費・・・)

教授宅ホームステイだった為分かりかねます。

■アフィニティについて

サポート満足度:満足

アフィニティへひとこと(サポートの感想や、相談してみて良かったことなど何でも結構です!)

アフィニティ様には、素晴らしい留学へ送り出していただけましたこと感謝しております。留学を考え始めたのはおよそ2年前のことでしたが、これほど楽しい留学生活を過ごせたのはアフィニティ様のおかげかと思っております。留学の準備段階から現地到着まで、細やかなサポートのおかげで、安心して留学生活をスタートすることができました。

特に、空港での検査がどのように行われるかや留学先での心構えなど、不安に思っていた点に細やかなご説明をいただき、本当に助かりました。また、留学先でのトラブルによってご迷惑も多々おかけしてしまいましたことかと存じますが手厚いサポートいただき誠にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

■担当カウンセラーからひとこと

ホストファミリーに提案されたことは、全部試してみる!何でもやってみる!と出発前から決めていたそうです。その覚悟の通り、誘われた場所には一緒に出かけてみたりしたことで、新しい街、新しい場所、新しい人との出会いがあったと教えてくれました。陽子さんのその姿勢が、行動範囲を広げ、経験の幅を広げられたのだと思います。素晴らしいですね!

中学生の陽子さんにとっては、たった一人で遠いイギリスへ留学することは大きな決断だったと思います。ご出発前からしっかりと準備を重ね、覚悟を決めて行動されたことが大きな成長に繋がっておられると感じますし、陽子さんの自信になっておられるのではないでしょうか。あたたかく見守られたお母様のサポートもあり、かけがえのないご経験になられたことをとても嬉しく思っています!

海外大学への進学も視野に入れ、今後も引き続き英語学習も頑張りつつ、今回の経験を活かして将来に繋げていただきたいと心から思っています^^ 今後の陽子さんのご活躍に期待しています!

■今回の留学プログラム

この記事の内容に興味をお持ちですか?留学のことなら何でもお気軽にお問合せ下さい。

PROFILEこの記事をかいた留学カウンセラー

オーストラリアの小中高校で日本語教師のアシスタントとして勤務。オーストラリアでの指導経験は、海外の外国語教育の現場を知るとても良い経験になりました。帰国後は旅行会社にて約10年間、海外への修学旅行・グループ旅行の手配業務や個人旅行手配に関わったのち、ニュージーランド専門の留学会社では、6年間に約500名の留学生をニュージーランドに送り出しました。現在は、学校、塾などの法人担当もしながら株式会社アフィニティにて留学アドバイザーを行う他、文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」の申請サポート業務も担当しています。