【体験談】イギリス・ファーバシャム公立校体験プログラム

イギリスで初めての海外留学に挑戦された高校2年生のAさんにご留学のお話を伺いました。

Aさんは、イギリスの南部に位置するケント州のファーバシャムにあるQueen Elizabeth’s Grammar School で2週間の現地校プログラムを体験されました。ご留学中は、『積極的に、自ら周りへ話すこと。自ら働きかけること』を実践され、クラスメイトやホストファミリーと沢山の思い出を作る事ができたそうです。ご帰国後のAさんからは、以前にも増して素敵な笑顔と自信が溢れていました。

留学中の思い出を教えてくださったAさんの体験談を是非ご一読ください!

■留学先について

国、地域:イギリス
都市:ファバーシャム
出発日:2023.03.18
留学期間:2週間

留学カテゴリー:現地校プログラム

■なぜこの留学先を選びましたか?

ヨーロッパの雰囲気と、イギリス英語に惹かれたから。

>行ってみると、イメージ通り綺麗で田舎町のファーバシャムはとっても可愛いらしい雰囲気だった教えてくださりました。

■留学してみて新たに発見した習慣や文化はありますか?

暇があると、イギリス人は紅茶をよく飲む。
どんな人と接するときもみんなフレンドリーで優しい。
雨だった。
レディファースト。
学校でも扉をみんな開けておいてくれた。

>海外の店員さんは冷たいと聞いていたが、そんなことは無くとてもフレンドリーで優しいことに驚いたと仰っていました。ホストファミリーが店員さんと何気ない会話を楽しんでいらっしゃるのを見て素敵だとお感じになり、Aさんも店員さんに「Have a nice day」と声がけしてみたそうです。

また、「学校のイギリス人の生徒は、落ち着いていて大人びいて見えた。扉を次の人のために開けておいてくれるなど、親切でフレンドリーだった。」と仰っていました。

■学校/コースについて

学校名 :Queen Elizabeth’s Grammar School

印象に残った授業内容/学習方法

  • 音楽
  • 技術
  • 数学

Musicで、作曲をした。
TECHで、 木材のboxを使ったこと。

>授業は専門的な科目も多く音楽の時間では、専門的な機械を使って作曲に挑戦してみたり、木材に彫刻でデザインを入れてBOXを作ったり日本では中々できないことが体験できたと仰っていました。

日本の学校の雰囲気と異なるところは、みんな自分から発言したり、答えているなど積極的でお驚かれたそう。逆に日本の学校の良いところをお伺いしてみると『日本の学校の良いところは、クラス制があり団結できること。イギリスでは、ホームルームの時間以外はみんなバラバラの授業を受けているので団結とかは無さそう』と教えてくれました。

学校生活での思い出

学校では、break の時間にホームルームで集まって軽食を食べながら友達とたくさん話して、交流した。また、ランチの時間も交流した。みんな優しくてたくさん話しかけてくれて、日本についても聞いてくれた。ランチ前にみんなでテスコに行ったりもした。先生たちも優しかった。
バディがとても優しくて、どんな時も必ずクラスに連れて行ってくれた。バディと同じ授業がなかったのが悲しかった。
空きコマではみんなでライブラリに行って勉強した。
最後の日はバディがお菓子と手紙をくれて、別れ際にはみんなとハグをした。
ロンドン観光に行った際はスペインのジュニアの生徒たちもたくさんいてスペイン語を話していたため、日本人の子と二人で過ごした。
最後の土曜日に学校の友達(3ヶ月留学しにきていたドイツ人)とロンドンに2人で観光しに行った。地下鉄に乗って移動したり、観光したり、ショップを見たり、食べ歩きしたら、とても楽しかった。
学校帰りはバディと、友達と一緒に途中まで歩いて帰った。

>高校生活で特に印象に残ったことをお伺いしたところ『毎日バディとバディの友達とランチを食べる時間がとても楽しかった。みんな色んな国に興味があって、日本の話もよくしたり、他国についての質問をしたりしていた』と教えてくれました。バディを通して、ドイツ人や中華系イギリス人など多国籍なお友達ができたそうです。

■滞在先について

ホストファミリーとの思い出

体調が悪かった時も、隣にいて話をしてくれたり、安心させてくれた。お菓子や、果物もくれた。
部屋がとても可愛くて綺麗で広くて窓からの景色も良かった。体調が悪い日や、雨の日は学校まで車で送ってくれた。学校の帰りにカフェや、海辺に連れて行ってくれたり、カンタベリーに行ってカフェにつれていってくれた。

一週間目の土曜日はカンタベリー観光に車で連れて行ってくれた。
二週間目の火曜日は授業がなかったので、ロチェスター観光に車で連れて行ってくれた。
朝ごはんもサラダや卵を主食に加えて、出してくれた。お昼ご飯も、毎日ラップやお菓子を入れたランチパックを持たせたくれて、全て美味しかった。ロンドン観光に行く際にカンタベリー ウエスト駅まで車で送ってくれた。最初の一週間の木曜日の夜ご飯はフィッシュ&チップスをみんなで買いに行って食べた。毎晩ご飯がおいしくて最高だった。朝も2回イングリッシュブレックファストをホストファザーが作ってくれた。美味しかった。カンタベリー観光に一緒に行った際に、お土産を買ってくれた。ケーキやスコーンを学校から帰ってきた際に一緒に作った。テレビを一緒に暇な時間に見た。折り紙を作って、あげた。ご飯の時や、ご飯の後にたくさんお話しをした。
犬と猫が可愛かった。お風呂や、お皿洗いなど、ルールがいっさいなくて、過ごしやすかった。
洗濯物も、言えばすぐに洗ってくれて、畳んでくれて、運んでくれた。
マザーが作ったケーキや、クランブルを食べさせてくれた。

