オーストラリア留学・ワーキングホリデー実現に必要な基本情報のまとめページです。
留学が初めての方はもちろん、オーストラリア留学、ワーホリをご検討中の方、現在留学準備を進めている方にとって、予算からビザ情報、渡豪までの流れを含む、オーストラリア留学・ワーキングホリデーの全体像を把握することができる基本情報になります。
現在、オーストラリア政府はオーストラリア国籍者及び永住者とその近親者を除く全ての方々の入国を制限する措置をとっていますが、制限が解除された場合に備えて、オーストラリア留学の知識を深め、このページからオーストラリア留学準備をスタートしてみてください。
目次▶
- オーストラリア留学の特徴!メリット・デメリット
- オーストラリア留学/ワーキングホリデーにかかる費用の目安
- オーストラリア留学/サーキングホリデーに必要なビザまとめ
- オーストラリア留学で使える奨学金情報まとめ
- オーストラリア留学に必要な事前準備について
- オーストラリア・人気の都市について
- オーストラリア基本情報
- オーストラリア留学の種類
- よくある質問(Q&A)
- 体験談
- オーストラリア新着ブログ
- 国から留学先を探す
オーストラリア留学の特徴!メリット・デメリット
オーストラリア留学の特徴と魅力ポイント
“世界で一番幸せな国” とオーストラリア人自身が表現するほど、大自然、鉱物資源、食料に恵まれ、そこに住む人にも魅力のある国です。2024年現在、最低時給(外国人も含む)は、AUS$24.10(約2,410円)と好調で、継続的な経済発展が背景にあります。オーストラリアは世界最大の島国で大陸全体をひとつの国が統治する唯一の国です。治安も良く、オーストラリア人のおおらかで明るい性格も魅力です。さらに、エアーズロックやシドニーオペラハウス、グレートバリアリーフなど世界的に有名な観光地も多数あり、留学、仕事、観光など様々な目的を満喫できる国と言えるでしょう。
世界の大学ランキングでも、日本のトップ大学よりも上位に名を連ねるメルボルン大学、シドニー大学をはじめ世界水準の大学を抱え、総じて教育レベルが高いです。また、TAFEと呼ばれる職業訓練校・専門学校のコースには多様性があり、留学生にも広く門戸を開いています。オーストラリアの教育制度は、全土にわたり安全でフレンドリーなコミュニティを基盤とした世界最高レベルにあります。受入れ体制の整ったオーストラリアで最先端の学びを経験し、将来のキャリアにつなげていきましょう。
オーストラリア留学のメリット
- 治安が良い
- オーストラリアは世界の中でも治安が良い国と言えます。各国の平和の度合いを数値化した2021年版「世界平和度指数(GPI)」では第6位に位置しています。(日本は12位)
- 学生ビザでも就労ができる
- コース期間中2週間で40時間までの就労が認められています。アルバイトをしながら学校に通うことも可能です。
- 留学生の受入れ体制が整っている
- オーストラリアには留学生のための質の高い教育と留学生の保護を目的とした、ESOS法と呼ばれる教育サービス法があり、留学生も整った環境で安心して学ぶことが出来ます。
- 豊かな大自然
- 主要都市からたった数分の場所で、野生の美しさで有名なオーストラリアの自然の景観が楽しめる場所がたくさんあります。留学期間中は是非オーストラリアの自然の神秘体験をしてみるのもおすすめです。
- 温暖な気候で過ごしやすい
- オーストラリアの気候は地域によって大きく異なりますが、大半の地域は温暖で四季を楽しむことが出来ます。オーストラリアの季節は北半球とは反対の時期になるのも面白いですね。
- 多民族国家なので様々な文化体験ができる
- オーストラリアの先住民のアボリジナル文化だけでなく、オーストラリアは他民族国家です。様々な背景を持つ人々に出会ったり、文化体験が出来るのは魅力です。また様々な国から留学生を受け入れているため日本人が馴染みやすい環境と言えるでしょう。
- 時差が少ない
- オーストラリアは最大でも日本との時差は2時間以内。日本の家族や友人との連絡は比較的取りやすいと言えます。
- 高い教育水準
- オーストラリアの大学や教育機関は世界的に高い教育水準を保っています。留学生のためのESOS法が整備されているオーストラリアでは全ての語学学校の品質、教育カリキュラム、設備などをオーストラリア政府が管理・監督しています。
オーストラリア留学のデメリット
- 紫外線が強い
- オーストラリアの紫外線は非常に強いと言われています。十分な紫外線対策が必要です。
- 物価が高い
- 日本と比較すると、首都や都市部は物価が高い傾向にありますが、都市によっては比較的安く滞在できるところもありますので、予算に応じて都市を選ぶのも良いかも。
- 場所によっては日本人が多い
- 日本人に人気の都市ではワーホリや留学の日本人が多い傾向が。ただし、広大なオーストラリア滞在先によって大きく異なるので、自分の希望に合った場所を選ぶことが重要です。
- オーストラリア英語のアクセントが難しい
- 基本的にはイギリス英語を話しますが、オーストラリア独特の発音も存在します。いずれにしても世界各国の人が集まる国なので、様々なアクセントや特徴を持つ英語に慣れておくチャンスにもなるのも事実です!
