【徹底解説】大人女子のためのニュージーランドワーホリ情報!(2025 – 2026年最新)

「20代後半。今からワーキングホリデーに行っても、本当に大丈夫?」

キャリアチェンジを考えているけれど、現職を辞めて海外へ飛び出すことに不安を感じているという方、実は多くいらっしゃいます。

「ずっと気になっているワーキングホリデー(以下、「ワーホリ」と記載します。)だけど、現地での生活、帰国後のキャリア、貯金のこと…様々な心配が頭をよぎり、なかなか一歩が踏み出せない」
この記事では、そんな「大人女子」が抱える尽きない悩みに、お答えします。

新たな挑戦を求める「社会人」のあなたに向けて、ニュージーランドワーホリの基本情報から、社会人ならではのメリット、現地でのお仕事事情、費用、帰国後のキャリアに繋げるヒントまでを徹底解説いたします。

※2025年4月1日よりニュージーランドの最低時給は23.50NZドルに引き上げられました。

ニュージーランドってどんな国?

ニュージーランドについて

ニュージーランドは、手つかずの大自然が広がる南半球の島国です。
北島には最大都市オークランドや首都ウェリントンがあり、南島には英国文化が息づくクライストチャーチや、スキー・スノーボードの聖地クイーンズタウンがあります。

ニュージーランドの魅力

ニュージーランドといえば、大自然をイメージする方も多いかと思いますが、それ以外にもニュージーランドの魅力は沢山あります。

①世界トップクラスの教育水準と安心の治安
ニュージーランドの教育機関は、NZQAというニュージーランド政府機関の監督下に置かれています。
語学学校も数年ごとにNZQA(New Zealand Qualifications Authority)からの審査があり、教師や授業の質がどの程度の基準を満たしているのかによって1~4にカテゴリー分けされています。
カテゴリー1に認定されている学校が一番評価の良い学校となります。
質の高い教育環境で英語力を伸ばせることは、帰国後のキャリアにも繋がる大きなメリットです。

②暮らしやすい気候
年間を通して暮らしやすい温暖な気候であり、日本と同じ四季も見られることや時差も少ないため、ワーホリでも人気の国です。

③アウトドア好きにとって催行の環境!広大な自然と豊かなアクティビティ
アクティビティ大国のニュージーランドでは、バンジージャンプやジェットボート、スカイダイビング、ジップラインといった、アクティビティが豊富!
のんびりと過ごしたい時には、温泉や文化アトラクション、星空観賞ツアーなどもおすすめです。
日々の忙しさを忘れ、心身ともにリフレッシュできる環境が整っています。

ニュージーランドの物価:賢く、安心して暮らすために

ニュージーランドの物価は、他の英語圏よりは比較的安い傾向にありますが、日本よりは高いと感じるかもしれません。
ただし、物価の上昇にともない、国民の生活を守るため、ここ数年で最低賃金は引き上げられています。

  • 食費:ニュージーランドは食品の多くが輸入に頼っているなどの理由から食品の物価は高いことが多いです。 しかし農業が盛んな国なので、日本と比較すると野菜やフルーツの物価は安い印象です。
  • 家賃:年々上がり続けていますが、地域によっても異なるので、都市部から少し離れた地域を選ぶことで費用を抑えることが可能です。

高い賃金で効率的に働くことで、生活費を賄いながら貯金することも十分に可能です。
物価の高いものと安いものを賢く見極め、計画的に生活することで、滞在費を抑えることができます。

ニュージーランドの治安

ニュージーランドは『世界でもっとも安全な国ランキング』5位以内に入るほど治安がよいとされており、治安面でニュージーランドを留学先に選ぶ方も多いです。
ただし、日本と比較して「置き引き」や「スリ」といった犯罪発生率は高いので、手荷物や貴重品は肌身離さずに持ち歩くようにする等、現地で被害に遭ってしまわないように心がけましょう。

ワーキングホリデーでできること

治安が良く、他の英語圏に比べると物価も安く生活がしやすいニュージーランドは、ワーホリでも大変人気の国です。
ニュージーランドでのワーホリでは、最長6ヶ月学校に通って英語を学んだり、現地で仕事をしたり、各都市を旅行したり、目的に合わせて自由に1年間過ごすことができます。
自由であるからこそ、事前にしっかりとプランを立ててから渡航することがとても大切です。

ワーホリに行く人って学生が多いの?

