「オーストラリアのワーホリは日本よりずっと稼げる!」 ここ数年、SNSやニュースでこのような言葉を耳にすることが本当に増えました。実際にアフィニティ留学でも、ワーキングホリデー(ワーホリ)に関するお問い合わせの伸びには目を見張るものがあります。
高い賃金、豊かな自然、そして条件を満たせば最大3年間滞在できる柔軟なビザ制度。オーストラリアが非常に魅力的な就労・滞在環境であることは間違いありません。
しかし、現地で安全に、そしてしっかりと収入を得るためには、ネットの「稼げる!」という華やかな噂だけを鵜呑みにせず、現地の正しいお給料と税金の仕組みを知っておくことが不可欠です。
この記事では、1978年の創業以来、数多くの留学生・ワーホリをサポートしてきたアフィニティ留学が、2026年現在の最新データをもとに、オーストラリアのリアルなお金事情と、後悔しないワーホリにするための現実的な心構えを詳しく解説します。
目次
オーストラリアのワーホリが人気の理由と、2026年現在の「お金」の現実
稼げる国」として注目を集めるオーストラリアの今
オーストラリアがこれほどまでに注目される最大の理由は、やはり法律で定められた賃金の高さです。「日本で働くよりも短い時間で、倍以上の収入を得られた」という先輩たちの声も嘘ではありません。
しかし、同時に知っておくべきなのが「物価高」の現実です。現在のオーストラリアは歴史的な物価高の中にあり、家賃や外食費、日用品の価格は日本よりも高水準です。そのため、「ただオーストラリアに行けば、誰でも簡単に大金が貯まる」というわけではありません。高いお給料をしっかりともらい、現地の物価とバランスを取りながら生活していくための「正しい知識」が必要不可欠なのです。
知っておくべき「お給料と税金」5つの基本情報【2026年最新版】

オーストラリアで働く上で、絶対に知っておくべき基本情報を5つのトピックに分けて解説します。
①【最低賃金】2026年7月から時給26.44ドルへ!
オーストラリアの公正労働委員会(Fair Work Commission)の決定により、2026年7月1日からの法定最低賃金は時給26.44オーストラリアドル(AUD)となります。
さらに、ワーホリの人の多くが該当する「カジュアル雇用(Casual)」と呼ばれる働き方の場合、法律によって25%の割増手当(Casual Loading)が基本時給に上乗せされます。そのため、カジュアル雇用の最低時給は33.05ドル〜となります。
②【賃金システム】土日祝・深夜のペナルティレート(割増手当)
オーストラリアの大きな魅力が、この「ペナルティレート」と呼ばれる割増賃金システムです。職種ごとの労働基準(Modern Award)によって細かく定められていますが、一般的なカフェやレストランなどの職種では、土日祝や深夜に働くことで時給が大幅にアップします。
- 土曜日: 基本時給の125%〜150%
- 日曜日: 基本時給の150%〜200%
- 祝日: 基本時給の225%〜250%
週末や祝日にシフトに入るだけで、日本では考えられないような高い時給を得ることが可能です。
③【所得税】ワーホリ税率は一律15%からスタート
稼いだお給料からは、当然「所得税」が差し引かれます。ワーホリビザ(Subclass 417/462)保有者の2025–2026年度の税率は以下のようになっています。
- 0ドル 〜 45,000ドル: 15%
- 45,001ドル 〜 135,000ドル: 30%
以前は45,000ドルを超えた分の税率は32.5%でしたが、税制改正(Stage 3 tax cuts)により、現在は30%に引き下げられています。最初の45,000ドルまでは1ドル目から一律15%が引かれるため、月20〜25万円程度稼ぐ場合は、その約15%が所得税として源泉徴収されるイメージです。
④【年金(スーパーアニュエーション)】法定積立率は12.0%
オーストラリアでは、パートタイムやカジュアル雇用であっても、雇用主が従業員のために退職年金(Superannuation)を積み立てる義務があります。この法定積立率は、2025年7月以降12.0%となっています。
お給料とは別に、雇用主があなた専用の年金口座に12%分の金額をコツコツと貯めていってくれる仕組みです。そしてこの年金は、オーストラリアを完全に出国(ビザが失効・キャンセル)する際に、解約して一部を受け取る(DASP申請)ことができます。
⑤【確定申告(タックスリターン)】以前と何が変わった?
