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① 世界が認めた!住みやすい国・オーストラリア
オーストラリアは南半球に位置しています🌏つまり、日本が冬のときは現地は夏というように、季節は真逆で、日本との時差は1〜2時間ほどです🕰
国土の面積は日本の20倍以上と広く、1年間を通して温暖な国ではありますが、その広さゆえ、都市によって気候帯が異なります。四季がある場所もあれば、夏と冬しかない場所もあるので、渡航前に確認しておきましょう。
留学先として人気があるのは、シドニー、メルボルン、ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベン、パース、アデレードといった都市です。どの都市も自然や観光スポットが豊富で、適度に息抜きをしながら学習に集中できますよ💡
物価は高めですが、ほとんど日本と変わりません。治安も良く、イギリスの経済紙である『エコノミスト』が毎年発表している「世界で最も住みやすい都市ランキング」の2019年度版では、2位にメルボルン、3位にシドニーがランクインしました!ちなみに4位は大阪、7位は東京でした🇯🇵
② オーストラリア留学のメリット3つ
正直、オーストラリアには数えきれないほどの魅力がありますが、すべてを書くとキリがないので、ここでは簡潔に3つに絞ります!🤣
メリットその1🔶日本人が多くて初心者にも安心
オーストラリアはもともと多民族国家ということもあり、さまざまな国から留学生を受け入れています。日本人の留学生も多く、日本人スタッフが常駐してくれていることも多いので、留学が初めての方にもおすすめです🏫
日本学生支援機構の最新の調査によると、2017年には年間6521人の日本人がオーストラリアに留学していて、前年より300人も増加しています。さらに渡航先の国別ランキングでは、オーストラリアはアメリカ合衆国に次いで2位となっています。いかに人気の国かが分かりますね✨
メリットその2🔶留学の選択肢が多く、制度や環境も整っている
留学制度は国によって異なりますが、オーストラリアは、数ある留学先のなかでも制度や環境が整っています。オーストラリアに留学する方法は、①語学留学、②大学進学、③ワーキングホリデー、④ボランティア、⑤ファームステイの5種類あります。地域だけでなく、学校やコースまで、さまざまな選択肢が存在します。留学生が多いことから学校の口コミ数も多く、学校選びの参考になります🏫
ワーキングホリデーは国同士が協定を結んでいることが条件なので、「ワーホリ可能な国」は限られており、オーストラリアはワーホリ対象国として人気が集中する国でもあります。期間は1年間ですが、申請すれば2年間に延長することも可能です。
さらにオーストラリアには、留学生を保護するESOS(Education Services for Overseas Students)という法律があります。各教育機関は必ず法基準を満たす必要があるため、学校の教育水準は高いと言えるでしょう。
メリットその3🔶自然や観光スポットが多い
オーストラリアには、海にはグレートバリアリーフ、陸にはエアーズロック…と、大自然を感じられる場所が数多くあります⛰また、都市部にも、オペラハウスや博物館などをはじめとする観光スポットが多くあるので、勉強に疲れたときは、すぐに息抜きができ、メンタル面でも安定した留学生活を送ることができます🙆♀️
オーストラリアの基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
正式国名 | オーストラリア連邦(Commonwealth of Australia) |
公用語 | 英語 |
国歌 | 進め 美しのオーストラリア Advance Australia Fair |
面積 | 7,692,024 km² |
人口 | 約2,413万人(2016年) |
首都 | キャンベラ |
通貨 | オーストラリアドル(A$)、オーストラリアセント(A¢) |
③ オーストラリア留学のデメリット3つ
もちろん、メリットがあればデメリットもあります。
デメリットその1🔷留学費用が高い
オーストラリアは治安も良い先進国のため、物価は高く、日本と変わらない生活費が必要です。フィリピンなどへの留学に比べると倍ほど留学費用(授業料・生活費)が高くなり、費用の目安は1か月で平均50万です。特に長期留学の場合は、費用をしっかりと用意したうえで留学しなければなりません💴
デメリットその2🔷「オージーイングリッシュ」に気をつけて
オーストラリアはもともとイギリスの植民地で、彼らは基本的にイギリス英語を話します。しかも、独特のスペルや発音があり(オージーイングリッシュ)、フレーズが短縮されていたり、「r」を発音しなかったり、「a」を「ai」と発音します。会話をしているうちに影響を受けないように努力しましょう✍
デメリットその3🔷日本人が多く、英語の勉強を忘れがち
メリットとしてあげた日本人の多さが、ときにはデメリットにもなります。滞在先や学校に日本人しかいないと、日本語ばかり使ってしまい、結局英語が身につかなかったという失敗談は多いです。
周りに日本人が多いことは安心感につながりますが、英語を使うということを日々心がけましょう。なるべく他の国の友人をたくさん作ったり、渡航先を決める時点で、日本人の少ない地域や学校を選ぶのがおすすめです。学校に関しては、留学カウンセラーが教えてくれますよ🏫
④ 最後に知っておきたいポイント
ここまで、比較的メジャーなオーストラリアの特徴をお伝えしてまいりましたが、最後に、現地での生活に直接関わってくるであろう、重要ポイントをお伝えします!
