【体験談】 トビタテ!留学JAPAN 『絶え間なく進化!毎日の挑戦』   ~ニュージーランドでジェンダー平等への道を探す~

夏休みを利用して語学留学された高校2年生の脇田菜由さんの体験談をご紹介します。 トビタテ!留学JAPANの第9期生として、女性が活躍しやすい国としても知られるニュージーランドへ、ジェンダー平等をテーマに探究活動を実施されました。 滞在中は思いがけないハプニングもありましたが、前向きに捉えながら見事に乗り切られました。 

ご出発前は地元のテレビ局からの取材も受けておられます! 

どのような留学体験だったのか、是非以下もご一読下さい!

■留学先について

国、地域:ニュージーランド
都市: オークランド
出発日: 2024年8月3日
留学期間: 3週間

>南半球で一番高い建造物スカイタワーから!

■なぜこの留学先を選びましたか?

トビタテの制度を利用してジェンダーギャップについて学びたかったから。NZはジェンダーギャップ指数が上位で、女性参政権が世界で初めて認められた国だから。マオリなど様々な人、価値観が集まるなか、どうして平等な国だと言われているのか知りたかったから。宗教的に寺と比較できるから。

■留学してみて新たに発見した習慣や文化はありますか?

・バスや電車の時間がルーズ
・スーパーの一方通行
・警備員が街にたくさんいる
・お弁当がいかつい
・夜朝早め
・治安がよくない
・いただきますがない
・聞いたらすごく親身に助けてくれる
・学校のルールが緩い

■学校/コースについて

学校名 :NZLC
コース名 :General English (一般英語)

学校の評価

クラスの雰囲気:やや満足
教師の質:満足
コース内容:やや満足
学校の設備:やや満足
周りの環境:やや満足
スタッフの対応:満足
総評:満足
1クラスあたりの生徒数:11人〜15人
1クラスの日本人の割合:12人中6人
参加してよかったアクティビティ:スピーキング

印象に残った授業内容/学習方法

沢山の写真を見ながら初めましての人と話を広げる

⇒授業中に水を飲んだり、トイレに行ったりは自由にできたそうです。 授業中にクラスメイトと話すのも自由なリラックスした雰囲気だったため、分からないことはその場で質問しやすく、理解して次に進めることの学びやすさを感じたそうです。 少人数のクラスだったから実現できたこともあるかもしれませんが、参加型の授業を体験され、さまざまな気づきを得ていらっしゃいました。

■滞在先について

滞在方法:ホームステイ
通学方法:その他
通学時間:1時間以上

滞在先の評価

周りの環境:やや満足
設備:やや満足
通学路:やや不満
ファミリーの対応:やや満足
総評:やや満足

滞在先/ホストファミリーとの思い出

一件目はあまりいい思い出がない
二件目はうさぎと猫がいて餌やりや愛でれてかわいかった。
ファミリーと今日の話とかできて楽しかった。
日本文化の体験も一緒にできたり、プレゼントもよろこんでもらえた。

■留学前に不安に思っていたことは?

英語力、飛行機の乗り継ぎ、計画を実行できるか

⇒実際はどうだったかとお尋ねしたところ、英語力はジェスチャーを加えて話したり何とかなったと教えてくれました。 往路のシンガポールでの乗換え時、待ち時間を利用しインド人の女性の方に話しかけ、探究活動で行うインタビューの練習を行ったそうです。 『若いのにえらい!』 とほめて下さり、協力して下さったそうです。 素晴らしい行動力ですね!

