現地生活体験記【アイルランド留学&ワーホリのリアル | 生活情報・学校情報】

今回は、約3週間アイルランドに滞在し、主要5都市を訪問してきた体験談をご紹介いたします。

  • 日本からアイルランドまでの道のり
  • 取り急ぎ準備したSIMカード
  • 現地での移動手段
  • アイリッシュの家庭に滞在した感想
  • ゲストハウスに滞在した感想
  • 語学学校や大学に訪問した感想

などを個人ブログ形式で記載していくので、これから語学留学、ワーキングホリデー、大学進学などをご検討中の方はぜひ参考にされてください。

日本からの道のり-取り急ぎ準備したSIMカード-

アイルランドは日本からの直行便が出ていません。
よって、必ずどこかの国を経由する必要があります。

日本からイギリスを経由してアイルランドに行くのが一般的かと思いますが、費用を抑えるために様々な国を経由していく人や、格安の航空会社を利用する人もいらっしゃいます。
今回私は費用の安さを求めて某格安航空会社を利用しましたが、往路復路共にとても大変な思いをしました。*上記写真はイメージです

安いものには安いなりの理由があり、最悪の場合余計にお金がかかったり、荷物がなくなったりする危険もあります。(乗り換えの時間が極端に短く荷物が一緒に運ばれない等)
航空券の値段は時期により大きく異なりますし、安易に費用だけで選ぶのではなく、安全性も考慮して航空券をお選びください。
(アフィニティでは留学専門の旅行会社と提携しています。航空券のご相談だけでもお気軽にどうぞ!)

取り急ぎ準備したSIMカード

今回は3週間の滞在ということも有り、日本でSIMカードを購入していきました。
(Threeというイギリスの会社のものです)

長期留学やワーホリの方も最初の数週間は旅行用のSIMカードで取り急ぎ対応して、現地生活に慣れてから現地SIMカードを購入してもいいかと思います。
(現地にも携帯電話会社はたくさんあるので店頭で説明してもらって購入することも可能です)

現地での移動手段

アイルランドではアイリッシュ・レイルによって、交通機関が運行されています。

アイルランド(ダブリン)での移動手段は、

  • ダブリンの近郊電車であるダート(DART)
  • 路面電車のルアス(Luas)
  • バス

の3種類。

ダートは海沿いを走る鉄道、ルアスは市街地を走る路面電車となっています。

また、アイルランドでは交通系ICカードであるリープカードが使用されています。
駅や市内のお店で購入可能です。
アプリもあるため、カード購入後はアプリ内でのトップアップ(課金)もできます。

ちなみに公共交通機関は、
・日本と違って細かいアナウンスがない
・社内で電話をする人がいる(よく思わない人もいます)
・バス停では手を上げてバスを止めないと止まってくれない
・乗客がきちんと座っていなくても急発進することがある
・バスが時間通りに来ないことは日常茶飯事
などの違いがあります。

余裕をもって移動するようにすることをおすすめします。

現地の気候

アイルランドの気候は緯度の高さの割には穏やかで温暖です。
夏の気温は15°C~20°C、春・秋は10°C前後、冬は5°C~8°Cほどです。
雪はめったに降りませんが、シャワーのような雨は年間を通じて降るため、常に地面が濡れているという日が多いです。

しかしシャワーのような雨の後に太陽が顔を出すことも多く、日本にいるときよりもかなりの頻度で虹を見ることができます。

首都:ダブリン

1,000年の歴史と最新のトレンドが程よく混じり合う、アイルランドの首都ダブリン。
人口は約125万人で総人口のおよそ4分の1が暮らしています。
政治・経済・文化の中心であり、優秀な教育機関が集まっていることから学生達から注目されている街です。
ダブリン城や国立大学のトリニティ・カレッジ、ヨーロッパ最大規模を誇る公園のフェニックスパーク等が有名。
街の中心地や、学校の近くでは日本人を見かけることもありますが、その他の英語圏に比べると圧倒的に日本人が少ないというのが特徴的です。
日本食レストランがあったり、大型スーパーでは日本の食材が売られていたりもするので、日本人にとっても生活しやすい環境です。

地方都市:コーク

首都ダブリンに次ぐアイルランド第2の都市。
美しい街並みやのんびりとした雰囲気が魅力の観光地として知られています。
かつて世界一のバター出荷港として栄え、200年以上続く庶民の市場が人気。
マーケットは非常に賑わっていて、パンやチーズ、お肉などの食料品が数多く販売されています!
1200人中1人が博士課程の学生という割合から、アイルランドの重要な教育の中心地と言われ、コーク大学が有名です。
首都ダブリンよりも少し落ち着いた雰囲気が良い、という方にオススメです。

地方都市:リムリック

アイルランド国内第3の都市。
近代的な建物と歴史ある城が融合したジョン王の城や、リムリックで最も古い建造物であるセント・メアリーズ大聖堂などが有名です。
パンやチーズなどの食料品、衣類、書籍等を買えるミルクマーケットも人気!
コンパクトな規模感の街でありながら、多様性に富んでいる印象で、色んな国の飲食店を町中でよく見かけます(もちろん日本食レストランもあります!)