✅ オーストラリア国内に時差がある
前述の通り、オーストラリアは広大な国土を有しており、国内にも時差があります。地域によって日本との時差も変わってくるので注意してください。また、サマータイムのあいだ(毎年10月から4月ごろ)は、日本との時差が2時間に変わります。
日本にいるご家族やご友人との連絡を取るときや、国内移動をする際のタイムマネジメントには気をつけましょう。
✅ お店が閉まるのはとにかく早い!
日本に住んでいると、24時間営業のお店も多くみかけますが、オーストラリアにはほとんどありません。しかも、多くのお店が17時ごろには閉店してしまうのです。スーパーマーケットやショッピングモールも閉店します。仕事を早く終わらせて、プライベートの時間を大事にするというオーストラリア人の国民性が表れていますね。
✅ 水は大切に使おう
自然豊かな国で意外だと思われがちですが、実はオーストラリアは長年、水不足に見舞われています。森林火災のニュースもひんぱんに目にしますね。
そんな背景もあり、ホームステイ時にトイレやお風呂を長時間使用していると、ホストファミリーにあまり良く思われず、水の使い方を指摘されることがあるので気をつけてください。また、水不足が深刻なときは、トイレが流れなかったり、お湯が出なくなったりするハプニングが発生する可能性もあることを念頭に置いておきましょう。
✅ オーストラリア留学のビザの種類
オーストラリアでは、滞在期間に関係なくビザが必要になります。
3か月以内の短期留学の場合、ビザを不要とする国も多いですが、オーストラリアでは「ETA(Electronic Travel Authority )」と呼ばれる電子タイプのビザの取得が必要です!
必要なビザを早めに調べ、何を準備したら良いのか細かく調べておくことをオススメします。
ビザ名称 | 概要 |
---|---|
ETA | 3か月までの短期観光、就学ができる電子渡航許可タイプのビザ |
学生ビザ | 3か月以上の就学を予定している人に必要なビザ |
ワーキングホリデービザ | 1年間、オーストラリアで観光・就労などができるビザ※条件を満たすことで延長も可 |
テンポラリーワークビザ | スポーツやメディア、研究などでオーストラリアに渡航する予定の人に必要なビザ |
⑤ ワーキングホリデーのメリットとデメリット
オーストラリアワーキングホリデーで得られるメリット4つにまとめてみました
ワーホリをスタートさせるにあたって、自分自身が得られるメリット、もしくは自分自身がどのようなメリットを得たいかを考えたことはありますか?オーストラリアでワーホリをしている自分をしっかり思い浮かべて一緒にどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう☆
①:バイリンガルになれる可能性がある
バイリンガルという言葉だけでも響きがいいですよね!?(笑)これは夢や冗談ではなく、皆さんにもバイリンガルになれる可能性があるんですよ!
もちろんただ行くだけではバイリンガルにはなれません。ワーホリ生活の中でしっかり勉強、挑戦をする中で語学習得ができるのです。
個人的な本当にちょっとしたことですが、最近スーパーにりんごを買いに行ったのですが、店員さんとりんごについての話をすることができました。そして感じたのが、「あれ、こんな風に英語で会話できたっけ?」ということです。ちょっとした一コマでも英語で会話ができるとすごく幅が拡がるんだ!感じたことは私の中では大きなことでした。
多くの国で英語は通じるので旅行するにも困りません。日本で外国人を助けることだって可能です。また、映画を観るのにも字幕なんて必要ありません。むしろ英語があれば多くのことが楽しめるのです!
②:世界中に友達ができる
オーストラリアは移民が多い国なので様々な人種の方々と友達になることが可能です。また、留学生も多いために世界中に友達を作ることが可能なのです。
世界中に友達ができれば何がメリットかになるか分かりますか?それはその国の友達の所へ旅行し、ツアーコンダクターは友達がしてくれて、おまけに宿泊代が浮くなんてこともあるのです!
私の先輩でもう56歳近くになる方がおられるのですが、昔に留学先で知り合った友達と未だに日本で会ったりその友達の国へ訪問したりしているというのです。
あなたが出会ったその友達がかけがえのない1人になる可能性も大いにありえるということですね☆
③:新たな自分を発見できる
1人で海外に来て、生活をスタートさせるということは自分自身の良い所も悪い所も発見することができます。新しいことに挑戦していく中で自分ってこんなこともできたんか!こんな弱い所があったのか…と感じることは様々です。そしてどれもが自分自身の大切なものです。1つでも多く発見できることはとてもラッキーなことだと思います。
時にはショックを受けることも自信にも繋がることもたくさんあります。ワーホリで得られた自分自身の新しく発見したこと全てはあなた自身の財産になることでしょう。
④:就職にだって有利!
2020年には東京オリンピック、年々旅行者が増えている日本では観光業や航空関係、飲食店や鉄道関係など語学力を必要としている企業がたくさんあります。また、日本には誇れる製品やサービスがたくさんあるので一般企業でも語学力は必要とされています。
語学力があるだけで人と差が付きますよね!?面接で英語力をアピールしたり、生活の中で得られた多くのことをアピールしたりだってできます。ぜひ自分自身の武器として英語をものにしましょう!