- 国内に時差がある
- 広大なオーストラリアでは、国内で時差があります。
- 日本の季節と真逆
- 南半球に位置するオーストラリアでは、日本と季節が反対になります。留学時期や滞在都市の気候によって準備する服装もしっかりチェックしておきましょう。
オーストラリア留学/ワーキングホリデーにかかる費用の目安
前提として、留学にかかる費用は大きくわけて7つ
- 学校の授業料
- 滞在費
- ビザ申請料
- 航空券
- 留学保険費用
- 現地での生活費
- お小遣い
語学留学の費用目安(半年間 / 12ヶ月間)
平均的なのオーストラリアの語学学校の学費をご紹介いたします。
シドニー・メルボルンの場合:
期間 | 費用(学費 + ホームステイ) |
半年間 | 約160万円 |
12ヶ月年間 | 約300万円 |
地方都市の場合:
期間 | 費用(学費 + ホームステイ) |
半年間 | 約140万円 |
12ヶ月年間 | 約280万円 |
その他費用の目安:
- 往復の航空券代金:18万円〜(直行便)/ 8万円〜(経由便)
- 海外留学保険代金:8万円〜(半年間)/ 17万円〜(1年間)
- 現地でのお小遣い
- 昼食費(ホームステイ代金に朝・夕食費が含まれています。)
※TTSレート100円の場合の費用目安です。
短期語学留学の費用目安(1ヶ月間〜3ヶ月)
短期留学では、長期留学と異なり、主要都市での留学か、地方都市での留学かによって、大きな費用の違いはありません。短期留学では、航空券、留学保険、生活費、お小遣い込みの費用の目安をご紹介いたします。
期間 | 留学費用 |
1ヶ月間 | 約55万円 |
3ヶ月間 | 約100万円 |
※1AUD=100円で換算した場合
大学進学の費用目安
オーストラリアの多くの大学が3~6年間、大学院が1~2年間で卒業できます。選択する学部により期間が異なります。オーストラリアは数校以外は全て国立大学なので、各学校間での学費の差は少ないですが、理系やビジネス系は高くなる傾向があります。また大都市にある大学は授業料が高くなります。
教育機関の種類 | 年間授業料 |
大学・カレッジ | 20,000~40,000 AUドル |
大学院 | 18,000〜35,000 AUドル |
進学準備コース(ファウンデーションコース) | 9,000~17,000 AUドル |
ワーキングホリデーの費用目安
ワーキングホリデービザでオーストラリアに渡航する場合、語学学校に通うことは義務付けられていません。
そのため、ワーキングホリデーに必要な費用は一人ひとり異なります。
最低限必要な予算は、約100万円以上が一つの目安になります。
この約100万円に含まれる費用は、ビザ申請費、片道航空券、海外留学保険、初めの3ヶ月間の生活費が含まれます。
航空券代金の費用目安
フライト種類 | 航空券代金 |
直行便(往復/燃油諸税込) | 約18万円〜 |
経由便(往復/燃油諸税込) | 約8万円〜 |
日本↔オーストラリア間のフライトは直行便を運航している航空会社もあるため、はじめての留学や10代の学生にとっても負担を減らすことができます。
生活費の費用目安
オーストラリア留学でかかる生活費として、家賃、スマホ料金、食費、交通費の目安をご紹介します。
家賃:
エリア/滞在方法 | 家賃(週) |
シドニー、メルボルン/シェアハウス | 250~350 AUドル (約2万5千円〜3万5千円) |
シドニー、メルボルン/ホームステイ | 350~420 AUドル(約3万5千円~4万2千円) |
地方都市/シェアハウス | 180~250 AUドル( 約1万8千円〜2万5千円) |
地方都市/ホームステイ | 320~400 AUドル(約3万2千円~4万円) |
都市によっても、滞在方法によっても、家賃は大きく異なります。
スマホ料金:
携帯会社 | 使用料(月) |
Telstra | 30 AUドル〜(約3,000円〜) |
Optus | 30 AUドル〜(約3,000円〜) |
Vodafone | 30 AUドル〜(約3,000円〜) |
オーストラリアの各携帯会社には様々なプリペイドのプランがあるため、SIMカードを購入しご自分の携帯に設定することも可能です。携帯電話とSIMカードを現地で購入することもできます。日本を出発する前に、自分のスマホのSimロックを解除する事を忘れないようにご注意ください。短期留学の方は、出発前に日本でSimカードを購入されてから渡航する方法もおすすめです。
