【体験談】アメリカ マーセッドにて短期留学! ~アフィニティ奨学金~

アフィニティでは2023年より、留学費用に対して一部奨学金を支給しています。選考試験(面談)に合格し、『アフィニティアンバサダー』の二人目としてアメリカへ留学された、高校2年生の古谷祐菜さんに体験談をいただきました。

留学先では、すぐに相談できる日本の家族はいません。小さなことから様々なハプニング時の対応まで、それぞれその都度自分で判断し行動することが求められます。その繰り返しの中で、決断力・行動力が養われたことを実感し、ご自身の成長を感じていらっしゃいました。祐菜さんの大きな自信につながったそうです。アメリカでどのような経験をし、何を得られたのか是非ご一読ください!

■留学先について

国、地域:アメリカ合衆国
都市:マーセッド
出発日:2023年9月10日
留学期間:1ヶ月
留学カテゴリ:語学学校

■なぜこの留学先を選びましたか?

(アメリカを選んだ理由)
2016年のアメリカ大統領選挙をニュースで見て、多様性が進んでいるアメリカの社会や政治に興味を持ちました。ずっとアメリカ社会を自分の目で見てみたいと思っていたため、今回の短期留学先にアメリカを選びました。

(Merced Collegeを選んだ理由)
アフィニティさんに紹介していただいたことがきっかけでした。紹介していただく中で語学学校の授業を受けるだけでなく、大学の授業を聴講したり、教授にお話を聞いたり、College内で探求活動に関するアンケートを取ったりとさまざまな活動ができることに魅了を感じ選びました。このほかにもUSマーセッド大学やヨセミテ国立公園などに連れて行っていてだき、短期間ですが本当にたくさんの経験をさせていただきました。

■留学してみて新たに発見した習慣や文化はありますか?

たくさんあります。
その中でも特に印象に残ったのは、現地の方が「社会や政治に対して自分の意見を持ち、発言、行動に移すことが当たり前」になっているということです。
ホストファミリーの職場でストライキがありました。その際に少しお話を伺ったのですが、皆さん自身の職場に対して「私は〇〇だと思う」と意見をはっきりとおっしゃっていました。大人だけでなく、小学生のホストシスターも今までのアメリカ政治に対する意見を持っていました。日本では社会や政治に対して意見を持ちそれをを発言すること、行動に移すことがタブー視されていると思います。ですが現地では意見を持ちそれをを発言すること、行動に移すことが社会の一員として当たり前のこととされていて驚きました。

■学校/コースについて

学校名 :Merced College
コース名 :Merced College English Language Institute (MCELI)

学校の評価

クラスの雰囲気:やや満足
教師の質:満足
コース内容:満足
学校の設備:満足
周りの環境:やや満足
スタッフの対応:満足
総評:満足
1クラスあたりの生徒数:5人〜10人
1クラスの日本人の割合:6人中5人(変動あり)
参加してよかったアクティビティ:放課後のConversation Club

印象に残った授業内容/学習方法

Labor Dayについて学んだ授業
授業内でアメリカのLabor Dayについて文献を読み、それを元に自分の意見を書きました。
特に難しく感じたのが自分の意見を書くことです。プリントに幾つかの質問が書いてあり、それに答える形式だったのですが、その中に「Labor Dayを活性化させるためにはどうするべきだと思う?」という質問がありました。アイデアを出せずにすごく時間がかかったのですが、提出した際、私のアイデアに対して先生が「とてもいい!」と褒めてくださって自信になりました。

■滞在先について

滞在方法:ホームステイ
通学方法:その他
通学時間:21分〜30分

滞在先の評価

周りの環境:満足
設備:満足
通学路:満足
ファミリーの対応:満足
総評:満足

滞在先/ホストファミリーとの思い出

ホストマザーとホストシスターが3人(大学生と小学生二人)のとても素敵なご家族でした。

写真:ホストファミリーに天ぷらと味噌汁を作った日。味噌汁が大人気!

朝ご飯、夜ご飯を一緒に食べ、金曜日にはリビングで映画を一緒に見ました。週末にはいろんな場所に連れて行ってもらいました。私が「あれってなに?」とわからないものについて聞くと優しく教えてくれました。

たくさんの思い出があるのですが、特に印象に残っているのは、週末に車で2時間半のところにある、パンプキンパッチとビーチにいったことです。長距離移動ということもあり、前日からホストシスターと楽しみにしていました。行く途中ではコンビニのドリンクやナチョスを買って食べたり、音楽に乗ったり、ついた後もみんなでビーチに穴を掘ったり、びしょびしょになるまで遊んだりしました。翌日は大寝坊しましたが、とってもいい思い出です。

写真:ホストファミリーとビーチにいった日

■留学前に不安に思っていたことは?

