【体験談】トビタテ!留学JAPAN ニュージーランド現地校へ ターム留学 

今年の夏、ニュージーランドへ出発された 佐久長聖高等学校2年生の中山新太君 より体験談お伺いしました。トビタテ!留学JAPANに合格しての留学です。ニュージーランドの現地校で、どのような経験をされたのか、また留学を終えてどのようなことを感じていらっしゃるか、将来像に変化はあったのか、などなどいろいろとお話くださいました!

■留学先について

国、地域:ニュージーランド
都市:タウランガ
出発日:2023年7月22日
留学期間:2ヶ月
留学カテゴリ:その他

■なぜこの留学先を選びましたか?

自分が留学・海外渡航ともに初めてでニュージーランドは海外初心者にとってチャレンジしやすい治安が良く、教育レベルの高い国だったから。
自分はトビタテ留学JAPANという文部科学省のシステムを利用していて、現地で自分で決めたテーマに基づく探究活動を行う必要があったのですが、その活動を行う上でニュージーランドの特性が必要だったのでこの留学先を選びました。

■留学してみて新たに発見した習慣や文化はありますか?

留学を通して日本と異なる点を感じる場面はたくさんありました。学校の様子や食事の際の様子など異なった文化はたくさんあり、それを発見することも海外に出る上での大きな楽しみだと思います。
そして、それらのことはネットで調べるなどせず、自分で経験した方が面白いと思います。

■学校/コースについて

学校名 :Bethlehem College
コース名 :現地校ターム留学 Year 12 / Term3

学校の評価

クラスの雰囲気:満足
教師の質:満足
コース内容:満足
学校の設備:満足
周りの環境:やや満足
スタッフの対応:満足
総評:満足
1クラスあたりの生徒数:11人〜15人
1クラスの日本人の割合:15人中2人
参加してよかったアクティビティ:インターナショナル生のイベント(スキーキャンプやワールドカップ観戦)

写真:たくさん友達が出来たスキーキャンプ

印象に残った授業内容/学習方法

英語の授業は留学生だけのESOLというクラスで行われ、そのクラスでの授業は一番楽しかったです。他の国から来ている留学生は自分よりも英語が話せていたりしてすごいなと感じながら英語の学習意欲が上がる理由にもなったので良かったと思います。
現地の授業に共通して言えることとして、先生が一人で喋るという日本の授業形態と違い、生徒が自分で問題を解き進めながら先生が質問に答えるという形が多く、自分の責任は増える代わりに自分には合っている形だと思いました。

■滞在先について

滞在方法:ホームステイ
通学方法:バス
通学時間:11分〜20分

滞在先の評価

周りの環境:やや満足
設備:満足
通学路:満足
ファミリーの対応:満足
総評:満足

滞在先/ホストファミリーとの思い出

ホストファザーと一緒に家から20分くらいの場所にあるマウントマンガヌイという山に登って日の出を見たこと。留学生とホストファミリーのイベントで、学校に集まってクイズ大会をするというものがありました。

写真:ホストファザーと見に行った日の出

■留学前に不安に思っていたことは?

自分が食物アレルギーを持っているので食事面は心配していましたが、ホストファミリーがアレルギーへの対応に慣れていて助かりました。飛行機に一人で乗ることやその中での機内食も不安はありましたが、事前に航空会社に電話で確認をしたりして問題は特に起こらずに帰国することが出来たので良かったと思います。
また、英語力に関しても少し不安はありましたが、現地の先生やホストファミリーは聞き取りやすいように話してくれました。3週間くらい経つと耳が英語に慣れてきて聞き取れるようになってきました。

■留学して身についた力を教えてください

自分の感じたことを言葉にして相手に伝えることが出来るようになりました。ホストファミリーや友達と良い関係を築く上で、自分の考えていることを英語にして伝えることを意識しながら生活をしていました。そのおかげで英語力の向上にも大きな影響があったと思います。また、言語が変わっても人として自分の意見を持つことは大事だと思うので、将来も役に立つ良い力を身につけることが出来たと思います。 また、一人で行動することが増え、自主性や他の人を頼る力も身についたと思います。