「ワーホリは学生や若い人がするもの」というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
しかし、現地では「ギリホリ」と呼ばれる30歳前後の社会人経験者も多くいらっしゃいます。

ワーホリに行くのは、若ければ若いほどいいというものではありません。
日本で身につけた仕事のスキルや人生経験は、ニュージーランドでも「仕事」「生活」の面で大きなアドバンテージになります。

ニュージーランドワーホリビザ申請条件

ニュージーランドのワーキングホリデービザは、オンラインにて手続きが可能です。
オンラインでのビザ申請は比較的簡単に手続きができますが、思ったよりも時間がかかることもありますので、申請には時間に余裕を持って行いましょう。

申請年齢18歳〜30歳(申請時)
申請方法オンラインのみ
申請資格・子供を同伴しないこと
・心身ともに健康であること
・犯罪歴がないこと
・滞在費としてNZ$4,200以上の資金を所持していること
・往復航空券もしくは帰国の航空券を購入できる資金を所持していること
・過去にニュージーランドのワーホリビザを取得したことがないこと
・滞在期間+3ヵ月間の有効期限のあるパスポートを保持していること
定員数なし
申請時期通年
申請費用無料*(NZ現地から申請する場合は申請料NZ$455)
ビザ有効期間発給日から1年以内の入国が必要
滞在期間1年間(3ヶ月間延長可 / 条件アリ
就学期間最長6ヶ月
*INL(海外渡航者観光保護税)NZ$100が別途必要。
ニュージーランドのワーキングホリデービザを日本国籍保持者が申請する場合、保険加入はビザ申請上の必須条件ではありませんが、強く推奨されています。

語学学校には行くべき?

「すでに社会人だし、語学学校は必要かな?」と感じる方もいるでしょう。
しかし、語学学校は単に英語を学ぶ場ではありません。

Q1:社会人だけど、語学学校には行くべき?

おすすめします。
高い英語力をお持ちの場合は、すぐに仕事を始めることも可能ですが、現地での仕事探しには最低限の英語力は不可欠です。語学学校にメリットは以下のとおりです。

  • 実践的な英語力向上: 日常会話だけでなく、ビジネスシーンで通用する英語力や、履歴書作成・面接対策など、仕事に直結するスキルを習得できます。
  • 現地生活へのスムーズな移行: 学生寮や学校のホームステイを通じて、現地の文化や生活習慣に慣れることができます。クラスメイトや先生との交流は、情報収集の貴重な機会にもなります。
  • 人脈形成と情報収集: 世界各国から集まるクラスメイトや卒業生から、仕事やシェアハウス探しに関する現地情報を得ることができます。現地での生活基盤を築く上で非常に重要です。
  • 目標設定の明確化: 英語学習を通して、自身の目標がより明確になり、ワーホリ期間をより有意義に過ごす計画を立てやすくなります。

Q2:失敗しない学校選びのコツは?

学費だけで学校を選ぶのはあまりおすすめしません。
極端に安い学校は、教師の質、授業内容、設備などに問題がある可能性もあります。

  • NZQAカテゴリー1認定校: ニュージーランド政府機関NZQAから最高評価を受けている学校は、教育の質とサポート体制が非常に優れています。安心感と質の高さを求めるなら、この基準を優先しましょう。
  • 目的に合った規模と雰囲気: 大規模で国際色豊かな学校か、アットホームで落ち着いた雰囲気の学校か、ご自身の学習スタイルや性格に合わせて選びましょう。
  • キャリアサポートやアクティビティの有無: 学校によっては仕事探しのサポートや現地生活に早く馴染むことができるためのアクティビティを持っていることも!学校ではどのようなサポートが受けられるかも選ぶ基準にしましょう。

どのくらいの期間通うのがおすすめ?

ニュージーランドのワーキングホリデーでは、最長6ヶ月語学学校に通うことができます。
学校でしっかり英語力を身につけてから仕事を探したいという方は、仕事探しのサポートを行っている学校に通うのもおすすめです。
学校に通いたいけれど、できるだけ費用を抑えたいという方は、比較的授業料が安い地方の都市がおすすめです。

通学期間は、英語を学ぶ目的や目標によって人それぞれです。
以下の記事では、語学学校に通うべき目安期間の出し方について詳しくご案内をしています。
是非、参考にしてみてください。

気になるワーホリ中のお仕事事情

ニュージーランドで働くというと、農場でのフルーツピッキングやファームでの仕事を思い浮かべる方も多いかと思います。
確かにそのような仕事もたくさんありますが、販売業、旅行業、事務職をすることも可能です。
英語力に自信が無い方でも、日本食レストランやお土産屋さんといった、飲食業や販売業の仕事を得ることはさほど難しくありません。
また、ニュージーランドは観光大国として旅行業も盛んなので、ツアーガイドやホテルでの仕事をされる方も多いです。