■留学して身についた力を教えてください

コミュニケーション力、アドリブ力

⇒公園でアンケートやインタビューを実施したり、様々な機関へ自らコンタクトを取ったり、とにかく『行動』された菜由さんです。 行動することで確実にコミュニケーション力をアップされ、大きな自信にも繋がっていらっしゃると感じます。 

人とコミュニケーションを取る際、日本では先生や先輩など 『立場の違い』 で話しかけづらさを感じることがあったが、NZではそれが 『言葉の違い』 となる。 言葉の違いが無い日本では、人とのコミュニケーションを築く上でのハードルは本当は低いのだと気付いたことを教えてくれました。菜由さんの交友関係は更に広がりそうですね^^

■留学中の一番の思い出

教会への見学
突然おしゃましたけど、沢山の話を聞いてくれたし、時間を取ってくれてディスカッションもできた。いろんな学部で学んできた人がいていろんな価値観を吸収できた。生活で困っている事とか、おすすめのお土産やおいしいお店、買い物の仕方等いろいろ教えてもらったり、おいしいものくれたりして、人の温かさをかんじれました。

⇒宗派に関係なく、日本人の方も集まる教会を見学されたそうです。 日本とNZの両方を知っている方々に、教育に関する事などインタビューも行ったそうです。 教会とお寺の比較や、教会における女性のリーダーシップという視点も持って調査されたようです。

■学校以外や週末の過ごし方

見学やインタビュー、図書館のアクティビティー参加、友達と観光

⇒3週間という短期間の留学だったにもかかわらず、トビタテの探究活動の一つとして40名以上の方々にアンケートやインタビューを実施されました! 高校生という立場や年齢を武器に、日本人が経営するお店などにも積極的にお邪魔したそうですw  みなさん積極的にご協力下さったそうですが、菜由さんの一生懸命な姿勢が周りのサポートを引き出したのだと感じます。

■あなたの留学にタイトルをつけるなら

『絶え間なく進化!毎日の挑戦』

■留学生へのアドバイス/どんな留学を勧めますか?

わりとなんとかなる
出来るだけ一人でやること
いざとなったら取り返しがつかなくなる前に周りを頼ること

■1ヶ月の生活費はどのくらいでしたか?(食費/交通費/通信費/交際費・・・)

40,000円

■アフィニティについて

サポート満足度:満足

アフィニティへひとこと(サポートの感想や、相談してみて良かったことなど何でも結構です!)

緊急時の南さんの迅速な対応に助けられ、切り替えて留学を楽しむことができました。
他にも細かいことも個人個人で考えてくれて、留学計画の方も手伝って頂けてうれしかったです。

■担当カウンセラーからひとこと

登校初日に道に迷ったり、大事なキーホルダーを無くして探し回ったり、留学中に財布の盗難に遭うなど、思いがけないトラブルに遭われた菜由さんでしたが、一つ一つの出来事から学びを得て、出来事に囚われすぎることなく、前向きに気持ちを切り替える強さをお持ちでした。 初日にキーホルダーを無くしたからこそ、周りのたくさんの方に英語で話しかけなければならず、英語を話すことのハードルを初日から下げることができたと振返っておられました。 また、必要な時には、周りに相談し頼る強さもお持ちです。 菜由さん自身も、そんなご自分の強みに改めて気が付かれた留学だったのではないかと思います。

ご自身の留学を、自分で責任を持って良いものにする。 菜由さんからはそんな前向きな姿勢を感じながらサポートしていましたが、留学中の行動がその答えとなりましたね! かけがえのない経験となられたことをとても嬉しく思っています^^

今回の留学経験やトビタテの調査を行う中で、視野を広げ、深め、大きな気づきや将来にむけての新たな方向性が見つかったことも教えてくれました。 

パワーアップした菜由さんの今後のご活躍を心から楽しみにしています!

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PROFILEこの記事をかいた留学カウンセラー

オーストラリアの小中高校で日本語教師のアシスタントとして勤務。オーストラリアでの指導経験は、海外の外国語教育の現場を知るとても良い経験になりました。帰国後は旅行会社にて約10年間、海外への修学旅行・グループ旅行の手配業務や個人旅行手配に関わったのち、ニュージーランド専門の留学会社では、6年間に約500名の留学生をニュージーランドに送り出しました。現在は、学校、塾などの法人担当もしながら株式会社アフィニティにて留学アドバイザーを行う他、文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」の申請サポート業務も担当しています。