オーストラリアの会計年度は7月1日〜翌年6月30日となっており、毎年7月1日〜10月31日の間に確定申告(タックスリターン)を行う必要があります。
現在は政府の電子システム(Single Touch Payroll)が普及しているため、かつてのような紙の源泉徴収票ではなく、政府の「myGov」アカウントへオンラインで給与データが自動同期される形が主流です。
注意したいのは、「昔ほど大金は戻ってこない」という点です。かつては条件によって非課税枠があり、帰国時にたくさん税金が戻ってくる時代もありましたが、現在は1ドル目から一律15%(登録雇用のシチュエーション)が正しく引かれている場合、還付金(返ってくるお金)が発生しない、または少額になるケースがほとんどです。
「ただ行けば稼げる」のワナ。安全に働くために最も必要なこと
英語力がないと「最低賃金以下」の違法労働に巻き込まれるリスクも
ここまで読まれて、「やっぱりオーストラリアは夢がある!」と感じた方も多いと思います。しかし、ここでアフィニティ留学のカウンセラーとして、皆さんに最もお伝えしたい大切な現実があります。
それは、「これだけ高いお給料を払うのだから、雇う側(オーナー)も相応のスタッフを求める」ということです。
近年、英語力が全くない状態で渡航し、現地で仕事が何ヶ月も見つからない「ワーホリ難民」と呼ばれる若者が増えています。そして恐ろしいことに、仕事が見つからない焦りにつけ込み、法律で定められた最低賃金を大幅に下回る時給(時給15ドル〜20ドルなど)で違法に労働させる(キャッシュインハンド)悪質な環境に足を踏み入れてしまうケースが後を絶ちません。
ローカルジョブを勝ち取り、キャリアの資産にするための「準備」
現地のローカルカフェやホテル、レストランなど、法律を遵守し、高いペナルティレートをしっかり払ってくれる安全な環境(ローカルジョブ)で働くためには、「同僚やお客様と英語で円滑にコミュニケーションが取れること」が最低条件です。
ワーホリの1年間を、ただの「出稼ぎ」や「低賃金の違法労働」で終わらせてしまうか、それとも「英語環境でローカルスタッフと共に働き、国際的な就労経験という一生のキャリア資産を得るか」。その分かれ道は、「出発前にどれだけ英語力を高められるか」、そして「現地の語学学校でどれだけ実践的な英語力とコミュニティを作れるか」にかかっています。
アフィニティ留学では、ただビザの手配をするだけでなく、皆さんが現地で「安全に、基準以上の収入を得られる仕事」に就けるよう、出発前の英語学習アドバイスから、ご予算に合わせた最適な語学学校選びまで、一人ひとりに寄り添った深いサポートを行っています。
正しい知識と英語力を身につけて、最高のワーホリへ!
オーストラリアは、正しい知識と事前の準備さえあれば、日本では得られない高い収入と、かけがえのない海外経験を同時に手に入れられる素晴らしい国です。
「自分の今の英語力で仕事は見つかる?」「最初の数ヶ月にかかる費用はどのくらい?」など、少しでも不安なことがあれば、まずは私たちにその不安を教えてください。1978年から積み上げてきた実績と、個性豊かなカウンセラーの「人間力」で、あなたのワーホリを最高の成功へと導きます。
アフィニティでは経験豊富な専任スタッフがサポートさせて頂いております。高校・大学・専門学校等で年間120件以上の説明会や相談会を開講させていただいており、内閣府認証NPO法人留学協会の正会員としても、健全な留学のご案内を心がけていますので安心してご相談ください。 オンライン面談も承っておりますので、以下のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。









