【体験談】「かけがえのない思い出と確かな成長」大学生の為のイギリス留学(卒業前の春休み留学)

こんにちは。アフィニティ、イギリス担当の中里です。

今回、イギリス、ロンドンにある語学学校、Speak Up Londonに留学された、野口温斗さん(23歳)より、1ヶ月間の留学体験を伺いました。

現在は、高校の公民の先生として活躍されています。

今回の留学は、先生になるという目標をもった大学4年生の卒業前の春休みに、1カ月間の語学留学をされました。

大都市ロンドンの交通機関を乗りこなしながら、大英博物館や国立国会図書館、美術館などの歴史的、文化的宝庫を訪れる!という目的を達成。
より多国籍なクラスメイトが集まるロンドンで語学留学をされました。

充実したイギリス留学を満喫された野口さんの体験談、特に『留学して身についた力』、『留学生へのアドバイス/どんな留学を勧めますか?』に対する回答は、これから初めて海外に挑戦したい! というみなさんにとって、とても大切な気づき、勇気をくれるアドバイスだと思います。
是非、ご一読ください!

留学先について

ビックベン
ビックベン
項目詳細
イギリス
都市ロンドン
渡航時期2023年2月
留学期間1ヶ月
留学カテゴリ語学留学

なぜこの留学先を選びましたか?

私は、大学4年となった時に、それまではコロナを理由に諦めていた自分の「やりたいこと」を叶えたいと考えるようになりました。

それは、海外に出ることによって、国の外側からみた日本や日本では見られないもの、海外に行ったからこそ分かったことというそれまでの自分になかった理解・感覚を得たいということでした。

街には古くから残る伝統のある建物や世界中から展示品が集まった博物館や美術館があり、学校の後に様々な場所に足を運ぶことで、まさにそこでしかできない体験が可能でした。

また、通った語学学校には多国籍な生徒が在籍していることを知り、様々な文化が交差しているこの場所は自分自身の目的にピッタリだと考え、それを実現するためにイギリス・ロンドンを選びました。

留学してみて新たに発見した習慣や文化はありますか?

ウェストミンスター寺院内部
ウェストミンスター寺院内部

風景の綺麗さなど日本とは違った街並みで西洋風のレンガ調の建物や古くから残っている教会などに感動する一方で、細かいところに目を向けてみるとありふれた見慣れた日本の綺麗さを思い出し、その対比に驚くこともありました。

また、時間に対する感覚や日本人の真面目さのようなものも海外に出たことで再認識しました。

海外に行ったからこそ体験できたのは、教会に入ったりホストファミリーと過ごすことで宗教と調和した生活というものも垣間見れたと感じています。
何かそういったものによるイベントが学校で行われていたり、毎週末は教会に行くから早く家を出て遊びに行ったくれと頼まれたり、日本では言われること体験することがなかったなと感じながら生活をしていました(笑)。

小さなことですが、公共施設の綺麗さは大きく日本と違うなと思いました。トイレひとつとってもファストフードのお店は少し汚く無料で使える公衆トイレはもっと汚いので、有料のトイレが一番衛生環境的に良かったなというのはいまだに覚えています。

学校/コースについて

Speak up london
Speak up london
項目詳細
学校名Speak Up London(スピーク・アップ・ロンドン)
コース名General English
1クラスあたりの生徒数5人〜10人
1クラスの日本人の割合10人中1人

学校の評価

項目評価
クラスの雰囲気満足
教師の質満足
コース内容満足
学校の設備満足
周りの環境満足
スタッフの対応満足
総評満足

印象に残った授業内容/学習方法

基本的にペアワークやグループワークが中心的であったことで、授業の中でクラスメイトのパーソナリティやその人たちのバックグラウンドやその人たちの国の生活を交えながら英語を学ぶことができました。

そのため、必然的に英語で会話しながら学習を進めていくことになり英会話力や文法の理解がしやすかっただけでなく、異国間の文化の共有をすることでそれぞれの国の理解をしていくことができました。

例えば、「クリスマスと年末の過ごし方」や「自分の国の学校」などその時の文法や表現と結び付けながら、ペアワークをしたり全体で話したりしていました。
また、「自分の国のおすすめスポット」をプレゼンし合ったりしていました。
時折ディスカッションが白熱しすぎてみんな立ち上がったり身振り手振り激しい時もありましたが、先生もある程度静観してくれていました。

滞在先について

項目詳細
滞在方法ホームステイ
通学方法バス
通学時間21分〜30分

ホームステイの評価

項目詳細
周りの環境満足
設備やや満足
通学路やや満足
学生寮の対応満足
総評満足

滞在先での思い出

ホストファミリーは優しいおばあ様1人でした。
着いたその日から優しくしてくれていて、時間がたつごとに積極的に話すようになれた私に「とにかく自信を持ちなさい。あなたの英語はどんどん良くなっていっているよ。」とよく声をかけてくれました。
時には専門用語がわからなくて苦労したけれどBBCのニュースを二人で見ながらああだこうだと会話したり、彼女のお孫さんと話したりしました。学校に日本人の友達がいるらしく、こんにちはと日本語で挨拶してくれました。

また、ホストマザーにオイスターカードを借りていて、帰国する前の日に返す時に合わせてお礼の印と言ってカードケースを買って渡した際に、ものすごく感動してくれ英語じゃなくて日本語でお礼を言いたいから教えてくれと言われました。
良いホストファミリーに恵まれたなと感じました。

留学前に不安に思っていたことは?