食費:
月の食費は、250〜1000 AUドル(約2万5千円~10万円前後)
日本で一人暮らしをした場合の1ヶ月の食費は、3〜4万円程度と言われています。オーストラリアでも、自炊をした場合の1ヶ月の食費は、同じく3万円前後に抑えることができます。スーパーで買える食品の値段は、日本に比べると安く手に入るものも多くあります。もちろん、きちんとしたレストランで外食をした場合には、その分食費は高くなります。外食を控え、自炊の場合は費用を抑えることが可能です。
交通費:
オーストラリアの交通費事情は各都市によってさまざまです。シドニーやメルボルンなどの都市部では、各都市毎に使用できる交通系ICカードの購入がおすすめです。利用できるバス、電車、トラム、フェリーなど交通手段が豊富です。
ざっくりと都市毎の1ヶ月間の交通費の目安をご参考下さい。
都市 | 1ヶ月の交通費(目安) |
シドニー | 110~180 AUドル(約1万千円~1万8千円) |
メルボルン | 120~190 AUドル(約1万2千円~1万9千円) |
ブリスベン | 140~200 AUドル(約1万4千円~2万円) |
パース | 100~140 AUドル(約1万円~1万4千円) |
オーストラリア留学/ワーキングホリデーに必要なビザまとめ
初めてでも安心!ビザとパスポートの違いとは?
留学やワーキングホリデー、旅行でも必要な『ビザ』と『パスポート』の違いをご紹介いたします。
パスポート:
パスポートは、世界で通用する身分証です。外務省からも、パスポート(旅券)は生命の次に大切なものと!と発表されています。
世界の殆どの国で、外国人の入国・滞在を許可する条件の一つとして、このパスポートの携帯が求められています。また、海外に出国、海外から帰国の際にもパスポートの携帯及び、呈示が義務付けられいるため、パスポートがなければ、日本を出国することすら出来ません。留学・ワーキングホリデーをすることが決まったら、まずはパスポートの申請から準備を始めましょう。
ビザ:
ビザは日本語で査証とも呼ばれています。ビザは、渡航国への入国許可証の役割をもっています。
渡航先の国にとって外国人である入国希望者を、自国に入国させて良いかどうか、問題がないかどうかを、事前に審査を行います。無事に審査をクリアした方だけにビザは発行されます。
目的別、オーストラリアのビザの種類
- オーストラリア留学に必要なビザ
- Electronic Travel Authority(電子渡航許可=ETA)
- 最長3ヵ月間
- 就学可能(就学内容に制限なし)
- 就労不可
- 発行日から12ヵ月間もしくはパスポートの有効期限(どちらか早い方)までは、何度でもオーストラリアに入国可能(滞在期間は1回の渡航につき3ヵ月以内)
- 学生ビザ
- オーストラリアの教育機関(語学学校、小・中・高校、専門学校、TAFE、大学など)へ3ヵ月以上就学
- コース期間により最長5年間
- 就学可能
- 就労可能(コース期間中2週間で40時間)
- 事前のビザ申請が必要
- 18才未満の場合は welfare arrangements が必要
- 延長不可(再申請が必要)
- Electronic Travel Authority(電子渡航許可=ETA)
- オーストラリアで働くために必要なビザ
- Working Holiday visa
- 最長12ヵ月
- 就学可能(17週間)
- 就労可能(1雇用主のもとでの就労最大6ヵ月)
- 事前のビザ申請が必要
- 申請時に18歳以上であり、31歳になっていないこと
- 状況に応じて健康診断が必要
- 延長可(セカンドワーキングホリデー、サードワーキングホリデーを取得した場合最長36ヵ月滞在可)
- Working Holiday visa
ビザ申請方法と渡航までの流れ
オーストラリアへ入国する場合には、事前にETA登録もしくはビザ申請が必要となります。
ビザの種類によって、ビザ申請時に提出が必要な書類や手続きは異なります。
学生ビザでオーストラリアに入国する場合には、まずは留学先の学校の入学許可が必要です。
学生ビザ:
- 希望する学校への入学申請
- 学校への学費の支払い
- 学校よりCOE(Confirmation of Enrolment)の入手
- オンラインビザ申請に必要な書類を集める(OSHC(留学生健康保険)GS(Genuine Student))