やはりホームステイが不安でした。ホストファミリー特にシスターと仲良くなれるか、意思疎通はちゃんとれるか、本当に不安でした。

■留学して身についた力を教えてください

今回の留学を通じて生き抜く(サバイバル)力が身につきました。
留学前までは、何か困ったことがあったり、決断に困ったりしたときは両親に頼っていました。
ですが、留学先では両親に相談することができないので、自分で考え、100%の自信がなくても決断し、行動に移しました。決断の結果、うまくいかないこともありましたが、イライラしたりせず、冷静に次の行動を考え決断することができるようになりました。

■留学中の一番の思い出

やっぱり留学中一番の思い出は「滞在先/ホストファミリーとの思い出」に書いた、週末にパンプキンパッチとビーチに連れて行ってもらった日だと思います!

■学校以外や週末の過ごし方

平日(学校外)
積極的にショッピングやファストフード店にお昼ご飯を食べに行きました。
自転車を貸していただいてたので、自転車で少し遠くのモールやタコベルに行きました。

週末
ホストファミリーと過ごしました。モールや観光地に連れて行ってもらった日もあれば、スプリンクラーの修理のためにホームセンターを梯子した日もありました。親戚の方々が集まってBBQをした日もありました!

■あなたの留学にタイトルをつけるなら

異国で自分ができないと思うことにも挑戦できた1ヶ月間

■留学生へのアドバイス/どんな留学を勧めますか?

どこかへ行く機会、誰かと会う機会、話す機会など何かする機会に、「できないかも」と思ってもとりあえず参加してみることが留学では大切なことだと思います。私も途中、英語力の不安から自分にはできないんじゃないかと探求活動を諦めかけたときがありました。ですがそのとき「自分にできそうなことだけやってても成長しないよ。〇〇ができるようになったら〜なんていつまでもこないよ」とある方に言われ、探求活動を続けることにしました。その結果間違いなく私は進歩しました。皆さんも留学先ではyesmanになって、できないこと、不安なことにも挑戦してみてください!きっと何かいい影響があります。

⇒留学に挑戦すると決めたことも祐菜さんの大きな決断なのですが、留学中、無理かもしれないことへの挑戦が足りない!と気が付いたそうです。真剣に自分に向き合い、受止めながら、前に進まれた祐菜さんです。素晴らしいですね!

誘われたら『Yes!』とにかく何でもやってみる、行ってみる、そこで思いがけない出会いがあったり、新しい経験が出来ることを祐菜さんが教えてくれました。『イエスマン』大事ですね^^

■1ヶ月の生活費はどのくらいでしたか?(食費/交通費/通信費/交際費・・・)

軽食代以外ほとんどかかりませんでした。(お土産は除く)週3500円くらいだと思います。

■アフィニティについて

サポート満足度:満足

アフィニティへひとこと(サポートの感想や、相談してみて良かったことなど何でも結構です!)

アフィニティさんには留学のことだけでなく、私自身の将来に関する相談もさせていただきました。その結果、自分が何が好きで将来どんなことにどこでどんなふうに関わりたいのか、今までふわふわしていた将来像がはっきりと見えるようになりました。本当に感謝しても仕切れません!ありがとうございました!

■担当カウンセラーからひとこと

留学を経験して帰国された中高生の皆さんとお話する時に多くの皆さんに共通しているのですが、表情や言葉に『自信と自立』を力強く感じることがあります。祐菜さんもその一人で、やれることをやり切った充実感、不安なことにも一つずつ着実に挑戦できた自分への信頼が、大きな自信となっていらっしゃることが、自然と伝わってきました。

ホストファミリーや学校のスタッフ、クラスメイトなどなど、様々な出会いの中で、一つ一つの出会いや出来事を大事にし、周りのアドバイスに耳を傾け受止める祐菜さんの『素直さ』があってこそ、全てを自分の力に変えていくことが出来たのだと思います。本当に素晴らしいです!

そんな祐菜さんをサポートできたこと、大変嬉しく思っています。今後のご活躍も楽しみです^^

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PROFILEこの記事をかいた留学カウンセラー

オーストラリアの小中高校で日本語教師のアシスタントとして勤務。オーストラリアでの指導経験は、海外の外国語教育の現場を知るとても良い経験になりました。帰国後は旅行会社にて約10年間、海外への修学旅行・グループ旅行の手配業務や個人旅行手配に関わったのち、ニュージーランド専門の留学会社では、6年間に約500名の留学生をニュージーランドに送り出しました。現在は、学校、塾などの法人担当もしながら株式会社アフィニティにて留学アドバイザーを行う他、文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」の申請サポート業務も担当しています。