一番不安に感じていたのは、日本とは全く違う文化の国において様々な国籍の人たちと過ごす中でどの行動がアウトなのかが全くもってわからなかったことです。

当たり前と思ってした行動が相手の当り前ではないことに気を付けて日々過ごしていました。
育ってきた環境、文化が全くもって違うからこそ、学びながらやっていくしかないと覚悟を決めて飛び込みました。

反対にそれがあるからこそ私自身の英語力はそれほど自信があったわけではないけれど、周りも含めて学びに来ているんだから話せなくても伝わらなくてもいいからチャレンジすることだけを考えていました。

留学して身についた力を教えてください

1つは、1ヵ月という限られた時間だったこともあり「興味をもったことには一人ででもとにかく挑戦してみる」ということを心掛けて生活していたため、「考えて行動する力」が身に付いたと考えています。
日々生活している中で見かける看板やお店、施設があり、他にも観光スポットもありました。
事前に調べていたものもあって、現地に着くと限られた時間の中でどうやってそれらを一日のスケジュールに組み込んでいくのかを考えて行動していく力は身に付いてと考えています。

2つ目はそれと反対に、「瞬間的に動く力」も同時に身に付きました。
その機会を逃したら2度となさそうな機会の時には飛び込んでいきました。
パブで一緒になった外国人に話しかけて一緒にお酒を楽しんだり、必要な経験をするためにはさっと動く力も身に付きました。
最後には、言葉も文化も場所も違う環境だったからこそ、「人を理解する力」が身に付いたと考えています。
その人のパーソナリティを理解するということだけでなく、その背景のことまで理解しようとしたし完璧にとは言えないかもしれませんができたと感じています。

留学中の一番の思い出

みんなでアサヒビールと日本食
みんなでアサヒビールと日本食

留学中の思い出は数えだしたらキリがないくらいですが、最も記憶に残っているのはクラスメイトと先生も一緒に日本食レストランに行ったことです。
滞在3週目が終わるとき、クラスを担当していた先生が退職することが分かりました。
その週の金曜日がその先生との最後の授業であり、私を含め数人は1つ上のクラスに入ることが決定していたこともあり、全員が揃う最後の日でした。
残念ながら数人来ることができませんでしたが、イングランドのロンドンという場所で外国人と日本料理を食べたことが日本人である私にとってはとても面白い現象であったし、そういった事情もあり、みんなが別れを惜しむように先生と話しながら食事していた光景を今でも覚えています。

また、同時に、日本という国が、日本人が、日本の料理がみんなにどう思われているのかを知ることができ、個人的にはとても貴重な経験だったなと思います。
日本の数の数え方を聞かれたから教えていたら、単位や数字の読み方が何種類もあるのを知って途中で「やめてくれ」と言われたのも含めて、いい思い出です。

学校以外や週末の過ごし方

バースの街並み
バースの街並み

基本的にホストファミリーからは何時に家に帰ってきてもいいし友達の家にも自由に泊まりに行ってもいいと言われていました。

そのため、平日は12時に学校が終わるのでそれ以降は、主にウェストミンスター寺院やセントポール大聖堂などの教会や英国博物館やナショナルギャラリーにいったりと、夕方まではイギリスならではの場所やそこでしか見らないものがある場所などに行き、日が暮れるころからカフェに行って1~2時間その日の復習と明日挑戦するワード・フレーズを決めたりしていました。

週末には、ロンドンでできた友人たちと出かけて街を歩いたりショッピングしたり、お酒を飲みながらだらだらしたりしていました。
また、”National Rail”に乗って遠出したりしていました。
あとは、寝る前に日記を英語で書くということもしていました。
1日を英語でなるべく辞書を使わずに表現することに挑戦しました。

留学生へのアドバイス/どんな留学を勧めますか?

自分的最後の晩餐
自分的最後の晩餐

私からできるアドバイスは、「惰性にならないこと」です。
留学に行く経緯や理由、目的はみんな違うしそれでいいけれど、行くのならそれを自分の中で忘れずにどうやって自分がアクションを起こしていくのかが大事だと考えています。
留学期間の長さや語学力、目的に関わらず、ただ過ごすということにならないようにすることがより留学の充実度を高めてくれるものだと考えています。

人と関わることやその国の文化に触れることでその留学がただ勉強しに行くだけでなく、友人ができたり日本ではできないことができたりとそこでしかできない経験を作ることができます。
それが現地での生活を楽しくさせてくれるし、勉強+αでその留学を終えた後での生活にも大きな影響をもたらしてくれます。
「倒れるなら前に」の精神でいろんなことに挑戦したり、話すの緊張するとか、合ってるか分からないしやめとこうとか、私なんかがというマイナスな思考は一旦手放して、多くのことに触れるような留学ができるといいだろうなと思います。

アフィニティについて

項目詳細
サポート満足度満足

アフィニティへひとこと

事前にいろいろなことを教えていただけたり、何かあったら頼れると思っていたので大変心強かったです。
こうして留学を終えた後でもご縁が続いていることをありがたく思っています。

今回は本当にありがとうございました。

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