- オンラインにてビザ申請
- ビザ取得(申請後、約75%の方が3ヵ月~7ヵ月で取得しています)
- オーストラリアに渡航
ワーキングホリデービザ:
- オンライン申請・ビザ申請に必要な書類を集める(資金証明書等)
- オンラインにてビザ申請
- ビザ取得(申請後、約75%の方が4カ月以内に取得しています)
- オーストラリアに渡航
ワーキングホリデービザ申請はビザ発給日ともにオーストラリア国外にいることが条件となります。
(※ビザに関しては、随時最新情報をご確認ください。)
オーストラリア留学で使える奨学金情報まとめ
奨学金(給付型)
奨学金の応募条件は、各奨学金によって異なります。募集要項、選考方法、応募期間をご確認ください。
また、各都道府県の自治体や教育委員会等によって、在住者及び、都道府県内の学校に通われる学生を対象とした、奨学金・助成金制度を設けている場合がございます。お住まいの地自体や、教育委員会のHP等をご確認ください。
- 日本学生支援機構/JASSO
- IELTS奨学金
- トビタテ留学Japan
- 三菱商事高校生海外留学奨学金
- 公益財団法人柳井正財団
- 「埼玉発世界行き」奨学金
- 広島県教育委員会高校生海外留学助成事業
- 福井県きぼう応援海外留学奨学金
- 富山市海外留学奨励事業補助金
- デスティネーション・オーストラリア Destination Australia Program
教育ローン(貸与型)
貸与型の奨学金をご検討される場合、教育ローン(留学ローン)を利用される方もいらっしゃいます。
オーストラリア留学に必要な事前準備について
海外留学保険:
オーストラリアで医療を受けるには、まず、GP(General Practitioner/総合診療医)の受診が必要です。風邪や腹痛、外傷、妊娠等々すべてGP受診から医療が始まります。GPが入院や手術、専門性の高い治療が必要と判断すると、病院(一部開業の専門医もいます)に紹介され、専門的な医療を受けることができます。オーストラリアの医療費は高額で救急車も日本のように無料ではなく有料です。そのため、留学、ワーキングホリデーをする場合は必ず保険に加入することをおすすめいたします。
一般的な海外留学保険では、24時間体制で日本語のオペレーターがトラブル時の相談、サポートを行ってくれます。提携病院ではキャッシュレス、無料で診察・治療を受けることが可能です。個人賠償責任や携行品、生活用動産等が補償される保険に加入することをお勧めいたします。
あると便利!オーストラリア留学/ワーキングホリデーの持ち物リスト:
- 常備薬(頭痛薬・胃薬など使い慣れたものをご準備ください。)
- 洗濯用ネット(洗濯機の仕様が日本と異なり、衣服が痛みやすいです。)
- 洗濯バサミ(あると何かと便利。)
- 旅行用洗剤(もちろんオーストラリアで購入可能ですが、渡航後1-2週間用に。)
- スリッパ(自室だけでもスリッパが落ち着く、と言う声をよく聞きます。)
- 折りたたみ傘
- ドライヤー(日本・海外兼用のドライヤーがあると便利)
- Oタイプのコンセントプラグ(オーストラリアの電圧は220-240V)
- 国際キャッシュカード(オーストラリアのATMで使えるカードを準備してください。)
- SIMカード(渡航後当面の間の通信用に、事前購入がおすすめ。)
- 紫外線対策グッズ(日焼止め・サングラス・帽子など。オーストラリアは紫外線量が多いので紫外線対策は必須)
- 水着(オーストラリアは温暖な気候の地域が多いため、夏以外でもビーチやプールは賑わいます。)
基本的な持ち物は、一ヶ月間の国内旅行をすると思って準備を行っていただければ大丈夫です。
オーストラリア留学/ワーキングホリデーで人気の都市
シドニー
シドニーはニューサウスウェールズ州にあるオーストラリア最大の都市で、シドニー湾にかこまれた美しい水辺の街です。自然が豊かで温暖な気候のため過ごしやすく、電車やバスなどの交通も発達しており、通学にも困ることはありません。語学学校もオーストラリア国内では最多数となるため、様々なプログラムの中から自分に合ったコースを選択できるのも魅力です。オペラハウスやハーバーブリッジ、また都市周辺にはブルーマウンテンなど有名な観光名所も点在し、大都市でありながら自然に恵まれた場所です。