地方都市:ゴールウェイ

東のダブリンに対する西の都であり、海岸にある港湾都市。
中心部にあるエア広場には伝統的なパブが多く、商店や民族音楽のライブ演奏を楽しむことができます。
エド・シーランの有名な曲『ゴールウェイ・ガール』の舞台にもなっており、アートや音楽が盛んで、若者に愛されている街です。
『ゴールウェイ・ガール』のPVに出てくる場所は徒歩で回れる範囲にあり、エド・シーランが駆け回った道のりをたどることが可能です。

地方都市:ウォーターフォード

南東部に位置する5番目に大きい街。
今回ご紹介した都市の中では一番規模の小さな街で、とてもアットホームな雰囲気を感じる環境です。
歴史が古い街であり、915年にバイキングが建設した国内最古の都市と伝えられています。
生活費が抑えられるため留学生にも人気の都市。(アジア人留学生が少ない環境を好む方には非常にオススメ!)
観光スポットとしては、レジナルドタワーやウォーターフォード・トレジャーズミュージアムなどが人気です。

北アイルランド:ベルファスト

ベルファストはイギリス・北アイルランドの政庁所在地。
世界最大のドライ・ドック(船渠)があり、ハーランド・アンド・ウルフという重工業メーカーのが有名です。(オリンピック号、タイタニック号、ブリタニック号の姉妹船を製造した会社)
また、ベルファストに拠点を構える航空機メーカー、ショート・ブラザーズも有名で、航空産業も北アイルランド最大の製造業としてベルファストに多大な雇用を生み出しています。
複雑な歴史的背景もありますが、イギリスらしさとアイルランドらしさが融合した環境や、イギリス本土よりも物価が安いことを考えると、日本人にとっては住みやすい環境といえます。

現地で出会った日本食

ダブリンの大きなスーパーでは日本食を売っているコーナーがあります。
(あやしげな日本食?もあったりはしますが・・・)
醤油などの調味料も販売されており、ある程度の日本食は現地でも調理可能です。

また、無印良品や日本食レストランもあるので、日本の味が恋しくなった場合も安心です。

こちらは大手デパートの家電コーナーにあった「NINJA」です。
一見日本の製品かと思ってしまいましたが、イギリスのメーカーのようです。
2つのスペースで同時に2種類の調理ができオーブンよりも早い仕上がり!スマートクックシステム搭載!という優れもの。
(日本食とは直接関係ありませんが、海外の方は日本の製品と思ってしまうかもしれませんね)

ホームステイの雰囲気(費用感)

語学学校在学中のホームステイは基本的に語学学校が紹介してくれるファミリー宅に住むことになります。
費用感としては、個室、朝夕2食付で、1週間€300前後が一般的です。(日本円にして5万円前後)
別途自分用のバスルームが欲しい場合や、夏の繁忙期などは、ホームステイ代が高くなることもあります。

ファミリーの層は、お子さんがいる家庭、ペットがいる家庭、大家族の家、オーナー単身の家など様々です。

アイルランド人はお喋り好きで優しいですが、日本のように相手の態度から意図を汲み取ったり、言葉の裏にある意味を読み取ったりする文化ではないので、「これが欲しい」「この食べ物は苦手」「◯時にシャワーが使いたい」など自分の意志ははっきりと伝える必要があります。

ゲストハウスの雰囲気(費用感)

アイルランドのダブリンでは家賃は高いということで有名ですが、ホテルやゲストハウスも良いお値段します。
男女共用のドミトリー・バスルーム共用などでも構わないという人は費用を抑えて宿泊も可能ですが、市内中心が良い・個室が欲しい・専用のバスルームが欲しいという場合は宿泊費は高くなる傾向にあります。
日本のビジネスホテルのようなコンパクトで利便性の高いホテルはあまりありません。
ちなみに上記写真は古めのゲストハウスですが、個室、専用バスルーム、食事なしで1週間€840です。(約134,400円)

語学学校&大学に訪問した感想

アイルランドと北アイルランド(イギリス)の語学学校及び大学を訪問してきましたが、ヨーロッパらしいクラッシックな雰囲気を残しながらも、モダンで近代的な施設を導入している学校が多く、非常に洗練されている学校が多かったです。

特に大学は外国人留学生を多く受け入れているだけあり、キャンパス内ですべてが完結する最高の学習環境が整っていることを実感しました。

《語学学校情報の詳細はこちら》

家に帰るまでが留学:帰国の航空券もしっかり準備を!

日本までの直行便が出ていないアイルランド。
帰国する際もどこかの国を経由する航空券の準備が必要となります。

長期留学やワーキングホリデーの方は、現地生活や英語に慣れたことでご自身で格安航空券の購入を検討する方もいらっしゃるかもしれません。
その際も、航空券選びは十分注意してください。

私は帰りの乗継便がキャンセルされ、乗り継ぎに60時間かかるフライトを選択せざるを得ない状況になってしまいました。
(上記写真は2日間エジプトの空港内のホテルに滞在した時のお写真です)

経由地の空港で、英語が通じない、体調を崩してしまうということも想定されるので、無事帰国して家に帰るまでの交通手段はしっかりと確保する必要があります。

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