【体験談】トビタテ!留学JAPAN アメリカ留学! 留学で最も必要な『柔軟性』とは?

佼成学園女子中学高等学校3年生の深海珠花さんに体験談を伺いました!アメリカの若者の自己肯定感が先進国の中で圧倒的に高いことと、心理学の研究の最先端であることから渡航先にアメリカを選択し、トビタテの探究活動を行いました。予定していた探究活動ができたのでしょうか?どのようなことを感じ学ばれたのか、これからトビタテの応募や留学を検討されている皆さんに是非読んでいただきたい体験談です!

■留学先について

国:アメリカ合衆国
都市:カリフォルニア州マーセッド
出発日:2023年7月16日
留学期間:3週間
留学カテゴリ:語学学校

■なぜこの留学先を選びましたか?

アメリカの若者の自己肯定感が先進国の中で圧倒的に高いことと、心理学の研究の最先端であることから。また、アフィニティ様の紹介によりマーセッドを選びました。

■留学してみて新たに発見した習慣や文化はありますか?

今回の留学を通して、自分の軸を持つことの大切さにきづきました。 特にアメリカ合衆国は多様性のある国であると同時に、個人主義の国でもあります。そのため、留学に行った時に「自分とは誰か」、「自分は何をしたいのか」をしっかり主張することが大事にされている事に気づきました。

また、留学中は自分が外国人という立場になります。そのため、日本人としてのアイデンティティを大切にすることの重要性に気づきました。 留学中は日本文化が会話のきっかけになったり、私自身も自国の文化の素晴らしさを再確認するきっかけになりました。

⇒留学中、日本人でよかったと思うことがたくさんあった!と話してくれました。どこから来たのか聞かれ、日本人と答えるととても興味をもってもらえたそうです。折り紙・日本食・アニメ・映画などなど、日本文化は海外でも評価されており、それは様々な分野で活躍している日本人がいてくれるからこそだと、感謝の気持ちと同時に、日本人であることを誇らしく思えたそうです。『翔平の国!』と言われたことも、日本人の活躍が自分のことのように嬉しく感じたと教えてくれました!海外から見た日本を肌で感じられることも留学の醍醐味ですね。

■学校/コースについて

学校名 :Merced College
コース名 :Merced College English Language Institute (MCELI)

学校の評価

クラスの雰囲気:やや満足
教師の質:満足
コース内容:やや満足
学校の設備:満足
周りの環境:満足
スタッフの対応:満足
総評:満足
1クラスあたりの生徒数:16人以上
1クラスの日本人の割合:16人中14人

印象に残った授業内容/学習方法

ボードゲームや、カードゲームなどの様々なアクティビティーを通して英語を学べたことが楽しかったです。参加型の授業が多かったことから3週間という短い期間でも、クラスに馴染むことが出来ました。

■滞在先(ホームステイ)について

通学方法:徒歩
通学時間:6分〜10分

周りの環境:満足
設備:満足
通学路:満足
ファミリーの対応:満足
総評:満足

滞在先/ホストファミリーとの思い出

とても暖かく、優しいホストファミリーで3週間という短い期間でも沢山の思い出を作れました。
1番印象的な思い出は、私が作った日本食をとても喜んで食べてくれたことです!
日本から日本米、照り焼きチキンのタレ、顎だしを持参し、本格的な日本の家庭の味を再現しました。
作った料理の献立は以下です。
・照り焼きチキン
・豆腐の味噌汁
・人参のしりしり
・お米
人参のしりしりが予想以上に好評で「しりしり」という発音が面白いと何度もリピートしてくれました。自国の文化、そして自分が作った料理を喜んでくださっ事がとても嬉しかったです!

大好きなホストと記念に一枚!
アメリカで和食の良さを伝える!

⇒日本が大好きで、これまでも日本の留学生を受け入れたご経験のあるホストファミリーで、家には炊飯器やお味噌があったそうですが、人参のしりしりはこれまで食べたことない!と大好評だったそうです。同じ家にステイしていた日本人留学生から、食べたいとのリクエストに応えてのチョイスだったとのこと。

■留学前に不安に思っていたことは?

初めての1人で行く海外だったので、留学中の体調面や困った時に相談できる人がいるかが心配でした。 そのため留学前から生活リズムを整え万全な状態で臨めるようにしました!

⇒不安よりも楽しみが勝っていたので大きな不安というよりは、小さな不安がいくつかあったとのこと。その都度『なんとかなる、大丈夫!』と自分に言葉を与え、目の前のことを一つずつこなすことに集中したと教えてくれました。

■留学して身についた力を教えてください

今回の留学で1番得たものは「柔軟性」だと思います。留学中、入念に立てていた計画を実現できないことがほとんどでした。実際にその環境に行かないと分からないことがあったからです。しかし、それと同時に行ったからこそ分かることもあり、自らの力でコンタクトをとって最終的には留学が充実したものになりました。この状況に応じて柔軟に対応していく力を得たことは、今後海外で多様な視点から学びを吸収したい身として、とても大切な学びでした。

⇒留学を経験する前は、出来なければあきらめる、0か100、白か黒のマインドで行動しがちだったと教えてくれました。海外では出来ないこと、うまくいかないことの方が多いことを経験し、あきらめてしまうと何もできないことに気づいたそうです。一旦休憩してまた頑張る。すぐ諦め、心が折れるのではなく、しなやかに柔軟に、今できることを自分で探しながら動けるようになったと、ご自身の成長を感じていらっしゃいました。本当に素晴らしいですね!