シドニーが位置するニューサウスウェールズ州は人口・経済規模共にオーストラリア最大の州です。オーストラリアのビジネスの中心地であるため、ワーキングホリデー等で仕事を探す際の選択肢も多いと言えます。
メルボルン
オーストラリア大陸の南東部にあり、日本からは直行便で約10時間に位置するメルボルンでは、全豪オープンテニスやF1オーストラリアグランプリなどが開催されるインターナショナルな都市で、カフェの街としても知られています。古き良きヨーロッパ風の街並みと最先端のモダンな街並みが共存し、ガーデンシティと言われるほど緑の多いとても美しい街です。都市中心部にはイタリア街、ギリシャ街、中華街やベトナム人街など様々なコミュニティーがあり、バラエティ豊かな多文化都市です。
語学学校の数は約50校、私立の専門学校は250校を超えます。TAFE(テイフ)と呼ばれる州立カレッジは12校、大学の数も10校となり、編入やパスウェイなど留学スタイルの選択肢も豊富です。
ブリスベン
オーストラリア第3の都市と言われているブリスベンは、街を流れるブリスベン川を中心に発展したビジネス都市で観光客が少ない落ち着いた街です。ブリスベン川を走るシティキャット(水上タクシー)は市民の足となっており、バスやフェリー、電車などの交通機関も発達しています。亜熱帯気候のため年間を通して温かいのも特徴です。観光地として人気のゴールドコーストやサンシャインコーストには車で約1時間で行けるため、週末は有名なリゾート地でリラックスすることも可能です。
観光地で知られるケアンズやゴールドコーストと異なり、シドニーやメルボルンほど多くはありませんが、ブリスベンには多くの大学・専門学校・TAFE・語学学校が揃っています。教育機関には付属の語学学校が設置されているところも多く、世界各国から留学生が集まるため、留学生の受け入れ体制も整っています。
ブリスベンは、2032年夏季五輪・パラリンピックの開催地に正式決定しています!
パース
パースはオーストラリア第4の都市で、西オーストラリア州最大の都市です。インド洋に面する白い砂浜や穏やかな地中海性気候、年間約70%が晴天というオーストラリアで最も高い晴天率も魅力です。アウトドアの無料イベントも多く開催されています。青空と穏やかな気候は、留学中も気持ちを前向きにしてくれる力がありそうです。パースは鉄鉱石などの天然資源が豊富で日本とは貿易パートナーとして長年有効な関係を築いている都市でもあります。世界中から留学生がバランスよく集まっており、日本人留学生の数は少ないのも特徴です。またオーストラリアの主要な都市の中では生活費が最も安いため、留学費用を押さえたい方にもおすすめです。
オーストラリアの基本情報
- 国名
- オーストラリア
- 正式国名
- Commonwealth of Australia(オーストラリア連邦)
- 面積
- 769万2,024平方キロメートル(日本の約20倍、アラスカを除く米とほぼ同じ)
- 人口
- 約2,565万人(2020年3月。出典:豪州統計局)
- 首都
- キャンベラ(Australian Capital Territory、人口約43万人[2020年3月。出典:豪州統計局]
- 宗教
- キリスト教52%、無宗教30%(出典:2016年国勢調査)
- 時差
- 東部:+1時間、中央部:+30分、西部:-1時間
- 広大なオーストラリアの時間は、国内で3つの時間帯(東部、中央部、西部)に分かれていて、州によってはサマータイムを実施しています。
- 言語
- 英語
- 電圧
- 220-240V
- 通貨
- オーストラリアドル(AUD)
- 飛行時間
- 直行便でケアンズまで約7時間、ブリスベンおよびゴールドコーストまで約8.5時間、シドニーまで約9.5時間。メルボルンまで約10.5時間。
- チップ
- オーストラリアでは基本的にチップを支払う必要はありません。高級ホテルやレストランなど、特別なサービスを受け、感謝を表したいときに渡すのが一般的です。
- 年齢制限
- バーやショップでアルコールを購入する場合、18歳以上である必要があります。身分証明書の提示を求められる場合があります。
- 電話の掛け方
- 日本からオーストラリア: +61(0)20 3137 4460
- オーストラリアから日本: + 81(0)3 6455 0274
- オーストラリアの日本大使館・緊急連絡先
- 大使館の代表電話 ( 02 6273 3244 )
オーストラリアでできる留学の種類は?
