トビタテ!留学JAPANの第9期生として、イギリスのカンタベリーで探究活動をされた、Yさんの体験談をご紹介いたします。
カンタベリーにある語学学校Concorde Internationalに通いながら、ご自身の探究活動である『Riding for the Disabled Associationのボランティア活動』にも取り組まれたYさん。
これからトビタテにチャレンジする学生に向けて、沢山のアドバイスもいただきました。
是非、ご一読ください!
目次
留学先について
項目 | 詳細 |
国 | イギリス |
都市 | カンタベリー |
渡航時期 | 2024年10月 |
留学期間 | 3週間 |
留学カテゴリ | 語学留学 |
なぜこの留学先を選びましたか?
第一はトビタテの活動場所が近くにあるという理由。また自然が多く、大聖堂などヨーロッパの歴史的な建物やおとぎ話のような可愛い建物が並ぶ街並みを見てみたかったから。
留学してみて新たに発見した習慣や文化はありますか?
イギリスでは物の再利用を意識していて、服や本をチャリティーショップや図書館にもっていく人が多い。退職した後もボランティア活動等を探し参加する人が多い。町中に音楽パフォーマーが多い。犬用水飲み場やスナックを用意しているレストランが多く動物にやさしい。
バスは知らないうちに路線変更されるなど日本との違いには驚かされることあるが、2階があったり運転手に話せばより目的地に近いところでおろしてもらえたりいいこともある。
学校/コースについて
項目 | 詳細 |
学校名 | Concorde International |
コース名 | 一般英語コース(週15時間) |
1クラスあたりの生徒数 | 5~10人 |
1クラスの日本人の割合 | 8人中2人 |
参加してよかったアクティビティ | walk and talk |
学校の評価
項目 | 詳細 |
クラスの雰囲気 | 満足 |
教師の質 | 満足 |
コース内容 | 満足 |
学校の設備 | 満足 |
周りの環境 | 満足 |
スタッフの対応 | 満足 |
総評 | 満足 |
印象に残った授業内容/学習方法
授業中はディスカッションが多く、1クラスにいろんな国籍の人たちがいるので各国の学校やお祭りについて実際の体験談を聞けるのが楽しい。顔を見合わせてお互いに話せるのはやはり現地ならでは貴重な体験と感じた。
アクティビティの「walk and talk」では、先生が隣町に連れて行ってツアーをしてくれる間、友達と英語で雑談しながら見て回ることができる。先生たちは個性があってとてもおもしろくて、ハロウィンの仮装で楽しませてくれる先生もいた。
滞在先について
項目 | 詳細 |
滞在方法 | ホームステイ |
通学方法 | バス |
通学時間 | 11分〜20分 |
ホームステイの評価
項目 | 詳細 |
周りの環境 | 満足 |
設備 | 満足 |
通学路 | 満足 |
ファミリーの対応 | 満足 |
総評 | 満足 |
滞在先/ホストファミリーとの思い出
初日は緊張して明るく話せなかったにも関わらず、ホストファミリーはみんな優しく話しかけてくれた。
おしゃれなパブに連れて行ってもらったり、友達と隣町に出かけると言うとおすすめの行き方や場所を教えてくれたり、お土産選びも手伝ってもらったりととても気にかけてもらった。
料理も美味しく、トビタテの活動場所まで車で送ってもらい充実した結果を得られた。天気のいい午後に犬とホストマザーと庭でまったり雑談したのがいい思い出!
留学前に不安に思っていたことは?
