TOEFL iBT®は、2005年9月にアメリカで開発された英語試験です。
アカデミックなテストとして、コミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に、大学レベルの英語を使用および理解する能力を測定します。
さらに、各スキルを組み合わせて、課題を遂行する能力を評価するなどどれだけ英語を「知っているか」ではなく、「使えるか」に焦点をあてられています。
大学留学や交換留学を目指す学生にとって、最もスタンダードな英語能力証明試験の一つです。
目次
TOEFL iBT®テストの実施場所や実施日は?
TOEFL iBT®テストは年間50回以上、認可された世界中のテストセンターで行われています。テストは何度でも受けることができますが、次回の受験まで 3日間あける必要があります。
すでに受験を申し込んでいる場合は、その受験日から 3日以内の日程で再受験を申し込むことはできません。登録料は各テスト実施日について、登録するごとに発生します。
またETSでは、自宅受験版のTOEFL®︎ iBTテスト「TOEFL iBT® Home Edition」を提供しています。
自宅受験を希望する場合は、試験申込する前に必ず、TOEFL iBT® Home Editionのスコアを採用している大学・機関をこちらよりご確認ください。からご確認ください。
自宅受験版のTOEFL iBT® は、通常の TOEFL iBT®テストと同じ内容、フォーマット、画面のテストをProctorU®の試験監督者によるオンライン監視の下、自分のパソコンを使用して自宅で受験することができます。週に4日24時間受験でき、最短で申込完了の翌日に受験することが可能です。受験にあたっては使用機器・受験環境の要件を満たす必要がありますので、必ず事前にこちらよりご確認ください。
TOEFL iBT®の特徴
- テストセンターまたは自宅にてコンピュータ上で受験
- インターネットから配信された問題を解答
- 全セクションでメモをとることが可能
- Integrated Task(同時に複数の技能を測定する問題)が出題
- 試験時間が2時間以内と、旧形式に比べ大幅に短縮(2023年7月のアップデート)
TOEFL iBT®テストについて
TOEFL iBT®テストは、インターネットを介して英語で実施されます。テストは4つのセクション(Reading、Listening、Speaking、Writing)で構成され、テスト全体の所要時間はチェックインを含め約2時間弱です。
2023年7月の新形式導入により、受験者の負担を軽減する世界で最も効率的な英語テストの一つとなりました。
参考:ETS®TOEFL®(ETS Japan合同会社)制作の” 5分で分かる!TOEFL ITPテスト ”ビデオをご覧ください。
4つのスキル全ての組み合わせ: Reading、Listening、Speaking、Writingテストでは、次のような英語でのコミュニケーションスキルを組み合わせた課題に答えるように指示されます。
TOEFL iBT®テスト構成
- 所要時間:約2時間
- セクション:Reading, Listening, Speaking, Writingの4セクション
- スコア:1-6
*総合スコアおよび各セクションのスコアを0.5ポイント刻みの「1-6」のスケールで評価することで、スコアの解釈をわかりやすくするもの。
| セクション | 問題形式 | 設問数 | 試験時間(目安) |
| Reading | ・Complete the Words (単語を完成させる) ・Read in Daily Life (日常生活に関する文章を読む) ・Read an Academic Passage (アカデミックな文章を読む) | 50問 | 30分 |
| Listening | ・Listen and Choose a Response (音声を聞いて応答を選ぶ) ・Listen to a Conversation (会話を聞く) ・Listen to an Announcement (アナウンスを聞く) ・Listen to an Academic Talk (アカデミックな講義を聞く) | 47問 | 29分 |
| Speaking | ・Build a Sentence (文を作る) ・Write an Email (メールを書く) ・Write for an Academic Discussion (アカデミックなディスカッションのために文章を書く) | 12問 | 23分 |
| Writing | ・Listen and Repeat (聞いて繰り返す) ・Take an Interview (インタビューを受ける) | 11問 | 大学の掲示板での議論に参加する形式 |
※ETS® TOEFL®(ETS Japan合同会社)より
【英語のネイティブスピーカーのアクセント】
TOEFL iBT®の ListeningとSpeaking セクションには、海外留学中に経験する多様な英語のアクセントの違いを理解することを目的として、北米英語のアクセント以外に、他の地域(英国、ニュージーランド、オーストラリアが含まれる)のネイティブ スピーカーによる英語のアクセントが追加されています。
試験申し込み(オンライン登録)
日本では、試験は月10回前後、年間100日以上、水曜日と土日を中心に実施されています。
試験の申込みは24 時間 365 日いつでも登録できます。
登録の際に使用する名前が、試験当日に持参する身分証明書に記載のものと同一であることをご確認ください。