2.オーストラリアワーキングホリデーのデメリットとは…?
何事にもメリットがあればもちろんデメリットも存在しますよね!?ワーホリにも共通して同じことが言えます。私も生活する中でたまにデメリットを感じることがあります。ではどのようなことがデメリットなのか、一緒に見ていきましょう!
①:ホームシック、ジャパンシックになる
渡豪する前は海外好きだからホームシックになんかならないでしょうと思うのですが、ホームシックになります。(泣)私の場合、猫を実家で飼っているので余計ホームシックになるのは簡単でした…日本の友達に会えないこともなかなかのストレスです。
また、日本食レストランはたくさんあるのですが節約のために外食を避けたりするのでなかなか簡単に日本食が食べられません。そしてこちらでとてもポピュラーなのが寿司なのですが、こちらの寿司は日本では寿司とは呼べないものです。(笑)全てアボカド入りだったり、握り寿司ではなくロールされた寿司がこちらでは一般的です。海に囲まれているオーストラリアなのに魚が高価でなかなか食べられないのも残念なところです。
ですが、家族や友達と離れることで身近に居た人たちのへの感謝や大切さを改めて感じることができますよ。
②:たまには自信もなくす
タイトルの通り、たまに自信もなくします。なぜかというと理由の大半が英語です。
コミュニケーションに英語は欠かせませんので、自分の英語力に対してうんざりします。働いていても、彼氏と喋るのも全てが英語なので通じない時、聴き取れない時には本当にショックです。
自分では自分の英語力が成長しているかが分からないので、不安になり自信がなくなっちゃうのですね。ですがその自信喪失が成長に繋がるのは間違いありません!
③:日本でのキャリアを手放すことになる
既に就職している方でしたら、ワーホリスタートにあたって退職しなければなりませんので、積み上げてきたキャリアを全て手放すことが必要不可欠ですよね。何年か掛けて積み上げたそのキャリアというものは本当に価値のあるものだと思います。それを1年だけの海外生活のために手放すことはとても勇気のいることです。
ですがそれを手放す勇気があるのでしたらワーホリを成功させるための行動力やエナジーもあなたにあるのだと思います。ぜひキャリアを積み上げてきた中で培った自信や勇気をワーホリでも生かしていただきたいと思います!
こちらもご参考していただければと思います。
グローバルキャリアコンサルタント田村さつき氏が語る!留学・海外就職・女性のキャリア
④:働ける場所が限られる
こちらに来ると日本とは違い、働ける場所が限られてきます。多いのがやはりジャパニーズレストランであったり、マッサージ店です。低賃金で自分がしたくない仕事でもここでは生活していくためにやらざるを得ません。
ローカルのお店で働きたい!と思っても実際は語学力がまず壁になり、次にローカルの求人者たちと競わなければならないという壁に当たります。英語力のために留学生たちはローカルのお店で働きたいのですが、それがなかなか難しかったりします。
また、日本で飲食店などではなく、オフィスで働いていた方々なら尚更なんでこんな仕事を…と思うかもしれません。私も日本でオフィス勤務をしていたのですがこちらに来て仕事で嫌なことなどがあるとオフィス勤務がいいな…なんて感じてしまうぐらいです。
ですが、今まで経験したことのないような仕事でしたらそんなこともあなたにとっていい経験になります!!
ワーキングホリデーで不安な方は下記よりお気軽にご参加くださいませ。
⑥ まとめ
オーストラリアは、温暖な気候や治安の良さ、日本人の多さ、法律など、安心して留学できる環境が整っている国です。ワーキングホリデーの制度も充実していて、年々希望者も増えています。
記事を通してオーストラリア留学が合っていると感じた方もいらっしゃると思いますが、そういった方は次のステップとして、どの地域が自分に合っているかを具体的に考えていく必要があります。
国や都市、学校選びなど、少しでも迷いが生じたら、お気軽に問い合わせください。
朗報!!
2019年7月1日よりサードワーキングホリデー(サードワーホリ)制度を開始しました。
申請を行うための条件は下記になります
- セカンドワーホリで2019年7月1日以降にSpecified work(指定地域で指定職種の就労)を6ヶ月以上実施
- 申請時点で年齢が18歳~30歳*(31歳になる前日まで申請は可能です)
*カナダ、フランス、アイルランド国籍の方は18歳~35歳までと年齢要件が緩和されます。
したがって、最短で2020年1月1日以降に初めて申請が認められる予定です。
サードワーホリビザの条件は、ワーホリビザ、セカンドワーホリビザと同様で下記になります。
- 通学:4ヶ月(17週間)まで就学可能
- 就労:一雇用主に付き6ヶ月まで(特定の地域、職種の場合は制限なし)
- 滞在:1年間(期間中の出入国は自由)
サードワーホリ制度の開始により最大3年間オーストラリアでワーホリを行うことができるようになりました!
海外生活を長く楽しみたい方は、ぜひオーストラリアでのワーホリにチャレンジしましょう!!