トビタテの活動を無事できるかどうか不安に思っていた。場所は田舎のほうに行くので交通アクセスも良くはなかったが、行きはホストファザーが車でおくってくれ、帰りも活動先の優しい方が家の近くまで車で送ってくれたので問題なかった。
留学して身についた力を教えてください
恥ずかしがらず勇気を出して話しかける力。向こうではホストファミリーでも街中でもなれない/分からないことがたくさんあった。けれどcomfort zoneから抜け出して話しかけることで解決できた。
例えば、たまたまスマホの充電が切れてしまっていた日に限って、バスがいつもと違う道に入っていった日があった。目的地まで別のルートをとっているだけで止まるバス停は一緒だったが、それを知らなかった私はとても焦ってほかの乗客に話しかけて助けてもらい、無事に帰ることができた。知らない人に話しかけるのは特に勇気がいるけど、何とか壁を乗り越えたことに自信もついた。
留学中の一番の思い出
学校のランチ休憩の時間、同じクラスの友達と集まって一緒に話せたのが一番楽しかった。
お互いの国の話でまったく知らなかったことや以外な共通点を見つけて驚いたり、お互いの国の料理を試食したりした。ジョークを言ってふざけあったりちょっとした悩み相談もして良い友達になれた。
学校以外や週末の過ごし方
学校の後は街や緑道を散歩したり、図書館で本を読んだり、友達とカフェやアクティビティに行った。そのあと家に帰ってからはホストファミリーや、同じホームステイ先に泊まっていた他の生徒と映画やテレビを見たり、犬と庭で遊んだりした。
週末はホストファミリーがパブや街に連れて行ってくれたり、学校でできた友達とバスで1時間くらいの隣町に出かけてお城や「ホワイト・クリフ」という観光スポットを見て回った。学校の団体ツアーへ参加して有名なお城の見学に行った。
トビタテの活動では現地のボランティア団体の活動を見学・参加しに行った。
写真はトビタテの活動の様子。金曜日の朝ということもあり高齢な方が多い。特別に馬車に乗る体験をさせてくれたり、帰りは家の近くまで車で送ってくれたりと皆優しかったです。
留学生へのアドバイス/どんな留学を勧めますか?
たくさんのアクティビティに参加すると良い!それだけ外に出る機会が増えて、思い出が増えていくから。それと同時に思い通りにいかない出来事も増えるかもしれないけれど、解決できた時には自信に変わってそれも良い思い出になる。
トビタテに挑戦する方へ
トビタテの面接を受ける前に活動場所へ週に何回、どのような交通手段で行けそうか、受け入れ先の人の反応は(面接前に連絡を取っておく)、など出来るだけ具体的にしておいたほうが良い。面接官は計画がどのくらい実現可能で現実的か、というのを見てきます。
受け入れ先機関への最初のメールは、自分の名前、年齢などの基本情報とともに、トビタテという政府のプログラムで行くこと、自分のスキル・経験をアピールすると良い。文化の違いによるミスコミュニケーションや、返信が遅かったりしても、粘り強く伝えればきっとうまくいきます。Good luck!
アフィニティについて
項目 | 詳細 |
サポート満足度 | 満足 |
アフィニティへひとこと
(サポートの感想や、相談してみて良かったことなど何でも結構です!)
トビタテの活動が平日だったこともありうまく日程を調整できるか不安だったけれど、アフィニティの方がバスや時間について細かく案を出してくださったので、渡航後スムーズに活動を進めることができました。
予算に関する希望に対しても良い提案をしてくださり助かりました。また留学先の学校と街を選ぶときにも、「自然が多い場所に行きたい」という私の要望と、トビタテの活動場所を踏まえて提案してくださり、まさに思い描いていたような留学になりました。
本当にたくさんの要望に応えてサポートしていただき、ありがとうございました!
担当カウンセラーから一言
留学生活の中で、多くの学生が直面する「積極性」という大きなハードル。
Yさんは渡航前からトビタテの活動先へ自分から連絡を取ってみる、留学中もクラスメイトやハウスメイトを自分から誘ってみるという経験をなさって、留学中はどれだけ積極的に行動できるかが大切だと振り返っていらっしゃいました。
やってみようと思っていても、新しい環境・人々の中で実際に行動に移すことはとても勇気がいることです。留学中の困ったことや日本とは違うことも受入れ、自信をつけて帰国なさったYさん、とても素晴らしいですね!
Yさん、素敵な留学体験談をありがとうございました。
今回のイギリスでの活動が、将来のYさんの目標や夢に繋がるよう、今後も頑張ってくださいね!応援しています。