試験日を登録する前に、1つ以上の身分証明書を入力する必要があります。身分証明書の要件を参照してください。
TOEFL公式Webサイトよりお申込みください。
TOEFL iBT®テストの受験料(日本の場合)
日本国内の受験では、2025年4月1日から1回あたりUS$245からUS$195に減額しました。
- 通常の申込(テスト日の7日前まで):US$195
- 通常の申込締切以降(テスト日の2日前まで):US$244
* 受験料は国によって異なります。
* 直前登録はテスト日の 2日前に締め切り、US$49の直前手数料が加算されます。
* 上記の料金は予告なく変更される場合があります。
TOEFL iBT®の試験日
こちらより日程を調べることができます。ただし、試験会場によって日程は変わることがありますので、試験を申し込みする際に日程をご確認ください。
試験当日(身分証明書について)
会場受験
以下の3つのパターンの身分証明書が有効です。最も推奨されるのはパスポートです。
本人確認書類は、原本かつ有効期限内で顔写真付きのものに限ります。電子媒体のものは無効です。
次のうちいずれか1点を受験日に試験会場にお持ちください。
- パスポート
- 運転免許書
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
自宅受験
原則、パスポート(有効期限内)が必要です。
※有効な身分証明書を持参しなかったり、身分証明書に記載の姓名が受験登録に使用した氏名と完全に一致しない場合、受験は認められず、受験費用も返金されません。
TOEFL iBT®スコア
2026年からメイン指標として導入されるのが、1.0〜6.0 の数値で評価するバンドスコアです。
- スコアの刻み: 0.5ポイント刻み(例:4.5、5.0、5.5など)で評価されます。
- 算出方法: 4つのセクションのバンドスコアの平均値を、最も近い0.5単位に四捨五入して算出します。
- 目的: 言語能力の国際指標である CEFRとの対応を直感的に分かりやすくするためです。例えば、「バンド5.0」はCEFRの「C1」レベルに相当します。
TOEFL iBT®テストとCEFRとの関連性について
ETSは、TOEFL iBT®テストとCEFRの関連性について調査研究の結果、下表のとおり発表しています。
| CEFR level | Reading | Listening | Speaking | Writing | Total |
| C2 | 6 | 6 | 6 | 6 | 6 |
| C1 | 5 – 5.5 | 5 – 5.5 | 5 – 5.5 | 5 – 5.5 | 5 – 5.5 |
| B2 | 4 – 4.5 | 4 – 4.5 | 4 – 4.5 | 4 – 4.5 | 4 – 4.5 |
| B1 | 3 – 3.5 | 3 – 3.5 | 3 – 3.5 | 3 – 3.5 | 3 – 3.5 |
| A2 | 2 – 2.5 | 2 – 2.5 | 2 – 2.5 | 2 – 2.5 | 2 – 2.5 |
| A1 | 1 – 1.5 | 1 – 1.5 | 1 – 1.5 | 1 – 1.5 | 1 – 1.5 |
TOEFL iBT®スコアレポート送付
TOEFL iBT®スコア(テスト結果)は、受験日から3日以内に返却され、2つの方法で確認できます。
- ETSアカウント(My TOEFL Home):ETSアカウントにログインし、メニューのMy Scores および My Testsで確認する。
- PDFでのダウンロード:ETSアカウントにログインし、メニューのMy Scores →当該テストのView scores →スコアレポートが見えているページのMy Best Socreの下部にある下記エリアにPDFダウンロードのボタンが表示されます。ETSアカウントでスコアが確認できてから、24時間~48時間前後でPDF版がダウンロードできるようになります。
アメリカやカナダ、イギリスなどの海外大学に出願する際は、ETSからスコアレポートを直送しなければなりません。
受験料には、受験前に選択したTOEFL iBT® Destinations(送付先機関)に無料で送付される公式 TOEFL iBT®スコアレポート 4 部が含まれています。
スコアレポートの送付先は、受験前日の午後 10 時 (受験するテストセンターの現地時間)まで、TOEFL iBT®オンライン登録/申込システムで追加/削除することができます。
この手続きが午後 10 時の締切り以降に行われた場合は、送付 1 件につき US$29の手数料がかかりますのでご注意ください。
志望する大学が決まれば、TOEFL iBT®を受験する際は、大学に送付するように登録しておきましょう。
最後に
初めてTOEFL iBT®を受けられた方は、「試験時間がこんなに長いとは思わなかった」、「試験時間が長く、集中力が途中で切れてしまった」「ReadingやWritingセクションは時間内にできなかった」という感想を聞きます。
時間配分は何度も受験しなければ慣れないと思いますが、事前にどんな試験なのかを知っておき、過去問を解くことも必要です。
TOEFL iBT®は語彙力が問われます。
できるだけ多くの英語の本を読み語彙力を身につけることをおすすめします。アフィニティでは英語の勉強法もアドバイスしていますので、お気軽にご相談ください。
参考・引用元:
- ETS Japan TOEFL iBT® 公式サイト(※情報は2026年5月時点のものです。最新の試験情報は必ず公式サイトをご確認ください。)