ホストファミリーは、私のことをdaughter number 2といって、可愛がってくれた。
ホリデイに遊びにきてねって言ってくれた。

■留学中の一番の思い出

ホストファミリーと様々なところに観光に行ったこと。
学校の友達と、ロンドン観光に行ったこと。

>滞在中、ロンドン、カンタベリー、ロチェスターに行かれたAさん。お気に入り都市をお伺いするとカンタベリーとお答えされました。理由は、お店が沢山あったり、病院などの建物まで可愛いところだそうです。カンタベリーは、イギリスでも中世の街並みを残す観光地でもあるのでAさんのお気に入りは納得です。

■学校以外や週末の過ごし方

ホストファミリーと車でカンタベリーや、ロチェスター、カフェに行ったり、チョコレートケーキや、スコーンを一緒に作った。会話が多くて、英語力(リスニング、スピーキング)も上がった。
ロンドン観光のプログラムに参加した。ロンドンに学校の友達と観光しに行った。
学校から帰ってからは疲れてしまうことが多くて、部屋に入ってご飯までの間寝てしまうことがあった。

■留学前不安だったこと

英語力。本当に英語だけで1人でやっていけるのか不安だった。初めての海外だったため、とても不安だった。

>イギリスへ渡航する前は、外国に行くことは異世界に行くような不安があったそうです。でも、到着してみると高速道路の雰囲気が日本と似ていることから『同じ地球だし、日本と繋がっているんだ』と感じることができ安心できたと仰っていました。

■留学で見えた自分の強み&弱みは?

自分から話し出す勇気

>学校では、お友達と写真をとったりお出かけしたりすることが楽しみだったAさん。でも、初めの頃は、自分から提案したら嫌がられるかなと少し躊躇していたそうです。でも、せっかくの限られた留学期間だから、臆せず勇気を出して聞いてみよう!と行動され、その結果お友達と有意義な時間が過ごせたとのこと。待ちの姿勢ではなく、ご自身で周りに働きかけて行動されたAさんがとっても頼もしいですね。

■改めて気付いた日本の良さは?または悪い点は?

察すること。

察して何も言わない事。

>今回の留学を通して、日本の察する文化の良い面、悪い面に気が付かれたそうです。良い面は言わなくても伝わるところ。悪い面は、お互いに察し合おうとして距離感が生まれていくと仰っていました。

■イギリスの良いところは?

人がとてもフレンドリーで親切なところ。また、男女平等で、ホストファザーを見て家事などを助け合いながら行っているところが印象的だった。

>ホストファザーがお料理なども積極的にされていたのを見て、日本の文化とギャップを感じたそうです。女性だから「料理をする。」男性だから「力仕事をする」などそういった固定概念が無いことが素敵ですね。

■留学前にやっていたこと

ディズニープラスで勉強していた。リスニングは鍛えられた。

>イギリスに到着後は、リスニングが特に難しいと感じたそうです。時には、スマートフォンの翻訳機も使いながら、過ごしていたらだんだんと耳が慣れてきて、最後の方は聞き取って話せるようになったと仰っていました。

■留学して身についた力を教えてください

リスニング力。
スピーキング力。
コミュニケーション力。

>バディやクラスメイトがいつも「今日何したの?」「授業はどう?」と気にかけてくれる言葉をかけてくれるのがとても嬉しかったと仰っていました。自分のことを質問してくれることがこんなに嬉しいことなんだと気づいたそうです。

■今後の展望

イギリス以外にも、ヨーロッパ、スペインなども行ってみたい。

>スペイン人の生徒と接する機会が多かったので、スペイン語にも興味が出てきたそう。大学ではスペイン語を勉強したいと仰っていました。

■後輩たち、留学を悩んでいる方、これから留学する方へメッセージは?

ぜったい楽しいから大丈夫。楽しくなくても学びはある。自分から話しかければ大丈夫。友達はフレンドリーなのでできる。

>コツをお伺いすると、『自己紹介で明るい自分を作る事』と。誰も自分を知らない土地にいくので、心機一転して、なりたい自分のキャラクターを作っていくことが良いのではとアドバイスを頂きました。

■1ヶ月の生活費はどのくらいでしたか?(食費/交通費/通信費/交際費・・・)

3万円程

>ロンドン観光に行った際の電車移動などで、結構かかりましたと教えてくれました。

担当カウンセラーからのひとこと

留学の体験をお伺いすると素敵な笑顔で沢山の思い出を語ってくれたAさん。

自ら積極的にお友達とコミュニケーションを取ったり、挑戦心を持って滞在期間中を過ごしていたことが充実した留学に繋がったのだと強く感じます。イギリスの良いところ、日本の良いところを感じて来られたことも素晴らしいです。また、現地の人との絆、ご縁はAさんの人生にとって宝物になったこと大変嬉しく思います。

これから、色んなヨーロッパの地域を周ってみたいと仰っていたAさん。これからも、色んな人や文化とので出会いが待っていると思うとワクワクしますね。今後のご活躍をとても楽しみにしています!

今回の留学プログラム

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PROFILEこの記事をかいた留学カウンセラー

フランスのレンヌ出身。大学時代は観光学を専攻し、在学中15カ国で留学と旅行を経験。 異文化での国際交流、多様な文化の中での生活経験は、かけがえのない財産です。豊富な 海外留学経験を生かして、皆様の留学のお手伝いさせていただきます。