英語力によってゲットできる仕事の例

初級レベル・調理助手
・客室清掃員
・ファームジョブ
・フルーツピッキング
中級レベル・バリスタ
・飲食店での接客
・販売員
・ツアーガイド
上級レベル・オフィスでの事務職
・ホテルフロント
※農場のようなシーズナルブルジョブを3ヶ月すると、3ヶ月間のビザ延長を申請することが可能です。

1ヶ月の給料目安

ニュージーランドの最低時給は23.50NZドル!(2025年4月現在)
ニュージーランドは毎年のように最低時給が引き上げられており、英語圏の中でも非常に高い金額です。
仮に1週間40時間働いた場合、1週間の収入は940NZドル(約84,600円)となり、1ヶ月の収入は3,760NZドル(約338,400円)となります。
*1NZドル=90円の場合

ニュージーランドワーホリでかかる費用

ニュージーランドのワーホリではどのくらい費用が必要なのか、費用の目安をご紹介いたします。

語学学校に3ヶ月間(12週間)通った場合

総額: 約110万円〜

内訳金額(目安)
授業料(3ヶ月間)約45万円
ホームステイ代金(3ヶ月間)約35万円
片道航空券代金約10万円
ビザ申請料無料
留学保険代金約18万円〜

語学学校に4ヶ月間(16週間)通った場合

総額: 約130万円〜

内訳金額(目安)
授業料(4ヶ月間)約60万円
ホームステイ代金(4ヶ月間)約45万円
片道航空券代金約10万円
ビザ申請料無料
留学保険代金約18万円〜

これらの費用はあくまで目安です。
現地で働くことで、これらの費用をカバーすることも可能です。

ニュージーランドでの滞在先について

ニュージーランドでの滞在方法は主に、ホームステイ・寮・シェアハウスがあります。
語学学校へ通学期間中はホームステイや学生寮に滞在し、その後はシェアハウスへ移る方が多いです。

シェアハウスの探し方

シェアハウスを見つけるには以下のような方法があります。

  • クラシファイドの募集広告
  • FacebookページなどのSNS
  • 語学学校の掲示板
  • 友人やホストファミリーからの紹介

都市別シェアハウスの家賃相場

都市オウンルーム(一人部屋)ルームシェア(二人部屋)
オークランド$170~250/週(※15,300~22,500円/週)$150~200/週(※13,500~18,000円/週)
ウェリントン$150~200/週(※13,500~18,000円/週)$130~180/週(※11,700~16,200円/週)
クライストチャーチ$150~200/週(※13,500~18,000円/週)$130~180/週(※11,700~16,200円/週)
クイーンズタウン$170~250/週(※15,300~22,500円/週)$150~200/週(※13,500~18,000円/週)
※NZ$1=90円で計算した場合

まとめ:後悔しないために、”今”最初の一歩を!

ニュージーランドワーホリビザは、18~30歳までに人生で一度しか取得することがでません。
「あのとき行っておけばよかった」という後悔がないように、まずはワーホリの1年間でどんなことがしたいのか、どのくらい英語力を身につけたいのか、どんな仕事がしたいのか、しっかり考えてみてください。

20代後半、社会人経験を積んだ方にとってのワーホリは、単なる海外旅行ではなく、自己成長、キャリアアップ、新しい自分を発見するためのターニングポイントとなります。
「今の時間」を、未来の自分への投資として最大限に活かしませんか?

  • もっと詳しくニュージーランドワーホリのことを聞きたい
  • 興味はあるけど、まだ行くかどうか決められない

オンラインZoomでの無料相談もご活用頂けますので、遠慮なくお問い合わせください。現地での生活、学校について、費用やビザ申請についてもご案内いたします。

ワーホリのご相談、お問い合わせについては以下の「お問い合わせフォーム」よりお気軽にお問い合わせください。

この記事の内容に興味をお持ちですか?留学のことなら何でもお気軽にお問合せ下さい。

PROFILEこの記事をかいた留学カウンセラー

海外へ挑戦する人をサポートする留学カウンセラーになりたいという目標が生まれ、オーストラリアでのワーキングホリデー経験を経て、その夢を実現しました。留学という大きなチャレンジをする皆様のお手伝いができること、日々嬉しく思っています。オーストラリア・ニュージーランドのことはお任せください!