■留学中の一番の思い出

ステイ先には、私以外にもう1人留学生の方がいました。その子と、Amazonプライムにある「The summer I turned pretty 」というアメリカのドラマを毎晩デザートを食べながら一緒に見ることが1日の楽しみ(ルーティーン)で、いちばんの思い出です!

■学校以外や週末の過ごし方

平日は、放課後地域のボランティアに参加したり、インタビューなどの探究活動を行いました。
週末は、サンフランシスコ、サンノゼなど遠方に観光に行きました!

憧れのスタンフォード大学!

⇒トビタテの活動として、ボランティア活動を計画しておられ、放課後に毎日2時間ほど2つのボランティア活動を行ったそうです。一つ目は、地域の子供のレクレーションセンターでのボランティア。その中で、30人ほどの子供たちに折り紙を教える機会をいただいたそうです。日本人には簡単な折鶴も子供達には難易度が高かったそうですが、完成した時はみんな喜んでくれたとのこと!二つ目は子供向けのサマーキャンプをやっている団体のお手伝いです。サイエンスキャンプのようなもので、お酢とベーキングパウダーを混ぜて火山の再現をしたり卵を割らないためのプロテクターを作るなど、面白いテーマでのキャンプだったようです。小学校1年生くらいの子供たちも地球温暖化などの単語を知っていて、小さい頃から社会への問題意識を持っていることも知ることができたそうです。

■1ヶ月の生活費はどのくらいでしたか?(食費/交通費/通信費/交際費・・・)

ホストの方がとても優しく、週末出かけたり、お土産を買う以外にはほとんど生活費がかかりませんでした。

■あなたの留学にタイトルをつけるなら

『自分自身がステップアップできた時間』

■留学生へのアドバイス/どんな留学を勧めますか?

留学は新しい自分を見つけ、自分をバージョンアップさせる大きなチャンスだと思います。 いつもとは違う地での生活では大変なこともあると思いますが、それ以上に新しい地には新しい発見や驚きが身の回りにたくさん転がっています。壁を一つずつ自分の力で乗り越え、今まで触れることのなかった多様な価値観を吸収することができたら、必ず成長した自分に出会えると思います!
「自分って何ができるんだろう?」、「何が強みなんだろう?」
このように、自分自身と向き合おうとしている人こそ、一歩踏み出して挑戦してみてください!

■アフィニティへひとこと

サポート満足度:満足

今回アフィニティ様にはトビタテの書類、面接の準備、そして留学前から留学後まで、約半年に渡って手厚いサポートして頂きました。
応募書類を準備する過程では、自分の興味関心や将来の夢の言語化にとても苦しみましたが、アフィニティのスタッフの方が面談の中で真摯に話を聞いてくださり文字に起こすことができました。 トビタテ応募以外にも、自分を見つめ直すきっかけになりとても感謝しています。

■担当カウンセラーからのひとこと

珠花さんは、心理学の研究が進んでいて、先進国の中で特に自己肯定感が高いと言われるアメリカで、どのような取り組みをしたらメンタル面での健康を守れるのかをテーマに探究活動を計画されました。マーセッドカレッジの学生や先生方へのインタビューを計画していましたが、夏休みの時期であったため想像以上に学生がおらず、急遽インターネットで探した西海岸在住の日本人セラピストにインタビューを申込み、Zoomでお話を聞かれたそうです。切り替えと行動力、まさに珠花さんの柔軟性が発揮された行動です。その結果、手段は異なったものの、テーマに沿った答え、新たな発見、将来に繋がる目標を十分に得ていらっしゃいました。

柔軟性を得て、そしてそれが珠花さんの大きな強味になり、今後も自分の強味にしたいと話してくれました。今回の留学で大きな自信を得られたのではないでしょうか。それも珠花さんの頑張りと努力があってこそです。また、周りの方々、我々スタッフに対しても常に感謝の気持ちで接しておられる珠花さんの人柄も、留学を成功させた要因だと感じています。将来海外で活動したい夢がある珠花さんにとって、今回の留学はまだ通過点の一つですが、今後のご活躍を心から願っています!!

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PROFILEこの記事をかいた留学カウンセラー

オーストラリアの小中高校で日本語教師のアシスタントとして勤務。オーストラリアでの指導経験は、海外の外国語教育の現場を知るとても良い経験になりました。帰国後は旅行会社にて約10年間、海外への修学旅行・グループ旅行の手配業務や個人旅行手配に関わったのち、ニュージーランド専門の留学会社では、6年間に約500名の留学生をニュージーランドに送り出しました。現在は、学校、塾などの法人担当もしながら株式会社アフィニティにて留学アドバイザーを行う他、文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」の申請サポート業務も担当しています。