■留学中の一番の思い出

一番の思い出は世界中に友達を作ることが出来たことだと思います。海外に行くことでしかできない体験だし、英語を使って会話することでコミュニケーションに普段より力を注ぐことで仲を深めることにつながったと思います。お互いが母国語と違う言語を使って勉強をしているので、日本の学校よりもお互いに助け合うといったことが自然に行われていて、とても良い環境だと思いました。将来もう一度再会したい友達が作れました。

■学校以外や週末の過ごし方

ホストファミリーと現地の観光地に行ったり、学校のイベントでの外出をすることがあり、充実した生活を送ることが出来ました。また、自分の留学していた地域は登録をすれば市営バスを無料で利用できたので、友達とバスで外出して買い物をしたりすることも出来ました。

■あなたの留学にタイトルをつけるなら

『将来に向けた発見ときっかけ』

⇒将来像を描き、トビタテの探究活動を計画しての出発でしたが、ニュージーランドで様々な価値観に触れて行くうちにご自身の考えに変化が出てきたことを教えてくれました。これこそ、留学の醍醐味だと思います。新太君にとって良いきっかけになっておられたら嬉しく思います。

■留学生へのアドバイス/どんな留学を勧めますか?

自分の中で憧れや行ってみたい国がある人はぜひその国に行ってみてほしいと思います。また、ほとんどの方は英語圏の国に行くと思いますが(もちろんそうでなくても)自分の学びたい言語の勉強は留学前に出来るだけ行うべきだと思います。また、現地のマナーは調べてから行きましょう。

留学を考える上で様々なハンデがある人もいると思います。しかしほとんどの問題の解決方法は誰かが知っているかもしれないと思って、周りの友人、先輩、大人、またアフィニティの方などに聞いてみるべきだと思います。留学には自分の考えを大きく変える力があると感じます。その体験を自分のハンデで諦めてしまうというのはもったいないことです。留学にチャレンジする人が一人でも増えてほしいと思います。

⇒食物アレルギーをお持ちの新太君でしたが、現地校やホストファミリーもとても協力的でしっかりと新太君をサポートしてくださいました。そのような環境や周りの気遣いなどに触れ、新太君ならではの視点で感じ、また不安を乗り越えたことが大きな自信となられたのではないでしょうか。

■1ヶ月の生活費はどのくらいでしたか?(食費/交通費/通信費/交際費・・・)

学校とホストファミリーに支払う金額以外は月1万円くらいで全然使ってないです

■アフィニティについて

サポート満足度:満足

アフィニティへひとこと(サポートの感想や、相談してみて良かったことなど何でも結構です!)

トビタテ留学JAPANに受かるということが自分の留学実現のための第一歩だったと思いますが、そのサポートをアフィニティの方にサポートしていただいたことがとてもありがたかったです。他にもトラブルや分からないことがあった時にも対応が早く、とても助かりました。ありがとうございました!

■担当カウンセラーからひとこと

留学前は自分の思っていることを表に出すタイプではなかったが、ニュージーランドの高校では授業中、良くも悪くも(笑)生徒が自由に発言をしていたそうです。それに影響され、帰国後は積極的に自分が疑問に思ったことを先生に質問に行くなど、ご自身の行動の変化も教えてくれました。素晴らしいですね! トビタテの探究活動を始めてみて本当に自分がやりたい活動だったのか、本当に自分がやりたいことは何なのかを考えたそうです。目を逸らすことなく真剣に自分に向き合う新太君の良さだと思います。計画した活動からも逃げることなく、今やれることを精一杯こなすことができ、良い留学になったと教えてくれました。これから新太君がどのように将来を切り開き、活躍されるのかとても楽しみにしています!

■今回の留学プログラム

トビタテ!留学JAPAN オンライン説明会を実施中!!

この記事の内容に興味をお持ちですか?留学のことなら何でもお気軽にお問合せ下さい。

PROFILEこの記事をかいた留学カウンセラー

オーストラリアの小中高校で日本語教師のアシスタントとして勤務。オーストラリアでの指導経験は、海外の外国語教育の現場を知るとても良い経験になりました。帰国後は旅行会社にて約10年間、海外への修学旅行・グループ旅行の手配業務や個人旅行手配に関わったのち、ニュージーランド専門の留学会社では、6年間に約500名の留学生をニュージーランドに送り出しました。現在は、学校、塾などの法人担当もしながら株式会社アフィニティにて留学アドバイザーを行う他、文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」の申請サポート業務も担当しています。