- 大学・大学院留学
- 専門留学
- 語学留学
- ワーキングホリデー
- お稽古留学
- ボーディング・スクール
- ホームステイ
- インターンシップ
オーストラリア留学/ワーキングホリデー、よくある質問(FAQ)
- オーストラリアの国民性は?
- 一般的にオーストラリア人はおおらかでフレンドリーだと言われます。平等精神を持ち、弱い立場の人に優しい傾向があり、滞在中はきっとその優しさと明るさに助けられることがあるかもしれません。また、日本独特の空気を読むということは期待せず、自分の意見ははっきりと伝えることが大切です。
- どんなことが学べるの?
- 滞在する都市や学校にもよりますが、オーストラリアの語学学校では英語プラスαとして、バリスタプログラムや英語教師養成プログラム、ヨガやサーフィンのインストラクター資格取得プログラムなどがあります。大学ではオーストラリアならではの環境学や、アジア地区に特化したビジネス系専攻科目に人気があります。医療・福祉系の専攻でも留学生を広く受け入れており、看護学や理学療法学などが学べます。
- オーストラリアの留学生サポートってどんなもの?
- オーストラリアには留学生のための質の高い教育と留学生の保護を目的とした、ESOS法と呼ばれる教育サービス法があり、留学生も整った環境で安心して学ぶことが出来ます。
- オーストラリアの治安はいいですか?
- アメリカやヨーロッパと比べると、比較的犯罪が少なく安全な国として知られていますが、置き引きやスリ、車上荒らしなどの軽犯罪は起きていることも事実です。都市によっては、夜間は治安が悪くなる場所もありますので、そういった場所を把握しておくことも大事です。夜遅くに一人で出歩かない、昼間でも人通りの少ない場所へは1人で行かないなど注意は必要です。
- どんなアルバイト、仕事ができますか?
- 例えば、日本食レストラン、お土産屋さん、飲食店、旅行会社などの日本人のお客さんが多い業種やお店は日本人を採用しているところも多いため、比較的仕事が見つけやすくなります。高い英語力が求められない反面、日本語を使うため英語力が上がりにくいと言った声もあります。英語力が高ければ、その分仕事の幅も広がりますので、最低限の事前の英語の準備はしておいた方が有利でしょう。
- オーストラリアで銀行口座は開けますか?
- オーストラリアの主な銀行はANZ・Commonwealth・National Australia・Westpacの4つです。ご自分の滞在する場所で便利に利用できる銀行を選ぶと良いでしょう。銀行の窓口で口座開設が可能です。
- オーストラリアで友達はできますか?
- もちろんです。まずは学校のクラスメートと友達になってください。学校のアクティビティにも積極的に参加することで、世界中の友達ができますよ。みな、1人で留学にくる生徒が殆どですので、直ぐに仲良くなれます。また、ラグビーが趣味、ファッションが好き、音楽が好き、ダンスが好きと言った趣味を活かして現地のコミュニティに入り、オーストラリア人のお友達を作る方もいらっしゃいますよ。
- 英語が話せません。初めてのオーストラリアの大学進学、語学留学、ワーキングホリデーに参加できますか?
- もちろん大丈夫です。初めは誰も英語が話せません。語学留学から始めてください。語学学校では、一人ひとりの英語レベルにあわせてクラス分けがされます。英語が苦手な方でも、授業を楽しみながら安心して英語の勉強ができますよ。